2005/11/7(月) 午後 5:03
某月某日 毎日が教えられることばかりだ。母の言動に左右されずに、生活のリズムを、いかに崩さないようにするかが、未だに難しい。
「もうえ~か~?、ご馳走さんするう?」と、母に。
「もぅ~えー、いらん、あんた、たべ~」
「ちょっとだけ、残ったな、僕食べたるわ~」朝食をほぼ、完食した母。次は朝の薬を飲ませなければならない。これが、なかなか、すんなりとはいかないのだ。
「風邪引いたら、あかんから、お薬飲んどこな~」と、私は何時も嘘をつく。
「いらん、あんた、のみーぃ!」案の定だ(そんなことは見透かされているのだ)。
「何でや~?、いつも、飲んでるやんかー?」
「のんだことないわー、しらん!」
「お袋ちゃん、夕べも、咳してたやん、飲んどかな、また咳でるで~」
「してない、くすり、いらん、あんた、のみぃー!」
「僕は、もう、飲んだよ~」
「うそやろー、みてない、いらんねん!」下手な嘘は通じないのだが。
「そんなこと、言わんと、なっ、飲んどこな!」夕べ、母は、かなり咳き込んだのだ。顔を真っ赤にして苦しそうだった。
「し(死)なせるつもりやろー、いらん、あんたのだらえーねん!」と、今日もキッパリ断られた。デイの送迎車が、来るまで未だ時間がある。最悪、ヘルパーさん、にお願いして、昼食後に飲ませてもらうほかない。最近こういうケースが増えてきた(ヘルパーさん、どうやって飲ましはんのんかな~、今度いっぺん聞いてみよ)。