iLoud Precision MTMを購入しました!
現在キャリブレーションを終え色々聴いています。
購入にあたり、インターフェースやケーブルも宮地楽器RPMさんにお世話になりました。
私は機材にも詳しくなかったので、試聴の際に丁寧な対応をしてくださり安心して購入することができました。
試聴時にはノイマンKH80、KH310、Focal、Genelcなどと聴き比べができました。
KH310が凄く良かったのを覚えています。
予算やスピーカーのサイズ(横幅)、iLoud所有者への割引キャンペーン(5万円くらい安くなりました。)もあり購入に至りました。
・Mogamiのケーブル
もあわせて購入しました。
試聴時に低音が異様に出ることは分かっていたので何かしら対処が必要だとは思っていましたが、キャリブレーションがあるためそこまで心配はしていませんでした。
実際キャリブレーション後に懸念は払拭され、非常に満足しています。
音が部屋の環境に大きく左右されるので、今後のスピーカー選びにはキャリブレーションはほぼ必須になってくると思います。
↑付属のARCマイク
キャリブレーションは片側4回ずつで完了。測定の音が強烈なので少ない回数で終わるには(ご近所迷惑的にも)とても助かりました。
以前iLoud mmでsoundIDのキャリブレーションをした時は30箇所くらい測定をする間、ヒヤヒヤしながらやったので負担が抑えられて良かったです笑
SoundIDでキャリブレーションを行った時と、今回のARCマイクでのキャリブレーションではどちらも十分満足のいく効果を得られたと感じています。
しかし大きいです。iloud mm×12個くらいのサイズです。
私の部屋は楽器可物件ではあるものの防音物件ではなく、スピーカーを置く部屋は6畳しかないので明らかにオーバースペックだなあとは思っています。
ですが、キャリブレーション後は聴いていて「オーバースペックだなあ」と感じることはありません。そのぐらいバランスが良いんじゃないかと思います。
↑デカくてカッコいいという点でもかなり満足度高いです。シンプルにテンションが上がります。
さてばーっと書いてしまいましたが、iLoud Precision MTMに音についての印象をまとめたいと思います。
音はバランス良いです。ウォームというよりは少し冷たい印象があります。解像度も高く、キャリブレーションによって満足いくものが得られたと感じました。
低音はタイトというよりはちょっと広がる印象があります。空間を感じるという感じです。でも満足しています。
iLoud mmとの比較をすると、当然のことですがスピーカーが無理している感じが全くありません。
音がスピーカーから鳴っているという印象だったmmに対し、スピーカーの存在を感じさせないくらい空間に馴染んでいるという印象です。
音がスピーカーから出てる感じがしないというかなんというか、ちょっと移動してもいい感じで聴こえるというか、壁一面から聴こえているというか…。
スピーカーが大きいことによる効果はめちゃくちゃあると思います。試聴時にも感じましたがスピーカーの箱感が特に少ないと思います。Precision5や6では箱感は結構感じたのでMTM特有かもしれないと思っています。それが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが。
音的には非常に満足しています。
六本木のU6で聴いたようなサウンドや
渋谷enterで聴いた大きいスピーカーならではの迫力のあるサウンド(ray audio 1800v)との溝を
iLoud Precision MTMは少し埋めてくれるんじゃないかと思っています。
小さい規模ならiLoud mmを小さいマイクスタンドに立ててsoundIDでキャリブレーションすれば十分満足できるのですが、大きくスピーカーならではの良さをはっきり実感することができました。
↑個人的にはsoundIDでキャリブレーションした時の衝撃はかなり大きかったです。オススメです。
素人感想ですが間違いなく買って良かったなと思っています。
これから長くこもスピーカーで音楽を楽しんでいこうと思います。