こんにちは!

 

何かを決断しようとしている時、

 

あるいは仕事や日常のタスクに追われて「どうしよう!」と焦ってしまった時、

 

頭の中がごちゃごちゃになって、

 

さらに迷路にはまってしまう…そんな経験はありませんか?

 

こういう時、私たちはつい解決策や情報ばかりを探しがちですが、

 

実は一番最初に確認すべき大切なものがあります。

 

それが、**「自分の呼吸」**です。

 

なぜ迷い・焦りを感じる時に「呼吸」なのか?

 

不安や緊張が高まっている時、私たちの体は自動的に身構えます。

 

この時、呼吸は無意識のうちに浅く、速くなっています。

 

呼吸が浅くなると、脳を含めた全身への酸素供給が不十分になり、

 

さらに心身の緊張が高まるという悪循環に陥ってしまいます。

 

これが、「焦れば焦るほど空回りする」状態の正体です。

 

でも、大丈夫。

 

呼吸は、心臓の動きや発汗とは違い、

自分の意志でコントロールできる数少ない自律神経へのアプローチ方法です。

 

意識的に深い呼吸をすることで、

リラックスを司る**「副交感神経」**が優位になり、以下のような効果が得られます。

  1. 心を「今、ここ」に引き戻す:未来の不安や過去の後悔から意識を切り離し、目の前の瞬間に集中できます。

  2. 身体の緊張を緩める:肩や首のこわばりが和らぎ、リラックスした状態に移行します。

  3. 冷静な判断力を取り戻す:落ち着いた状態で、物事を客観的に見つめ直すことができるようになります。

 

【実践!】一瞬で心を整える「深呼吸のコツ」

 

特別な道具も場所も要りません。迷ったり焦ったりしたその場ですぐに試してみてください。

 

① まずは「吐く」を意識

 

座っていても立っていても構いません。軽く目を閉じ、まずは口から体の中の空気を全て吐ききります。

ポイント:「嫌なことや焦りも全部出す!」というイメージで、ゆっくりと長く吐ききりましょう。

 

② お腹を膨らませて「吸う」

 

吐ききったら、今度は鼻からゆっくりと息を吸い込みます。

この時、お腹が風船のように膨らむのを確認してください(腹式呼吸)。

 

③ 吐く息は「吸う息の2倍」長く

 

「スーーー(3秒で吸う)」→「ハーーーーー(6秒かけて吐く)」というように、吐く息を長くします。

これを3回から5回繰り返すだけで、頭の中の霧が晴れ、驚くほどスッキリすることを感じられるはずです。


 

迷いや焦りは、誰にでもある自然な感情です。

 

でも、それに飲み込まれる必要はありません。

 

深呼吸は、あなたの心を整え、

最高のパフォーマンスを発揮するための最強のセルフケアです。

 

次に「どうしよう!」と感じたら、

まずは**「呼吸、呼吸」**と唱えて、この呼吸法を試してみてくださいね!