回避依存症の愛情表現は"普通"ではない
回避依存症の人の愛情表現の仕方はまったく普通ではありません。
過剰に奥ゆかしいといいましょうか?
一般の人は愛情表現がよりストレートで素直です。
なので、恋愛相手もよりわかりやすく受け取ることができます。
しかしながら、
回避依存症の人の愛情表現は非常に奥ゆかしく見方によっては複雑すぎて厄介です。
ハッキリ言って遠回りし過ぎているからです。
普通の人でも日本人は外国人に比べると比較的シャイなので、
遠回りな表現を好み、ストレートの直球で愛情表現する人は少ないかもしれません。(例えば外国人は人前で平気でキスをしています)
ところが、回避依存症の人のそれはさらに複雑になります。
THE 奥ゆかしさ Of 奥ゆかしさ
という感じなのです。
よくある回避依存症の人の愛情表現
⑴:好きだという意志を一切示さない
回避依存症の人は意中の相手を好きであってもそれを表に出すことは、まずありません。
ただしくはその気持ちを表に出すことができません。
(これはヒトに寄りますが…)
極度のシャイなので、
基本的に好きだということを表現することはないです。
仮にあなたのことを心から好きであったとしても、です。
他の記事でも書きましたが、
セーレン・キルケゴールのような人が実際に存在するのです。
彼は意中の相手を形而上学的空間(空想の世界)で愛していたといいます。
このような人間があなたの相手の場合、
あなたの方からアプローチしない限り恋愛成就はあり得ないのでご注意ください。
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⑵フランクさのない常に緊張した堅苦しい振る舞い
実際に好きである場合、好きだということも回避依存症の人にはあります。
しかし、そこに愛情はありません。
普通、声色や表情から好きだという感情を言葉にのせて、
人は他人にコミュニケートするのですが、このタイプの人では対人緊張が自分の愛情を遥かに上回ってしまっており、それを上手く表現することが
できないのです。
ヒトは極度の緊張状態にあると、
自分の想いをうまく表現できなくなるのですが、
回避依存の人はまさにこの状態が四六時中持続し、
特に対人コミュニケーションの場において、顕著です。
こうした振る舞いは、
対人恐怖的な性格の人が多いです。
対策:
この場合、あなたの方から徐々に徐々に回避依存症の人の心理的負担にならない程度の
強度でアプローチされた方が良いです。
付き合い方のコツについては当ブログの他の記事の方を参照されてください。
冷たい人だと言われても回避依存症の人は本気で自分を変えたいと願わない限り
頑固なので変わりません。
私は外国人のガールフレンドから
「I've never met the one who is very cold like you ever.
あなたほど冷たい男に会ったことはない」
と実際に言われたことがあります。
それは強度の回避依存傾向を私は示していた上に、
他の心の問題(ひいては脳の機能の問題)を多数背負っていたからにほかなりません。
こうした性格の問題は精神論でどうにかなる問題ではありませんでした。
この問題を解決するには、自分自身の自己改造の強い意欲と正しい克服理論の継続が不可欠です。
克服を真剣に願う方は
このブログに書かれている治し方の理論を実践されてください。(或いは彼に勧めてください)
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〇回避依存症の治し方
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まとめ
回避依存症の人の愛情表現は、はっきり言って非常に変わっています。
普通ではありません。
冷たい人だと思わないで、そういう性格なんだと割り切り、
あなたの方から彼にアプローチされるようにされてください。
過度の対人緊張が彼をそのような状態にしています。
そのアプローチもこのブログの他の記事に書かれているような
細心の注意を払う必要があります。
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