資本連結(段階取得の場合)の仕訳です。メモ用です。

「連結財務諸表における資本連結手続に関する実務指針」を簡単にまとめただけなので、詳しくはそちらを見てください。

税効果は無視してます。

 

1.10%原価法→60%連結

 

前提

X1年3月31日にS社株式の10%を150で取得

X2年3月31日にS社株式の50%を1,000で取得

 

X2年3月31日のS社の貸借対照表

資産1,300(うち土地の簿価400で時価は800)

負債500

資本金 500

繰越利益剰余金 300

 

①土地の評価差額を計上

土地 400 / 評価差額 400

 

②段階取得に係る損益の計上

S社株式 50 / 段階取得に係る差益 50

S社株式10%分の時価200-簿価150

 

③資本の相殺消去

資本金 500 / S社株式 1,200

利益剰余金 300 / 非支配株主持分 480

評価差額 400 / 

のれん 480 /

非支配株主持分:(500+300+400)×40%

 

 

2.30%持分法→60%連結

前提

X1年3月31日にS社株式の30%を450で取得

X2年3月31日にS社株式の30%を600で取得

 

X1年3月31日のS社の貸借対照表

資産1,200(うち土地の簿価800で時価は1,000)

負債500

資本金 500

繰越利益剰余金 200

 

X2年3月31日のS社の貸借対照表

資産1,300(うち土地の簿価800で時価は1,200)

負債500

資本金 500

繰越利益剰余金 300(当期純利益100)

 

 

①土地の評価差額を計上

土地 400 / 評価差額 400

 

②のれんの償却

持分法による投資利益 18 / S社株式 18

のれん発生額:450-(500+200+200)×30%=180

10年で償却と仮定

 

③持分法利益の計上

S社株式 30 / 持分法による投資利益 30 (当期純利益1,000×30%)

 

④段階取得に係る損益の計上

S社株式 138 / 段階取得に係る差益 138

S社株式30%分の時価600-簿価462(450-18+30)

 

⑤資本の相殺消去

資本金 500 / S社株式 1,200

利益剰余金 300 / 非支配株主持分 480

評価差額 400 / 

のれん 480 /

非支配株主持分:(500+300+400)×40%