「事務所にて」
こんばんわ、介護・障がい福祉コンサルタントの飽本です。
去年の2月、僕の事務所に1本の電話がかかりました。
デイサービス開業についての相談でした。
電話のむこうの男性の声はとても優しい声でした。
資金面ですぐに起業するのは難しいようでした。
男性もそのことは、わかっていました。
その男性は10年以上、福祉の業界で働いていました。
その間、認知症の母の介護をしながらでした。
介護疲れとストレスで4年前に、母に暴力をふるいました。
その母は2年前に亡くなりました。
男性は悔やみました。
手をあげてしまったこと、
そして
そのことを最後まで母にあやまらなかった自分に。
電話の向こうの彼は僕に言いました。
「デイをはじめたいというのは、母にたいしての償いの意味もあるんです。介護を必要としている人達に楽しい場を提供していくことが、僕が亡くなった母にできる唯一の親孝行だと思ってます。」
現実的な話、当時、彼がすぐにデイをはじめることは無理でした。
あれから1年以上がたち、最近、男性から連絡がありました。
「ようやく資金の目途がたったので、先生、是非お願いします!!」
僕は涙もろい男です。
めちゃめちゃ感動して泣きじゃくりました。
僕でお役にたてるのなら、彼の為にも一生懸命頑張ろうと思いました。
今日も最後まで読んでいただきありがとう御座いました。
