声劇用の台本です。
・怪盗(女性)・真白 柚希(ましろ ゆずき)
・サラリーマン(男性)・山野 圭介(やまの けいすけ)
・ナレーター
の3人
※後に考えているもの(案)
・博士(男性) ・解析者(女性)の2人
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サラリーマン「働いている意味ってあるのかな...」
とても忙しい時期にあるサラリーマンはこんな事を考えていた。
彼の名前は山野 圭介(やまの けいすけ)
彼はとても真面目で優しい子で大学を卒業して働き始めたサラリーマンだが、頼りになるからと上司に毎日夜遅くまで働くように命令されていた。
圭介「ここの会社抜けたいよ...」
そう思っていたが、彼は気が弱くここの会社を抜けることが出来なかった。
そして、いつの間にか自殺のことしか考えられなくなってしまっていた。
そうして彼は働き終わった後、周りに誰もいないことを確認してビルの屋上に向かった。
(怪盗)「危なかったぁ... 全く仕事がやりづらくてしゃあない」
彼女の名前は... 分からない。
ただ、ニュースや新聞で世間を騒がせる有名な怪盗であることは間違いない。
怪盗「よりによってFBIまでが登場するなんて... おまけに逃げる時に左足を痛めちゃったし... ちょっとここら辺で休もうかな。ってあそこにいるの誰だ? ってもしかして...!」
彼女はビルの屋上から道具を使って思いっきり飛んだ
圭介「あなたは...?」
怪盗「静かに。もうそのセリフは何回聞いたかしら。ってか、この静寂で美しい夜空の下で己を真っ赤に染めようなんて... 何考えているの?」
圭介「すいません...」
怪盗「私がワイヤージュを取り出さなかったら、あんたは今頃ビルの真下だよ。なんでこんな事したの。」
圭介「この会社で働くのが辛くて、いつの間にか...」
怪盗「なるほどねぇ。単純な悩みね。」
圭介「単純って...!そうかもですね... 私に比べたらあなたは盗んで生きていけるんですからね... 羨ましいなぁ...」
怪盗「羨ましいって(笑) あなた面白い人だね。そうかぁ、働くのに疲れちゃったんだね。昔も私はそうだったよ。」
圭介「昔は働いてたんですか!?」
怪盗「働いてたに決まってるじゃない!こう見えても、昔はあなたと同じように生きてきた人なんだから。」
圭介「なんか意外ですね... ってやけにライトに照らされてるんですが...」
怪盗「おっと、警察に目を付けられてしまったわね。私、そろそろ行かなくちゃ。それより、私と約束しない?」
圭介「えっ、約束ですか?」
怪盗「そう、約束。」
圭介「どんな...」
怪盗「それは、満月の夜にまた屋上に来ること。ちゃんと覚えておいてね!」
圭介「え、あ、はい。もしかして、またここに?」
怪盗「それは私が覚えてたらね!それじゃそろそろ帰りまーす、元気にしててね!」
圭介「覚えてたら... か...。もし話せたら、昔の話、聞きたいな。」
こうして圭介は生きるきっかけを見つけ、心の中で何があっても頑張ろうと思いながら家に帰った。