ちょっと前まで旅なんかまるっきり興味のなかったキタヤマでありますが、最近は、旅チャンネルの「秘境駅」にハマっています。


地デジへ移行するついでにCS放送に加入してしまったことがきっかけです。


「秘境駅」と言いますのは、簡単に言えば、秘境の地にある駅のことです。

あ、でも、ただの田舎駅のことではありません。


「秘境駅」に明確な定義はないようなのですが、ここ半年近く毎夜毎夜、番組を鑑賞しているキタヤマに定義させていただきますと、


「こんなところで降されてしまったら呆然と立ち尽くすしかないほどの山奥で、周囲に人家はなく、一日の乗降客はほぼ皆無、停車する列車の本数も1日数本程度で、当然、利用価値が希薄と思われるのに、どういうわけか駅として存在し続けている、その存在自体が不思議な駅のこと」になります。


番組を見ていても「いやぁ、降ろされたくねーな、こんなとこで。どうすんだよ、降ろされちまったら。何もねぇし。次の列車、当分来ねぇし。」と思わず感想をもらしてしまうほどの駅が多いです。


たとえば、北海道の大平原にぽつんとある駅では、降りてみると「熊注意」の看板が。
ところが、大平原だけに、隠れられるような場所がほとんどないんです。


なので、降りたら最後、熊がいつ現れるか、ずっと気になって気になって仕方がないと思われます。


「いやぁ、これが秘境駅というものかぁ。」なんて感慨に浸っている場合ではありません。


思わず、

「出会ったら素手で戦うしかないな。でも、素手で熊に勝ったヤツって、この世に存在するのかな?そういえば、以前、ともえ投げで熊を谷底に落としたヤツがいたな。むかし、新聞に載ってたわ。ん?いや待て、待て。大平原には谷底はない。平原で熊に勝ったヤツはいるのか?そういや、熊殺しのウィリー・ウィリアムスは、確か平地で熊と戦っていたはずだ。あ、いや、でもあれ、映画の中の話だったような・・。」

と頭の中で想像したりしました。


※ウィリー・ウィリアムスは、梶原一騎が極真空手を題材に製作した映画『地上最強のカラテPART2』で巨大なグリズリーとの闘いを披露

した。ちなみに、このブログのタイトル「地上最強日陰経理部」の「地上最強」は、この映画のタイトルの一部をパクったものである。


と、言葉で説明するよりも百聞は一見にしかず、ということで、ここで秘境駅のひとつをご紹介したいと思います。


下の写真は、大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅です。


地上最強日陰経理部
↑奥大井湖上駅


湖の真ん中あたりに半島状の小山があってその上に駅があります。

駅および鉄橋の湖底からの高さは70Mあるそうです。かなり衝撃的な場所にある駅です。


この駅が番組で紹介されたときは、しとしと雨が降っている日でしたから、そのせいもあってか、「こんなところで絶対降ろされたくない感」がひとしおでした。


どう見ても、周囲に民家があるようには思えませんが、毎日それなりの本数の列車が停車しているみたいです。
いったいどんな方が利用しているのでしょうか。興味がわきます。


「秘境駅」の成り立ちは、昔は集落があったけど、何らかの事情で消滅してしまい、利用者がぜんぜんいなくなってしまった、でも、奇跡的に駅だけは存続している、というケースが多いと思われます。(あいまいですみません。そんなに研究しているわけではないので。)


たとえば。かつて炭鉱の町として栄えていたけれど、石炭から石油の時代に移って、人々がみな去って行き、集落が消滅してしまったとかですね。 


ところで、この「秘境駅」の番組ですが、ただの秘境駅の紹介番組だと思って見ていたのですが、ちょっと違ってました。


番組の最後で「秘境駅訪問家」の肩書きを持つ牛山隆信という男が、紹介した秘境駅の評価をし始めるところです。なぜか牛山さんの自宅と思われる部屋で、それもカーテンを背景にして評価します。


最初に見たときは、どうでもいい評価を大まじめに行うものですから、失礼ながら大笑いしてしまいました。


「えー、まず○○駅の秘境度ですが、周囲に人家がないということで5ポイント、雰囲気は、傾斜が急な断崖にあるということで5ポイント・・・・トータルしますと17点で、総合評価は7位ということになっています。」
てな具合です。


毎回、牛山さんが秘境駅について①秘境度②雰囲気③列車到達難易度④車到達難易度の4項目で検討し、それぞれ5段階で評価を行っています。


ちなみに4項目の説明は下記のとおりです。(牛山さんのサイトから)


