回避依存症に効くサプリメント【まとめ】

 

 

回避依存症に効果的なサプリメントを紹介します。

 

まず、回避依存症の人では脳内のGABA(γアミノ酪酸)という精神をリラックス、安定させるのに必要不可欠な神経伝達物質が欠乏しています。

 

回避傾向が強い人は不安が強いのが当然で、
この不安の強さは脳内のGABAレベルの低下
を示唆します。

 

 

GABAを増やすサプリメントについて:

 

●ビタミンB6

 

 

ビタミンB6は、下記の亜鉛と共に機能する水溶性ビタミンで、脳内GABAレベルが低下している人ではビタミンB6が一般に欠乏している傾向が論文により多数、報告されています。
つまり、エビデンスレベルは非常に高いというわけです。

ビタミンB6濃度が最も高い人体の部位は脳です。
要するに、ビタミンB6は脳(=精神)に密接な影響を与えるビタミンの一種なのです


ビタミンB6はサプリとして摂取すると回避依存症は改善されるのはまず間違いない事でしょう。


この事は私の他のブログにかなり詳しいですが、このブログにも書いておきます。


 

 

●亜鉛

 

亜鉛は、心が不安定で気持ちがリラックスできない人で主に欠乏しているミネラルです。
 

亜鉛が不足するとビタミンB6との連携作用による脳内GABA増強に失敗することになり、必然的にGABA不足を誘発します。
亜鉛は知覚や認知機能にも大きな影響を与え、ある研究によると亜鉛レベルが高い人ほどある種の認知テストの反応が最も迅速であったというレポートが為されています。

 

亜鉛もやはり脳において最も高濃度で存在しています。

 

 

この"ビタミンB6と亜鉛の組み合わせ"は回避依存症の人に存在する過剰な不安を取るのに非常に重要なモノになりますので、

必ず覚えておかれてください。

 

 


私のYouTubeのサブチャンネル(←クリックできます)にて
私がサプリメントに関して詳しく解説しております。


(⚠幣チャンネルの動画では回避依存症と銘打ってはおりませんが、
回避依存症(感情系のトラブル)にも当然ながら十分に機能するサプリを解説しております)

 

●マグネシウム

 

マグネシウムは、ビタミンB6の生体利用に相互換的に必要不可欠なミネラルで、ビタミンB6がないとマグネシウム活性は高まりませんし、マグネシウムが欠乏しているとビタミンB6の生体内利用効率は低下してしまうのです。

マグネシウムには筋肉を緩め、ダイレクトに脳内GABA受容体活性を高めるというエビデンスもあり、海外のアスリート等では筋肉痛の除去や筋肉を緩めるためにマグネシウムを摂取している人はかなりの数に及びます。

 

●ビタミンD

 

ビタミンDは、落ち込みが激しい人や心に問題を抱える人において低下していることがやはり判明しており、
気持ちを持ち上げ、認知機能を強化する作用
があります。

 

ビタミンDとマグネシウムは密接な相互関係にあり、マグネシウムがなければビタミンDは効果的に生体内で利用できません。
したがって、ビタミンD摂取の大前提として十分な生体内マグネシウム量が存在しなければなりません。

 

また、ビタミンDは脂溶性ビタミンでありますので、経口摂取した場合、油がないと吸収されません。
ですので、必ず食後に摂取するようにします。

 

 

コラム:回避依存症の人はGABA(ギャバ)サプリを飲んでも意味がない?

 

GABAサプリはGABA分子が大きすぎるため摂取しても、一般に脳に入りません。
間接的なベネフィットがある場合もヒトによってはありますが、

多くのケースにおいてあまり効果を実感しないという人が多いようです。
血液脳関門という脳の関所をGABAサプリは分子が大き過ぎるために一般に通過できないためです。

 

ただし、試してみるだけ試してみるのは十分ありです。(人は異質性が高い生物であるため)

 

まとめ

回避依存症に効果的なサプリメントは

 

■ビタミンB6と亜鉛
■マグネシウム
■ビタミンD

 

これらのサプリメントは摂取すればするほど良いという話ではありません。
必ずメーカーが規定する分量を守られるようにされてください。

 

こんなもので効果が出たら苦労しないと思うかもしれませんが、
シンプルなモノほど効果がある
というのが往々にして物事の真実です。
(過去の私はこうしたモノをよくいる俗物のように「こんなモノ効果あるわけねーだろ!」などと馬鹿にしていました。自分が最も馬鹿だったわけです)

 

 

回避依存症の治し方【最新版】

 

 

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