ブラジルワールドカップ Bグループ戦力分析 決勝リーグ進出チーム予想 | 独立・開業のブログ

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ブラジルワールドカップ Bグループ戦力分析 決勝リーグ進出チーム予想

ブラジルW杯Aグループの組合せは、前大会王者でFIFAランキング1位のスペイン、南アフリカワールドカップ準優勝でFIFAランキング8位のオランダ、豊富な運動量とハードワークが売りでFIFAランキング12位のチリ、他に比べると実力が一段落ちるFIFAランキング57位のオーストラリアだ。

以下、各チームの戦力を分析する。

スペイン FIFAランキング1位 10大会連続14回目の出場 優勝1回
ヨーロッパ予選I組1位 6勝2分0敗 14得点3失点

前回の南アフリカW杯で優勝し、ユーロでも決勝でイタリアを破り連覇達成と世界最強の名を欲しいままにしている。W杯ヨーロッパ予選でも6勝2分0敗、14得点3失点と強さは本物だ。

FWには、F・トーレス、シルバ、ペドロ、MFには、イニエスタ、ブスケッツ、シャビ、DFには、J・アルバ、ピケ、S・ラモス、アルベロア、GKはバルデス、カシ―ジャスなどだ。

優勝候補筆頭のブラジルと肩を並べるチームと言えるだろう。この2つのチームが頭一つ飛びぬけている。しかし、コンフェデ杯の決勝で3-0でブラジルに完敗をきすなど不安要素もある。欧州で活躍する選手の多い南米チームと違い、長距離移動、長期滞在に慣れていないため、コンディショニングに課題が残る。

チームの中心的存在であるシャビは34歳を迎えるため、万全のコンディションで迎えることができるかが鍵を握るだろう。
 ブラジル、イタリアに次ぐ、3カ国目の連覇なるか。キープレイヤーはイニエスタだ。シャビが不調に陥った場合にチームの命運を握るのがイニエスタだ。来年に30歳と油が乗り切り、スペイン優勝の切り札となる可能性は高い。


オランダ FIFAランキング8位 3大会連続 10回目の出場
ヨーロッパ予選D組1位 9勝1分0敗 34得点5失点

南アフリカワールドカップで準優勝したものの、ユーロではグループステージをデンマーク、ドイツ、ポルトガル相手に3連敗を喫し敗退した。

2大エースであるファンペルシとロッベンは円熟期を迎える。ベテランが引っ張りチームに一体感がでれば躍進する可能性は高いが、チームの内部崩壊、若手選手の国際経験不足が弱点となる。
 

メンバーは、FWには、ファンペルシ、フンテラール、レンス、ロッベン、MFには
デヨング、スナイデル、ファンデルファールト、DFには、ブリント、マルティンスインディ、デフライ、ヤンマート、GKフォルムなどだ。

注目選手は、来年31歳と成熟期を迎えるロビン・ファンペルシだ。ハードスケジュールにさらられる世界トップクラブに所属するだけにコンディショニングが重要課題となる。ヨーロッパから離れており国土の広い南米ブラジル開催が足かせとなるか。


チリ FIFAランキング12位 2大会連続9回目出場
南米予選3位

南アフリカワールドカップでは名将ビエルサ監督のもとベスト16に輝いた。豊富な運動量とハードワークで優勝戦線をかき乱すか。

ビエルサの後を継いだボルギはコパ・アメリカで8強入りするなど成績を残したが、南米予選で3連敗するなどやがて失速。そこで白羽の矢が立ったのはサポーターからの大きな支持を受けるサンパリオだ。

メンバーは、FWには、ボセジュール、バルガス、ムニョス、A・サンチェス、MFには、A・ビダル、ピサーロ、バルディビア、M・ディアス、DFには、メナ、ロハス、ゴンザレス、イスラ、GKには、ブラボが揃う。

注目選手は、小柄だがパワフルなプレイで攻撃をリードするアレクシス・サンチェスだ。バルディビア、ピサーロとの連携で得点を量産できるかが鍵を握る。


オーストラリア FIFAランキング57位 3大会連続4回目の出場
アジア最終予選B組2位

南アフリカワールドカップでは、グループリーグ敗退に終わり、オジェック監督が就任した。しかし、ワールドカップ予選では最終節でイラクとの死闘を制してからくも出場を決めた。

メンバーは、FWには、ケーヒル、ケネディ、オアー、クルーズ、MFには、ブレシアーノ、ホルマン、ジェディナク、フランド、DFには、デイビットソン、二―ル、ウィルキンソン、フラニッチ、GKには、ランゲラクが揃う。

注目選手は、ティム・ケーヒルだ。長らくの間攻撃の要となって活躍するが有終の美を飾れるか。

4チームの戦力を見てきたが、決勝トーナメント進出当確は、前回決勝戦の組合せのスペインとオランダで決まりだろう。

南米のチリが土地の利を活かしスペイン、オランダの牙城を崩す可能性もある。オランダのネックはチームの内部崩壊だ。オーストラリアの決勝トーナメント進出は難しいだろう。B組1位は雪辱を喫するオランダ、2位スペインと予想する。




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著者プロフィール
1976年神戸市生まれ 明治大学農学部卒業後、2009年にチャンスメディア株式会社設立。
代表取締役社長に就任。

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