①秘境度とは… 周囲が断崖絶壁、深い山林、荒涼とした原野にあり、人家が無い(少ない)場合に高いポイントを得ます。
②雰囲気は… 駅舎や待合室、周囲の建造物などに古い歴史を感じさせる場合に高いポイントを得ます。
③列車到達難易度は… 列車本数が少なく、普通列車でも停車が少ない場合に高いポイントを得ます。
④車到達難易度は… 駅までの道が無い場合が最も高く、次いで歩道のみ、未舗装の林道など、クルマやオートバイでの訪問が困難な場合に高いポイントを得ます。


総合評価として、上記の4つの項目における合計点によって、ポイントの高いものが「秘境駅」のランキングの上位に進む仕組みになってます。


まったく構わないのですが、評価方法を決めたのも、評価するのも牛山さんですから、完全に牛山さん次第でランキングが決まって行きます。紹介する秘境駅の順番も規則性はなく、ランダムに紹介されます。


そんなわけで牛山さんのやりたい放題感は否めないのですが、この「秘境駅訪問家」は、ただ秘境駅を訪問するだけではなく、駅泊※する筋金入りの訪問家で、番組を通じて「秘境駅」への愛がひしひしと感じられ、いつしか「牛山さんがそう言うんだからいいの。この評価で。」と納得感すら覚えてしまいます。


※駅(待合所とか)に泊まること


なお、番組冒頭のナレーションで「もしかするとあなたが訪れるその日が最後の姿になるかも知れません。」と言ってるだけあって本当に廃線になってしまうこともあります。


高千穂線(たかちほせん)は、かつて宮崎県延岡市の延岡駅から宮崎県西臼杵郡高千穂町の高千穂駅を結んでいた高千穂鉄道の鉄道路線でした。しかし、2005年9月の台風14号による被害で運行休止となり、2008年12月28日に全線が廃止されました。


なんだか訪れてみたいですね、秘境駅。あ、でも、降りたくはないな。


(ご参考)

↓牛山さんのサイト。自らをうっしーと呼んでいる。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/

ちょっと前からクリオネという変な生き物を飼い始めました。


容姿はこんな感じです。


地上最強日陰経理部

↑「クリオネ」


ご存じない方もたくさんいらっしゃると思いますので、ちょこっと説明させていただきます。


クリオネは、北極圏、南極圏の寒い海をひらひら泳いでいて、その姿が羽根を広げた天使のようなので「流氷の天使」とか「流氷の妖精」などと呼ばれています。


体長は約1~3cmほどで、大群で生息しているため、さけ・ますの魚類、くじら、アザラシなどの餌になっていたりします。


クリオネという名前の由来は「ナメクジの形をした海の女神」という意味だそうです。(純度100%の受け売り。)


クリオネは、上の写真のようなサイケデリックな感じの色彩で紹介されることが多いですが、これはクリオネが美しくみえるようブルーライトの蛍光灯の光を当てているからで、本当のところはとても地味です。いえ、地味というより、体長が数センチで、ほとんど透明なので、ぜんぜん目立たない(見えない)と言った方が正しいかも知れません。


そのクリオネが近所のペットショップで1匹2千円で売られてました。


よく居酒屋なんかで飲み物が冷やされているガラス張りの冷蔵庫の中に海水で満たされたガラス瓶(ジャムが入っている瓶くらいの大きさ)が5~6個置いてあり、それぞれクリオネが1匹ずつ入れらてました。クリオネたちは、よく冷えたその瓶の中を静かにゆっくりと漂ってました。


ガラス張りの冷蔵庫には、クリオネについて簡単な説明が書かれた紙が貼られてました。


なんでもえらい遠くの寒い海に生息している生き物だそうな。


「冷蔵庫で冷やされて平気な生き物って何なんだ?それが快適な環境だなんて変な生き物だな。」


興味を持ってクリオネに付された説明を読んでいるうちに、頭の中に、遠く北極圏や南極圏でクリオネを捕獲し、彼らが生きていける環境を保ちつつ輸送し、はるばる千葉くんだりのペットショップまで運ばれてきた道程が浮かんできました。


最初は、「こんな変な生き物を捕獲するために、わざわざ極寒の海まで行く奇特な人間がいるとはね。」などと思ってましたが、その長い道のりに思いを馳せているうちに、大変さが偲ばれて、だんだん2千円という値段が、破格の値段に思えてきました。


「決して行くことのできない遠く極寒の海から来た小さき生き物よ。それが、こんな近所でお目にかかることができるとは、なんとも不思議な話ではなかろうか。はるばる遠方からよくぞ来られた。」


