キタヤマ:「ヒロポン、頼むからずっといてくれよ。」
ワガッチ:「そうッスよ。いてくれなきゃ困るよ。」
キタヤマ:「本当はウソだよねッ。いなくなっちゃうなんて。」
ワガッチ:「そんな事言っても、いてくれますよね?男だけだとさぁ、細やかさがなくて。。」
キタヤマ:「そうそう、この前なんか、来週から監査の方が来るっていうのに、誰も会議室押さえてねーんだぜ。こいつら、ほんとによぉー。」
ワガッチ:「マジお願いしますよ!!」
ヒロポン:「キタヤマさんッ。」
キタヤマ:「ん、何?いてくれる気になった?」
ヒロポン:「キタヤマさん、お客様返金チェックしていただけました?郵便局18時までなんですもの。さっきから、ずーーーっと待っているのにぃ。もー、プンプン!」
キタヤマ:「あ・・はい・・なるほど。すぐ見ます。」
ヒロポン:「フフッ。じゃあ、あと10分ね。よろしくお願いしまーす」
キタヤマ:「了解です・・」
あれ?き、聞いてない??・・・のかなぁ?
ヒロポン-。
不必要な情報を五感から排除してしまう特殊能力を持つ、ちょっとおちゃめな女の子。3月末、派遣会社に回収される予定。