本日の上毛新聞で外出自粛の記事のそばにタクシー会社と自治体が合同で買い物代行サービスを始めたという記事が出た。
マジでそれいいんですか?
この記事でも介護タクシー記事書いたことありますが。
一般と旅客とでは会社の免許が違う。
一般貨物通称宅急便や宅配便郵便物など。
特殊貨物、機械や重機などの特殊貨物
旅客に関しても
一般旅客輸送つまりタクシーやバス
一般限定許可4条ぶら下がり等の白ナンバー営業含む
貸し切り旅客に分類されます。
今回はタクシー会社が買い物代行サービスを始めたとのことですが。
この会社はたして一般貨物持っているのでしょうか。
普通に考えれば貸し切り貨物のドライバーに運賃を支払って行っている仕事を旅客事業に許可した馬鹿はどいつだ。
緊急事態宣言の中で何でもありなのかな。
ていうかそれやったらバス会社困るんじゃね。
ただでさえ少ないローカル路線を一日数人の人間で回してきたそんな会社がなくなるわけですから。
目先の事にとらわれないよう気を付けましょう。
もっと突っ込んでいえばそんなに良心的な運転手さんだけとは限りません。
代金に上乗せして販売してたりしたら転売になるし公道で荷下ろしじゃなく販売行為になるので警察の許可書必要じゃね。
果たして代行業なのだろうか。
それだったらまだ運転代行やってる連中に買い物代行頼んだほうがいいぞ。
警察の運転代行許可書持ってるからね。
保険の事で触れましたが区分以外の貨物に関しては保険適応外なので保証してくれません。
旅客の場合人員または旅客の所有物までは保険対象になりますが。
貨物だけだと商用目的貨物とみなされづに運転手さんの自腹でとなります。
つまり買い物代行で買った荷物は保険適応外になるので何の保証もないままです。
ついでに言えば受けても渡す必要がないというか口約束なんで高齢の方騙されないようにお願いします。
「マスクあったから買っといたよ3万円ね」
こういった取引もありになってしまう。
前橋市長頭悪すぎだろ。
世の中知ってくれ。
何でも屋の看板出すにあたっては様々な許可や保証が必要なんですよ。
これで代行サービス中に死亡事故でも起きれば市長の首ぐらい簡単に飛びます。