自分の中でクリオネの希少性がどんどん高められ、気が付くと1匹買っていました。


その日は、真夏の暑い日だったので、持ち帰る途中でクリオネが死んでしまうことが気がかりだったんですけど、お店の人が「途中で死んでしまったら、もう1匹あげますよ。」と、あっさり保証してくれたこと(原価は一体いくらなんだろう?)と、クリオネを飼うために特別な容器は必要なく、水の取り替えは月に1回で、専用の水を使用すればえさを与える必要すらない、という手間いらずなところも、飼おうという気持ちを後押ししました。


買ってきたクリオネには、「クリオネちゃん」と名付けました。


そのままです。


クリオネは、巻貝の一種だとされていますが、その容姿は、イカとかタコとか軟体動物の方が近い感じで、なんだかイカとかタコとか、どれも同じで区別がつかないような生き物にわざわざ名前を考える気が起こらなかったため、安易な名前になってしまいました。


みなさまの中には、かつてカブトムシを「カブちゃん」、ハムスターを「ハムくん」と名付けた経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか?


安易さのレベルは、それと一緒です。


ちなみに、ハムスターを何度か飼ったことがありますが、飼うたびに、名前はいつも「ハムくん」で、たとえ、それがメスであっても「ハムくーん」と呼んでいたりしました。


いまクリオネちゃんは、家の冷蔵庫の中にいます。


海水で満たされた瓶の中に閉じ込められた上、冷たい冷蔵庫の中で冷やされ、特にえさが与えらることもなく、それでも平然と生きています。この世の中にそんな変な生き物がいることが不思議でなりません。


冷蔵庫は開ければ明かりが点って明るいですが、閉じれば漆黒の闇の世界です。自分がそんな事態に陥ったら、と考えるだけでも恐ろしいですが、そういう環境が快適な生き物がいるんです。


冷蔵庫を使用する際は、いつも「あ。この中に住人がいるのだったな。驚かさないようにそっと開け閉めしなきゃ。」と思い出し、クリオネに気遣いしていたりします。


でも、クリオネの優雅な泳ぎを見つめていても、たいして面白くないため、慣れてしまった今ではあまり意識して見ることはありません。


そんなわけで、クリオネの入った瓶は、あまり使うことのない味付け塩コショーやS&B本わさびと同じ位置付けで冷蔵庫の棚にそっと置かれています。

最近は滅多に更新されることもなく、たまに更新されたかと思ったら、ペプシの新しいフレーバーの話。




みなさまに、そんな風に思われたくなくて、躊躇しておりましたが、ずっとご紹介を続けているので、やはりお伝えしておきたく。



     じゃん!



地上最強日陰経理部
   ペプシあずき



あのPEPSIから、「あずき味」が期間限定発売です。




油断していました。

新フレーバーが出るのは、炭酸飲料が良く売れる夏だけの行事である、と勝手に解釈しておりました。




会社のシステム部の方が飲まれているのを偶然発見しなければ、気付くことなく、新年を迎えているところでした。あぶない。あぶない。



こうした珍し系炭酸飲料は、販売期間が終了すると、二度と発売されることはないので、期間が過ぎてしまえば、あとは、月を見上げながら、「きっと、かような味だったであらうか。」と想像するしかありません。



ですから、たとえ、飲む前から100%(ひゃくぱー)マズイだろうな、と分かっていても、一度は飲んでおきたい、と思う次第であります。



それにしても、ペプシ(売っているのはサントリーですけども。)は、一体なぜ、変な炭酸飲料を世の中に提供し続けているのでしょうか?



こんな不景気な時代ですから、企業は消費者心理を的確に捉え、確実に売れる商品の開発のため、必死に努力をしているはずだと思っていました。



そんな世の中にあって、ペプシだけは、なぜ、あずきの炭酸などという売れないことが100%保証されたような商品を毎度毎度、懲りもせず世に送り出し続けてしまうのでしょうか?



そこで、ペプシのサイトを見てみますと、こんなふうに書いてありました。



PEPSIは、季節限定商品の発売やキャンペーンの実施など、年間を通じてPEPSIならではの楽しい世界を提案しています。2007年に発売した、きゅうり風味の「ペプシアイスキューカンバー」をはじめ、2009年には「ペプシしそ」を限定発売し、お客様からご好評をいただきました。



今回は、古くから日本人に馴染みの深いあずきをテーマにした「ペプシあずき」を発売し、新たなコーラユーザーを獲得していきます。



つまり、販売促進目的で、変な風味の炭酸飲料を出し続けていたんですね。



確かに、「今度は一体どんなしょうもない味の炭酸飲料が飛び出してくるんだろう?」といったワクワク感を持って、発売を待ち望んでいます。



ただ、待ち望んではいますが、だからと言って、ペプシには悪いのですが、「新たなコーラユーザーを獲得」できているとは、正直なところ、到底思えません。



だって、まずいんですもん。



まずいから、すぐコンビニの棚から撤去されちゃうんですもん。

1日か2日くらいでなくなっちゃう瞬殺のケースが多いんですもん。

だから「新たなコーラユーザー」の獲得どころの話じゃないんですもん。



というわけで、今回、折角、「ペプシあずき」をご紹介させていただきましたが、ご紹介が遅れただけに、もはや、どこのコンビニに行っても、売っていないことでしょう。



え?

