さてと。
息子は寝たし、旦那は学校で。
目が痛くなるの覚悟で、出産話part2!!
一昨日、破水して、入院したところまで書いたっけ。
たらふく食べて、痛みもなかったから、気持ちよく寝たんだった。
続きは・・・
朝の7時位に、軽い生理痛のような痛みで目が覚めた。
!!!来た、来たぁ~っ!!!
でも、これが陣痛なのか判断出来んけん、少し様子を見てみて、
痛みが強くなってきたから、ナースコールを押してみた。
「そうですかぁ~。一応、診察室に来て下さい。」
との、返事から、まだまだなんだな・・・と察したけど。
診察台に上り、ベテランっぽいおばちゃん看護婦さんと、たわいも無い話をしていて、
「ちょっと見てみるね~」の言葉と共に、下に激痛が走った!!!!!
子宮口の開き具合を見るため、下に手を入れてきたのだ。
「痛か!痛か~っ!まじ痛か~!!ちょっと~っ!!!」
と、叫ばずにはいられず、バタバタしていると、
おばちゃん看護婦さんから、
「お母さんになるちゃろがっ!しっかりしなさい!!!
今、子宮口は3㌢しか開いとらん!産まれるときは、10㌢開くと!!
これぐらいの痛みで暴れて、どがんするね!!!」
と、お叱りを受け、撃沈した。
なんてこった・・・。
あとで考えると、これ位の痛みは、屁のようだった。
病室に戻ると、旦那はまだ寝ていた。
だんだん腹が立ってきて、蹴飛ばしたい気持ちを抑え、
「陣痛の始まった!起きてっ!!」と、無理やり起こし、
眠気眼の旦那に、また腹が立った。
しばらくすると、
母と妹がやってきた。
私は、「やぁ~、いらっしゃい」と、さわやかに迎えるつもりだったが、
「も~、遅かっ!何でもっとはよ来てくれんやったとよ!」
と、八つ当たりした。
朝ご飯は、何とか食べれたが、
陣痛が強くなり、間隔が短くなってきて、
お昼は一口も食べれなかった。
今考えると、もったいないことをした・・・と後悔・・・。
母に腰をさすってもらいながら、痛みを堪えていると、
旦那と妹が、テレビを見ながら笑っていた。
私は、「笑ったりするくらいやったら、出て行って!」と叫び、
母が見かねて、旦那に腰をさすってあげろと言い、
ようやく、旦那がさすってくれた。
けれど、場所が違い、痛みは全然和らがず、旦那にさすってもらいたくなくなった。
このっ!役立たず!!!
陣痛の合間、合間に、知らないうちに寝てたんだけど、
何かいい夢でも見てるのか、自分でもニヤけているのが分かったが、
妹に、それを指摘されて、夢から覚めた時、最高に腹が立った!!!
せっかく、痛み忘れとったとに!!!
陣痛の間隔が5分おきになった頃、どうしても我慢出来ず、ナースコール。
またもや、子宮口のチェック。
全然痛くはなかったが、5センチしか開いておらず・・・。
こんだけ痛くて、我慢したとに、2㌢しか開いとらんやん!!
何だか、全てを投げ出したい気持ちになった。
看護婦さんの「もう少し頑張ろうね」の優しい言葉と、ジャストなさすりに、
この人しかいないっ!!!
病室を出ようとする看護婦さんに向かって、
「行かないで~!!!!!!!!!」と、懇願。
でも、願いは届かず、「また来るからね」。
どうせ私なんか、どうでもいいっちゃろ!!!と、まるで喧嘩するカップル。
15分後。
まじで無理っ!!!で、またナースコール。
あの優しい看護婦さんに会いたくて。
看護婦さんが来てくれただけで安心し、一生離れたくない!ので、ダダをこね、
もう一回内診してもらった。
その頃には、痛みがピークになっており、下ろしたパンツも上げれなくて、
見えようが、何しようが、どうでもよかった。
結果、開き7㌢。
まじでぇ~???何でぇ~???
この痛みから、早く逃れたくて、
「もう出るよ?出るよ?出るけどいい??」なんてかまかけてみたが、誰にも通じなかった・・・。
もうよかっ!!
ふて腐れて、適当な呼吸法で、しばらく我慢していたが、
本当に、もう無理!!出る!!何か出る!!!だったので、
看護婦さんを呼び、内診。
看護婦さんから、「うん!よく頑張ったね!分娩台行こうね。」
やった!!ゴーサイン!!!
と思うが、歩くことが出来なくて、車椅子で、ゴー!!!ゴー!!!
やっといきめるっ!!!
分娩台に上がり、陣痛もいい波が来てるので、
旦那がやって来た。
旦那は、すでに泣いていて、
手を握りながら、「あおい~、頑張れ~!!」等と言う。
私は、何故か冷静で、陣痛の大きい波と、先生の「はい、いきんでぇ~」の合図と共に、3回いきんだが、
息子の頭が見え隠れする程度で。
先生が、お腹を押すために、
「旦那さん、ちょっとどけて下さいっ!」と言われ、
その場をどけた旦那の小さいこと。
いつも、その存在が大きく、頼れる旦那の小さいこと!!
先生に、手伝ってもらい、いきんだとたん、ブリリンッと息子が誕生した。
2005年8月5日午後2時8分。3498㌘の元気な男の子。
分娩所要時間、15分。
超がつく程、安産で、出産を終えた。
先生や、看護婦さん達から、
「この出産は、10点満点よ!」と、お褒めの言葉を頂き、
改めて、女性の強さと、母の凄さを痛感した。
そんなこんなで、私の出産話は終わり。
息子の第一印象は、・・・エイリアン・・・でした。
長々とすみませんでした