こんにちは。
今日は決算書を作成したのですが、概況書の「課税売上高」この言葉と格闘しました。
まず課税売上高とは…
一言で言うと「消費税抜きの売上」
ざっくり。
細かい事は自分で調べますので割愛。
私はなんとなくで理解してました。
例えば当期の売上高が3240万(税込で全て課税売上と仮定)の場合、
課税売上高は3000万。
この数字を概況書に記載するのですが今回の場合それが免税事業者。
売上高が確か5074万
私は概況書に5074万と記載したのです。
しかし念のため先輩に確認すると
「免税事業者は課税売上高の欄は記載しなくて良いよ」と返答が。
私はこれが結構引っかかってしまったんです。
個別注記表を作成し
「重要な会計方針に関する注記」
にも税込経理方式を採用しております
と記載していたのですが、これもいらないとのこと。
うーん、引っかかる…
免税事業者とはそもそも何か、課税とはそもそも何か、私は表面上だけ理解しようとしてい為に上手く説明は出来ないけどモヤモヤした状態に陥ってしまいました。
結論から言うと
免税事業者であっても概況書の課税売上高の欄には数字の記載は必要。
課税売上高とは税抜きの売上であるので
免税事業者は税抜きの売上に変換する必要は無くそのままの売上を記載!
私がそれを悩んでいるとウチの事務所で税に関する知識においては所長をも上回るのでは?レベルの先輩がいるのですが昼休みに呼び出され消費税の一連の流れを説明してくれました。
入社して間もない頃「給料泥棒、辞めた方が良い、会計処理も満足に出来ないのに税の話をするな」って
一番怒ってくれた先輩でした。
当時は「パワハラだろ!」とか「なんでそこまで言われるんだ!」とか思ってました笑
今なら本当色々考えていた事が分かります。
ウチの事務所は年齢層比較的高いのですが(平均45歳くらい)必死に自分で勉強して仕事に向かってきた人達だと思います。
「教えてもらう」事も殆どなかった状態だとよく言われます。
そんな人達からすれば当時の私は仕事を舐めてたんです(今もまだその状態かもしれません)
会社にいる8時間で全てが覚えられる、出来るようになると思ってた当時の自分を殴りたい笑
ただそんな先輩が
「少しレベル上がった、ドラクエで言うと棍棒持ったくらい」と言ってくれました。
仕事に関してはめちゃくちゃ厳しい人だと思うのですが嬉しかったです。
「ただ、自分なりに努力してるのは分かるけどまだ本質を全然理解していない、疑問を消化し切れてない、分かったつもりでいる、そのくせ闇雲に次の勉強に進もうとしてる」と言われ
返す言葉もございません……
といったような感じでした。
法律は本当に難しい。
今私が広げている法人税、消費税の本。
0から勉強してるつもりでしたが実のところそれは10から勉強しており0〜9の段階を私はすっ飛ばしてしまっていたのです。
なんたる失態。
気付けて良かった。
てなわけでgoogle!コトバンク!Wikipedia!
こいつら最強!!!!