「ペプシしそ」は美味しかったって?



うむ。
悔しいが、「ペプシしそ」が美味しかったのは、素直に認めよう。

お久しぶりですオッスオラモリタです。

ワタクシ、このたび独立致しました!!


http://ameblo.jp/ccecile/


実は今年初めくらいから作詞家を始めまして、

その関係で始めたブログです。

まだまだ駆け出しなんですが

ちょこちょこちょこと使っていただき始めております。


書いている詞の内容は(今のところ)

ブログや日陰経理在籍当時書いていた


メルマガとは540°違います。


ぐるっと回ってでもまた行きすぎちゃったみたいな。(え)

あああああ今360°+180°が暗算できなかった…!

ひっさん作った人は本当に偉いと思います。

計算機作った人はもーっとえr…って話それた!

えと、中原中也とか萩原朔太郎の書く世界観と似てるらしいです。

自分じゃよくわかんないんですけど。

朔太郎については読んだことすらないんですけど。


もしもどこかで見かけたらどうぞよしなよしなに。

ブログもつらつら書きたい放題ですがよしなよしなに。


また書くことできたらここにも来ます。

なんか眠いので尻切れトンボでおわりっ。

みんなみんな、お元気なのでしょうか。

また呑みたいなあ。

インフルエンザにはどうかお気をつけて!

PEPSIが、今年も作ってしまいました。





じゃん!



地上最強日陰経理部


「ペプシしそ」

623日(火)から期間限定販売!





おととしは、「ペプシアイスキューカンバー」(こちらは、きゅうり味でございました。)


去年は、「ペプシブルーハワイ」(こちらはパイナップル&レモン味でございました。)




そして、今年は、そのまんまのネーミングで、「ペプシしそ」。


もちろん、しそ味でございます。




清涼感あふれる香り

しその風味が爽やかなコーラ!




と、ありますが、




もう1ヶ月も前から




「きゅうり味が、グリーン色。そして、パイナップル&レモン味が青色の飲み物だったから、う~む、今年は、赤色でとうがらし味ではなかろうか・・。ネーミングは、ペプシレッドホットチリペッパーなんてな。」




「いやいや。これまで夏の果物や野菜を使ってきていることを考えると、黄色でとうもろこし味ってのもあり得るぞ。」




「かぼちゃ・・。いや~、かぼちゃはねぇ~よな。かぼちゃの炭酸は考えにくいわ。」




と、いろいろ奇をてらった飲み物を予想してきただけに




「しそね・・。しそ。ふぅーん。普通だし。色、きゅうり味の時と同じじゃん。」




と、ちょっと不満げです。




でも、悔しいですが、昨日発売したばかりで、もう既に2本飲んでます。


社内で、変な炭酸を捜し求めている男ということで通ってしまっているため、みんな、献身的に変な炭酸を見つけては、運んで来てくれるためです。


恥ずかしいので、やめてほしいところです。




ちなみにPEPSIは、なぜか靴も作っています。


東京靴流通センターで見かけてしまいました。


とても買う気にならない靴でした。




変な会社。








ウルトラマンが好きだ。未だに好きなんだ。

最近、ウルトラマンの悪役がでたとかで、

M78星雲に怪獣を引き連れ、襲撃に来るらしい。

迎え撃つはウルトラ7兄弟。

いまだ地球に登場していないウルトラマンも出るらしい。

かなり、真面目に映画をみたいと思ってるのだが・・・

DVDで我慢するか・・・

なんだろう、この敗北感。

いや、虚栄心の固まりか。

周りに小さい子がいないので、小さい子を連れて行く振りして自分も
ちゃっかり楽しんでいることができない。

どっかに、ないだろうか。『子供レンタル』

そうだ。 なければ作ればいいんだ

『子供レンタル屋』

彼氏はいなけれど、育児欲求ある女子。
子供を連れたフリして、子供向けの遊園地、映画にいく大の大人。
もう、孫も大きくなって小さな子供をかわいがる機会のないおばあちゃん。

バカうけ間違いない。


ホソノ『キタヤマサぁ~ン!!

