20代の時から腰椎の分離症になったこの女性は、今現在64歳。
分離症になってから40年経過した今、特に歩くことが困難になりました。
今の生活においての工夫や改善点、効果のあった方法などをインタビューしました!
インタビューしたのはこの女性の娘さんです。
今、生活で気を付けている工夫は?
脚のストレッチを怠らない
母が毎日かかさずしていることは、血の流れを意識して脚をぐーっと上に伸ばすストレッチです。
これをすると完璧ではありませんが、少し痛みが軽減するようです。
歩けるようになるための情報収集
後は健康番組や本、新聞から積極的に情報を入手し、片っ端から実践しています。
例えば、正座などの足を折る座り方をすると血行が悪くなり足の痛みが増してしまうためなるべく椅子に座った方が良い、姿勢を正しく保つ、足を冷やさない、痛みが酷い時にはストレッチやマッサージをせずにひたすら安静にする、などです。
また、天気が悪くなると気圧のせいなのか脚の痛みが酷くなるので天気予報もアプリを使って毎日細かくチェックしています。
次の日に天気が悪いようなら、早めに痛み止めを飲むということもしています。
ただ、痛み止めは頓服として処方されているので毎日飲むわけにはいきません。梅雨や台風の天気が悪い日が続く時には、横になるようにしています。
家族で協力する
どうしても動かなければならない時は娘の私が代わりに作業をします。
母の体調が悪い時には買い物は父が、家のことは私がやるように、家族で協力しています。
母は申し訳なさそうな顔をしますが、ひたすら安静にすることが第一なので頼ってもらいたいです。
歩けなくなって一番困ったことは?
車の運転
長時間車の運転ができなくなったことです。
多少の痛みであれば我慢して運転することができるのですが、運転中や出先で急激に痛みが激しくなることがあり危ないので長時間の運転は避けるようにしています。
前は行けていた遠くのデパートにも一年に一回くらいしか行けなくなってしまいました。
定期的な病院検診
また、痛み止めを処方してもらうために定期的に病院に通わなければならないのが少し精神的に負担になっているようです。
足が痛くなる前は極めて健康だったので、それも相まっているのかもしれません。
旅行にもいけない
母は綺麗な景色を見るのが大好きなのですが、足の痛みが酷くなってきたために旅行に行くのも躊躇してしまいます。
テレビ番組で海外の綺麗なオーロラの映像を見るたびに行ってみたいけど無理だろうなと言うのを聞くたびに心が痛みます。
最近では友達と食事に行くのも躊躇してしまい、引きこもりがちです。
このまま痛みがどんどん酷くなって買い物にも行けなくなったら…と思うととても不安です。
痛みももちろんそうですが、家にこもって気分も落ち込んでしまうのが見ていて辛いです。
治療法が無いらしく痛み止めしか処方されないのが歯痒いです。毎日早く治ってほしいと願うばかりです。
歩けるようになるために特に効果のあったものは?
福辻式腰痛改善ストレッチ
また歩けるようになったらやりたいことは?
家族で旅行に行きたい。
やっぱり家族の時間はとても大切だと感じています。
特に歩けるようになるということは本当に大切なことだと痛感しました。
歩けないと何もできない。母の少しでも元気な表情をみたいと願います。
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