前回のお話

 

とりあえず病院に向かってみました。なんで入院にならないんだろうと、ちゃんと病院の先生にお話しなかったであろう旦那のことでイライラしながら向かったのを覚えています。

 

病院で旦那から話を聞くと、吐血はおそらくがんからくるところの出血でしょうと。延命をしないとのことなので、できることはありません。ただ脱水症状があるので、入院するとしたら脱水症状を緩和するくらいの治療でしかないと。だから帰って結構です、みたいことを言われたとか。

旦那がいうには、家族の意思で帰りますが、自宅で急変しても病院の責任ではありませんみたいな同意書にサインさせられたということです。これって急変する可能性あるから書かされたんではないの?そこらへん旦那はちゃんと考えてるの?と、またイライラしました。面倒くさがりの旦那は、これ以上病院に言っても面倒だし、介護は嫁(私)がやるからって考えで他人事なんですよね。

不安な気持ちでいっぱいになりながらも、義母を連れて自宅に帰りました。

 

義母は食欲もほとんどなく、介護用のレトルトを用意してあったのですが、それも三口くらいしか食べませんでした。

水分もちょいちょい飲ませたのですが、ほとんど一口二口くらい。

このような状態で、大丈夫なんだろうかとそればかりでした。

 

ケアマネに電話して状況を説明したのですが、ケアマネが病院にかけあってくれて、翌日違う科で診察したら入院する段取りにしてくれました。

ケアマネはめちゃくちゃ怒ってくれて、かなり言ってくれたみたいです。義母を診てくれた救急の先生が対応が良くないらしいと、ケアマネも病院に電話した際、感じたとかなんとか。

 

旦那は一緒に病院に行く気もないだろうし、翌日ぐったりしている義母を連れて行けるのだろうかと気持ちが重かったのを覚えています。

 

続く