タッタッタッタッタッ・・・・ ← ホソノがかけていく音。


MSNニュースでこんな記事がありました。

埼玉県警は10日、耳かき店で客に性的サービスを提供したとして、
風営法違反(禁止地域営業など)の疑いで、さいたま市桜区町谷の耳かき店
「耳かき一発」経営西沢道明容疑者(41)と店長ら計4人を逮捕した。

時々、このような風営法に違反したとかで、摘発される風俗店のニュースが眼に入ります。
そんなとき、私はいつも昔のことを思い出すのです。

あれは忘れもしない小学校2年生のとき。

小学校2年生の男子というものは、女の子にちょっかいを出すのが楽しくて仕方がない年頃。
上のような性的な欲求云々よりも、女の子がキャーキャーいって逃げ回るのが楽しくて、
スカートめくりをしたものです。

おっと、このブログは紳士淑女が閲覧するブログ。
スカートめくりなるものをご説明しなければ、いまこのブログをご覧の皆様は理解できないことでしょう。

スカートめくりとは、女子(じょし)のスカートをめくることです。
主に、給食後の掃除の時間や、放課後に行われることが多い。


まぁ、そんなたわいもないことで昔ははしゃいでいたものです。
しかし、私ホソノはそのころ『案外』真面目でして、掃除の時間は掃除をするもの、
放課後は遊ぶものだとおもっており、そんなスカートめくりには参加しませんでした。

大の仲良しのタケシ君は、スカートめくりが大好きで、いつも私が掃除や遊んでる傍らで、
女子のスカートをめくっては、女子に嫌がられてました。

ちなみに、タケシ君のあだ名は『タケシケタ』です。なぜなら逆から読んでも
タケシケタになるからです。

すいません。話がそれました。

でも、きっとどこかで、そんなヤンチャな振る舞いができるタケシくんが
羨ましかったのかもしれません。

ある日、教室の掃除の時間に、いつもスカートめくりを
嫌がっていた女子の一人がこんなことを言い出しました。

今日は、スカート存分にめくっていいよ!ドキドキ

その言葉をきいて、私ホソノ及び掃除当番だった男子数名は一気に燃え上がりました。

ま、ま、ま、マジで!?メラメラ


それから、数分というもの、アホな男子の歓喜の雄たけびと、女子の悲鳴とで、
教室がいっぱいになりました。

ホソノは、日ごろの鬱積したものがあったのでしょう。
大漁じゃ!大漁じゃ!アップ』と、一際、目を光らせめくりまくりました。


すると、どうでしょう。

逃げ惑う女子が急に立ち止まり、悲鳴もピタッとやめたではありませんか。
男子はいきなりどうしたんだ。という風に頭の上に?マーク。

静まり返った教室で、一つの目線が我々ホソノをはじめとする男子に寄せられている事で、
ようやく理解ができました。

そのスカートめくりの一部始終を見ていたのです。先生が

事の次第はこういうことだったのです。

女子がわざとスカートめくりしていいといったのは、男子をはめるためで、
囮り役の女子がスカートをめくらせているうちに、別のところを掃除していた女子の部隊が、
教室中のドア、窓を閉め、スカートめくりに夢中になっている男子を気づかぬ内に閉じ込め、
その間、別の女子が先生を呼んできていたのです。

先生にすれば、どんな事情があれ、女子のスカートをめくっている男子という構図は
火を見るより明らか。

ホソノは、その時心の中で叫びました。

はめられた!!カゼ

その後は、どう弁解しても女子の申し合わせたウソにより、弁解の余地なく、
先生に引っ叩かれる始末。
ホソノおよびスカートめくりに参加した男子全員、残って掃除です。


そんな中、摘発を免れた男子がいました。
いつもなら、真っ先にスカートめくりをしているはずのタケシ君です。
彼は、彼女たちの言葉にだまされることなく、一人別のとこにいたらしいのです。

彼が居残り掃除されている僕らにいった言葉。
バカだな。無理やりってのがいいんジャン!

