義母は植物を育てるのがうまい。
いや、うまかった。
義実家で育てたトマトを食べたときはおいしくてびっくりした。
そして、いつも沢山の花が咲いていた。
今は、日日草と小菊が植わっている。
もちろん、それらは上手に育てている。
義実家から、金のなる木を大きな鉢で3つ持ってきていた。
鉢にはいつも洗濯ネットをかぶしていた。
日よけかな?と思っていた。
先日その洗濯ネットをめくってみると、金のなる木は木っ端みじんにザクザクに切られていた。
葉っぱも茎も元気な感じだったのに。
食事の時に義母に聞いてみた
私 「金のなる木は枯れちゃったんですか?」
義母 「何?(聞こえない感じ)」
私 「金のなる木はどうしたんですか?」
義母 「金?」
「金のなる木」が義母に入っていかない。
何回か「金のなる木」を叫ぶとようやく
義母 「ああ、金のなる木ね。痛んじゃって、それが何?」
私 「小さく切ってたからどうしたのかなって思って」
しばらくすると
義母 「嫁さん、金のなる木は育てるのはむつかしいんだよ。
普通の人では無理。本当に大変。」
その場にいたダンナが
「そんなことないよ、自分も育てたことあるけど、簡単だよ」
その言葉に義母がカチンときて、
「難しいんだよ、あんたにはわからないけど。栄養も沢山いるし、本当に気を使わないと育たないんだよ」
と怒り出し、ずっと↑をリピートしていた。
ダンナも「何でああなっちゃったのかな
」と残念そう。
義母の金のなる木はホントに立派で、毎年花もつけていた。
自慢の金のなる木だった。
だから、あんな木っ端微塵に切り刻んでいたのが、なんだか義母に聞かないといけないかなと思ってしまった。
責められているようにとるのか、反撃があるので、声をかけづらくなってきた。
そっとしておこう。
洗濯ネットはまだ、鉢にかぶったまま。