みなさんこんにちは
介護士のKです。
私の記事を読んで下さりありがとうございます。
記事にして欲しいネタ募集しています。
私で良ければ介護相談にものります。
このブログが私からの一方的な発信ではなく、相互にコミュニケーションがとれるものにしたいと思っています。
今回は、介護とは切っても切れない『認知症介護』のお話です。
『何のための介護サービスなのか』
家族を介護していて一番困ること
『事業所に利用を断られる』
今日はそんなお話です。
私は介護士として働いていますが、祖父、父の介護もしていました。
残念ながら二人とも他界しましたが、今は亡き父に代わり祖母の介護をしています。
事業所の職員として、家族として介護に携わってきました。
そんな中でいつも疑問に思うのが
『利用を断る事業所の存在』
です。
何故断る(断られる)のか?
私も父を介護する中で利用を断られたことが何回かありました。
病院は受診して症状がひどければ入院させますよね?
でもね、
介護の事業所(施設)は、症状が軽い人は積極的に受け入れるのに、症状がひどい人は利用を断る場合があるんですよ。
なんかおかしくありませんか?
家族は症状がひどくて大変だから申し込みをしているのに断るなんて‥
手のかからない人ばかり受け入れて、手のかかる人は断る、何のための介護サービスなんでしょうね。。。
介護士も手を焼く『認知症』
断られる主な原因は、認知症(精神疾患)です。
認知症の中でも帰宅願望や被害妄想等の周辺症状(BPSD)が強い方は断られる可能性がぐっと高くなります。
さらにADLが高く、1人で自由に動ける方は徘徊や転倒リスクにより目が離せなくなるためさらに断られる可能性は高くなります。
所謂、『動ける認知症』と呼ばれる人ですね。
私の父は60歳で脳梗塞を患いましたが、幸い麻痺がなく、1人で自由に動くことができました。
しかし、脳梗塞が引き金となって精神疾患になり、自傷行為、幻覚、幻聴等が出現しました。
そんな状態だったので母が自宅で介護するのは大変な状態でした。
24時間目を離すことが出来ず、母は心の休まる時間がありませんでした。
認知症でBPSDが出現している人を介護している方も同じ状況だと思います。
家族のために一生懸命介護してても、いつかは限界がやってきます。
そんな時に頼りになるのが介護サービスなはずなのに、その事業所に利用を断られると家族はどうしたらいいのでしょう??
藁をもすがる思いで利用申し込みをしてるのに、
自宅で介護をするのが限界だから申し込みをしているのに、
事業所(施設)は面倒みてくれないですよ。
事業所(施設)の現状
私の施設は、極力申し込みを断らないようにしています。
しかし、断る場合もあります。
断る理由は、『職員不足』です。
まぁ、介護に限らず、人手不足に悩んでる業種は多いと思います。
コンビニも人手不足から24時間営業が難しくなってきているみたいですしね。
しかし、特に介護の現場は深刻です。
人手不足から、施設を建設しても、職員が集まらずオープン出来なかったり、一部ベッドの閉鎖を余儀なくされている施設もあります。
事業所は一生懸命募集しています。
しかし、職員を募集してもなかなか応募はありません。
ようやく応募があっても、大半は未経験。
未経験でも半月程指導すれば、身体介助はできるようになります。
しかし、認知症介護とりわけBPSDの対応となるとそうはいきません。
それ相応の知識、経験、センスがないとBPSDの症状を緩和させることは出来ません。
センスが求められるものなので、誰にでも出来るものではありませんし、身体介助のようにマニュアル化することも出来ません。
『えっ!?認知症対応の仕方なんて書籍等で沢山紹介されてるのに介護のプロなのに出来ないの??センスなんて関係ないでしょ!』
って思われるかもしれません。
確かにね、認知症に関する研修もありますし、書籍も沢山ありますよ!
でもね、そこから知識を得たら出来るってものではありません。
あなたが、『ホームランの打ち方』という本を読めばプロの球でもホームランが打てるようになると思いますか?
思いませんよね?
認知症介護も同じです。
プロ野球選手皆が皆ホームランを量産してますか?
してませんよね。
BPSD介護も同じです。
BPSD介護には適性があります。
だから、介護士のあなたが認知症介護が苦手でも気にしないで下さい。
BPSD介護は、センスがある職員が知識と経験を積んで、ようやく出来るようになるのです。
認知症介護がきちんと出来る職員を育てるのは並大抵のことではないのです。
『じゃあ、素質のある職員をきっちり育てたらいいんじゃないの?』
仰る通りです。
だから、BPSDの人は断られる可能性が高いんですよ!!
なんでそうなるのか??
長くなってしまったので続きは次回にします。