彼は今、ちゃんとまっとうな道を歩んでいるのだろうか。
心配です。

地上最強日陰経理部のキタヤマです。

本当に久しぶりの更新になります。おそらく1年ぶりくらいになりましょうか。




この間、死ぬほど働いていて、更新する気力も起こらなかった、というのが正直なところです。




昨日は、隣の席で一緒に働いている女子(じょし)が、監査法人からの土砂降りのような要求に抗しきれず、真夜中に監査法人の電話を切った後、突然大声で泣き出し、




その泣き顔を見たキタヤマが、やるせなさを何かにぶつけるべく、衝動的に席の後ろのロッカーを蹴って、周囲を驚かせ(真夜中に周囲が残っていること自体にも驚きますが。)、




その後、なんとなく自分では止められなくなって(周囲の、なんだ、ロッカーだけかよ、的な空気を読み取りました。)、引き続き、ゴミ箱蹴って、椅子蹴っ飛ばしたら、すっかり気が済んだけど、




一瞬にして足の指が腫れ上がって、痛みがズンズン増してきたけれど、強気で蹴ったのにすぐ痛がるのも、「なんだ、あいつ。ダサ。」って思われるからイヤで、我慢して、




でも、そのまま席に着くのも、気まずい空気が流れているので、この空気が落ち着くまで、外へ出てタバコでも吸っていようと、びっこ引きながら、非常階段まで行って、




だけど、ポケットにタバコが入ってないことに途中で気づいて、仕方ないから、カッコ悪いけど、席までタバコを取りに戻って(びっこ引きながら)、




また、非常階段まで行って、そしたら、そしたら、みんなが心配して、付いてきてくれて・・・




うわーーーん!うわーーーん!!  ←感極まる

ひぃーーーん!ひぃーーーーん!!



いかがでしょう?




更新までに随分時間が空きましたが、この間、どんな日々を送っていたか、なんとなく想像できたのではないでしょうか?




ちなみに、隣の席の女子(じょし)が、耐え切れなくなって、監査法人に




「もう辞めようと思います。」




と話したところ、




「私ならもっと早く辞めています。」




と、とても冷静に言われたそうです。




ただでさえ少ない人数で支えている状況ですので、少しは驚いてほしかったところですが、世の中って、そんなものかも知れません。




またね。


今日、昼下がりに銀座をブラブラしておりますと、ふと後ろから声かけられました。

『あのぅ・・・ ちょっとお時間よろしいですか?』

振り返りみると、テレビ局の関係者らしき集団がいるではないですか。

自慢じゃないが、私ホソノは街中を歩いていると声をかけられやすい。

『●●に行きたいんですけど・・・』

『写真とってくれますか?』

『手相の勉強しているんですが、手相みせてくれませんか?』

『あなたは今の生活に満足していますか?』

・・・・ 

ポカッ!グー

ホソノ『いてっ!!な、なにするんですか!!!キタヤマサン』

キタヤマ『おい。ちょっと、真面目な顔して話はじめたとおもったから、だまってきいていたが、
      それおまえ、だまされてんじゃん! 自慢じゃないですけどとか言っちゃったけど、
      それ、確実にカモにされかけてんじゃん!』

ホソノ『ぐっ・・・』

返す言葉がない。 そう、隙が多いのかわからんが、とにかく、声をかけられる。
しまいには、カラスに頭を持っていかれそうになる。

おっと。話がそれた。話を元に戻そう。

まぁ、お金はないが、時間ならいくらでもある【時間セレブホソノ】ゆえに、
テレビ局の取材に応じるなんぞたやすい御用。

セレブらしく、気品のある返事を返した。
ホソノ『なにか御用かしらん?目

何度も取材を断られたのだろう。久しぶりの『あたり』に飛びついてきた。
『実はですね!フジテレビの目覚ましテレビの取材クルーのものなんですけど、
いま、【逆プロポーズ】というものについてアンケートとっているんですよ。
時間とらせないんで、取材うけていただけます!?』

ホソノ『ほぅ。君たち、ようやくボクにたどり着いたわけだね?
この逆プロポーズのプロといわれるボクに。』
↑逆プロポーズの意味さえ分かっていない。

取材クルー『はは(愛想笑)。よかった。とにかく、取材うけてくれるんですね!
逆プロポーズというのは・・・』

と、そこで逆プロポーズについて彼らは説明しはじめた。
彼らが言うには、最近、恋愛でもなんでも受身の男子が多いそうな。
そんな受身な男子を総じて『草食系男子』というそうな。
(正直、ここまではいくら世間ずれしている私といえど、知っている。)

でだ。
そんな自ら恋愛でも結婚でもイニシアティブをとらない草食系男子と
付き合っている女子衆は、待てど暮らせど、プロポーズなんぞされないわけです。
そこで、最近のそんじょそこらの男子なんかより元気ある娘さんは、
プロポーズしないなら、こっちからするまでよ!恋の矢
というわけで、自分からプロポーズしちゃうそうだ。

最近の女子の強さに関心しつつ、ひととおり説明を受けて一言。
ホソノ『最近の女子は、男より男気がありますからねぇ。で、それでアンケートというのは?』

取材クルー『はい。今彼女はいますか??』

ホソノ『いね~っす。』

取材クルー『最近、付き合ったのは?』

ホソノ『ざっくりいって数年いないっす。
    A few years がそろそろSeveral yearsに変わりかけちょります。』

取材クルー『えええ、まだお若いのにもったいない!!
        もしかして、やはり自分からはガツガツ恋愛しようとしないとか?
        いわゆる草食系男子かな?』

ホソノ『・・・

   
取材クルー『じゃぁ、今回のアンケートにぴったりだ(笑)。
        で、その彼女からプロポーズされたことは?』

ホソノ『・・・』

取材クルー『なんか、ホント受身なんだねぇl!?』

ホソノ『・・・』

取材クルー『いやぁ、最近の女の子は元気といえど、好きな子は自分からいかなきゃ~。
        女の子からくることなんてないよ!?ましてや、君みたな普通の男子に


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

地上最強日陰経理部


ホソノ『貴様、黙って聞いておれば勝手なことをぬかしおって。
    このわたしを、そんな軟弱どもと一緒にするなぁああ!!』


ホソノ『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァアア


地上最強日陰経理部


取材クルー『おぶぅうううう

取材クルー『ひぃいい。すんまなんだ。何も悪気があったわけじゃなかとよ。』

ホソノ『ふんっむかっ 』

ホソノ『まぁ、よい。貴様も田舎から出てきて、視聴率がとれなくて焦っていることだろう。
    私がいい話をしてやろう。』

ホソノ『いいか?最近はどうかしらんが、ホソノが幼少の頃は逆プロポーズならず、
ギャグプロポーズというのがあったのだよ。』

取材クルー『ギャグプロポーズぅううう!?なんですか?それ!!』
知らない単語を出され目を輝かす取材陣。目

ホソノ『ふふん音譜君たちもいよいよ乗ってきたな(笑)』

ホソノ『ギャグプロポーズというのは、私もその術中にはまったのだがな・・・
    突然、女の子からこんな主旨の手紙が下駄箱にはいっているのだよ。』


【Dear ホソノくん
ホソノくん、いつみてもカッコEですねドキドキ
実は、わたし前からずっとホソノくんのことが好きでした。
・・・・(中略)・・・・
返事は放課後、○○の教室でまってますのできてください。】

取材クルー『おおおお!!それ、あついっすね!!んでんで?』

ホソノ『だろだろ!?
    「ぬぉおおおおお!!人生で2度くるチャンスの1度目がきたぁあああ!!」
    とおもうわな!』

ホソノ『んでな。もう、放課後が待ち遠しくて、待ち遠しくてなぁ。やっと放課後なったっと思ったら、
    ダッシュして、その教室にむかいますわな!それが普通の男子というものよの。』

取材クルー『んでんで!?』

ホソノ『教室に勢いよく入ったと思ったら、信じがたい光景が目の前に広がっていたのだよ。』

クラスメイトの女子の半数が、こっちを見て大笑いしているわけだ

ホソノ『つまりな、ギャグだったのだよ!本気にしたあっしをみて、ネタにしていたのだよ!
    んもう、そのときからオンナというものが怖くてのぉ。』

取材クルー『・・・・』


ホソノ『どうした?きみ。マイクを持つ手が震えちょるよ?』


ホソノ「あ!キタヤマさんっ!!!」


キタヤマ「ホソノーーーーっ!!!」




たったったったったっ←お互い走り寄る音


はしっ←二人の熱い抱擁の音




ホソノ「キタヤマさーんっ!ほんと久しぶりですね~~!ぜんぜん連絡ないし、ブログも更新しないから、すっかり、上場に成功して大金持ちになってるのかと思いましたよ~~!」


キタヤマ「じょ・・・・じょうじょ・・・う・・・・う・・・」





ぴぎゅ←キタヤマの壊れ始める音






ホソノ「あああああわああああっ!!ご、、ごめんなさいっ!!!・・・しっかりしてくださいっつ!キタヤマさんっ!!!」






(意識を取り戻すキタヤマ)





キタヤマ「はうっ・・・・ホソノよ・・・最近、上場って言葉を聞くだけで発作がおきるんだよ・・・」
ホソノ「早くやめたほうがいいんじゃないですか?」(あっさり)

キタヤマ「・・・・」





ホソノ「そっ、それより、キタヤマさん、僕たち「遅刻メール評議会」もずいぶん有名になっちゃったんですかね~~。出演のオファーが来るなんてっ。わくわくっ」


キタヤマ「・・・お、おうよっ!まさかこんな日がくるなんてな!」


ホソノ「じゃーんっ!!!!今日の行き先、僕、プリントアウトしてきましたよっ」


キタヤマ「おおおお!!ホソノ!!さすがだなっ!・・・で、今日の行き先ってどこ?」


ホソノ「えええ・・昨日ちゃんとメールしたじゃないですかぁ、おとぎの国ですよ、お・と・ぎ・の・く・に!


キタヤマ「おおおすげぇ。なんかめるへんちっくな感じだな~」







おとぎの国に到着したふたり。



どよーん|||←おとぎの国の雰囲気に驚くふたり。



ホソノ「な・・・なんだこれ・・・このどんよりとした、空気!」


キタヤマ「なんかここ、雰囲気よどんでねぇか?」


ホソノ「おとぎの国、って名前にすっかりだまされちゃいましたね・・・くすん」


キタヤマ「ま、しょうがないな、じゃ、さっさとすませて帰りに飲んで帰えろーぜ」


ホソノ「おおーっいいですねーっ」


ふたりともあまり深くは考えていない。






席に着くふたり。







ここで解説しよう。遅刻メール評議会、とは・・・・


遅刻連絡メール評議会とは、日々、社員から送付されてくる遅刻連絡メールをひとつひとつ丹念に吟味し、これを評議委員全員参加の下、評議した上で、秀逸と思われる遅刻連絡メールをみなさまに公表する活動を行う、どうしようもなく暇な集団のことです。



(*遅刻メール評議会定義より引用)


過去の評議会の活躍をご覧になりたい方はぜひ右一覧よりご一読ください。









ホソノ「それでは気を取り直していってみましょう!」


キタヤマ「一つ目の作品は・・・ふむ。


入社4日目の新入社員から送られてきた連絡メールだそうだ。」







おはようございます。
急で大変恐縮ですが、本日お休みを頂きたくご連絡しております。

昨晩遅くに父が倒れたとの一報があり、今朝になり出社できるぎりぎりの
時間まで様子を見てみましたが、未だ意識の回復に至っていない為、
傍にいてやりたくこれから地元の病院に駆けつけたいと思います。

入社早々、しかも四半期決算の真最中にこのような身勝手を申し出る
結果になってしまい、誠に申し訳ございません。

どうかご理解頂けますよう、よろしくお願い致します。







ホソノ

「ええええええええええええええええっ!!!


大変じゃないですかっ!!!!お父さんが危篤なんてっっ!!!

そりゃ早くいってあげなきゃ!!!

これのどこが「遅刻連絡評議会入選作品」の対象なんですかっ!!


わーーーーーんっ!!」(もらい泣きするホソノ)





キタヤマ「・・・冷静に考えてみろよ、ホソノ。




こいつは入社4日目だぞ?


それに親が危篤なんだぞ?




なのに、何でメールで連絡なんだよ。普通なら電話するだろ?」




ホソノ「・・・そういえばそうですね・・・なんでなんだろ。・・・あ!!ケータイもってないとか?!?」





ぽかっ←げんこつでホソノがぶたれる音







キタヤマ「こいつぁーなぁ・・・・あの、伝説の、




親が危篤で休みますメール




なのだっ!」




ホソノ「ええ!!!まさかっ!!・・・。まさかこれを本気で実行するやつがいるなんて!!!」


キタヤマ「な、これはその、ま・さ・か、が現実になった貴重なメールなんだよ!!」


ホソノ「奇跡ですねっ!!」


キタヤマ「なになに・・・追加情報によると、前日の夜、つまり、3日目だ。


3日目の夜は歓迎会の2次会まで参加、


と書いてあるぞ!」



ホソノ「歓迎会に行った翌日にこのメールですかっ!!なんて大胆なっ!!」



キタヤマ「こいつはメールの後半に自ら、入社早々身勝手、と告白しているぞ」


ホソノ「ほんとにどこまでも大胆不適な奴ですねっ!僕、怒りすら覚えますよ!!!」







キタヤマ「・・・なんだ?これ。」


ホソノ「?キタヤマさん??まだなんかあるんですかっ?」


キタヤマ「いや・・・、追加情報の下にもう一個追加情報があって・・・」


ホソノ「なんて書いてあるんですか??」





キタヤマ

「・・・こいつの入ってくる2週間前に、



「突然親父が倒れて介護が必要になったので辞めます」、


といってきた奴がいたみたいだぞ。」




ホソノ「・・・・・」



キタヤマ「どうやらそいつは


それを理由に入社後1週間で辞めた


みたいだ」



ホソノ「キ・・・キタヤマさん・・・、僕、なんだか常識ってものを失いそうです・・・で・・・伝説が・・・2回も・・・・・」




ばたんっ←倒れこむホソノ





キタヤマ「どこまでなめられてんだ?この会社・・・ぼそっ」



第二話に続く。