やっと、最近、わけのわからない変な夢をたくさん見るのと、どうも、「アルギニンが原因で血中酸素不足が起きている」らしい事はわかったのですが、細かい作用機序がわからなかったのですが、ようやく細かい作用機序まで納得のいく原因がわかった。
最近、わけのわからない変な夢をたくさん見出す前の、自分のサプリメント摂取日記と分量と出た症状の日記を見返した所、「コッコアポ(甘草を含む)と、アルギニンサプリメントを同時に摂った日に、血中酸素不足を感じる症状が出ている」
えらい苦労して見つけた、この作用機序は、何と「胃酸不足による、ビタミンB12欠乏症による、赤血球合成阻害作用による、血中酸素不足」という、ややこしい作用機序でした。
この「漢方薬に含まれる「甘草(かんぞう)」と同時に、「アルギニン」を摂取すると血中酸素不足の重篤な副作用が出た」というのは、まだネットの甘草、アルギニンの副作用のどこにも書かれていない新しい発見で、自分が発見した事になる。
いわゆる、「薬の飲み合わせで、やってはいけない組み合わせの新しい自分が発見した副作用の作用機序」にあたるものです。

(漢方薬に含まれる「甘草(かんぞう)」と同時に、「アルギニン」を摂取すると重篤な副作用が出た)
・コッコアポ、ビスラットに含まれる「甘草のグリチルリチンの副作用に、胃腸の粘膜を保護し胃液の分泌を抑える」がある。
・アルギニンの副作用に、「アルギニンは強いアルカリ性なので、胃の消化不良を引き起こす」がある。
これによって、
・漢方薬に含まれる「甘草(かんぞう)」と同時に、「アルギニン」を摂取すると、
・「甘草のグリチルリチンの副作用で胃液の分泌を抑える」のと「アルギニンの胃の消化不良」が重なった最悪の状態→「胃酸不足によるビタミンB12欠乏症」→「赤血球合成阻害が原因の血中酸素不足体質」が起こる。
自分の場合には、この一時的に赤血球不足の血液になって酸素不足ぎみの血液になる症状の持続期間は、「赤血球は毎日少しずつ増産して入れ替わっている」ので、3日程度でマシになってきて、1週間位で普通に戻るようです。
問題な事は、「アルギニン常用をしていると、どんどん、胃酸不足によるビタミンB12欠乏症が原因の赤血球不足による酸素不足ぎみの血液の症状が、どんどん加算されていってしまう」という、そのまま死に直結しかねない状態に陥ってしまいかねない事です。

(「アルギニンの胃の消化不良」→「胃酸不足によるビタミンB12欠乏症」→「赤血球合成阻害が原因の血中酸素不足」)
『<看護roo!>
https://www.kango-roo.com/word/21010
(ビタミンB12欠乏症)
胃酸が食品中のビタミンB12をタンパク質から切り離し、その後、胃の中で産生された内因子と呼ばれるタンパク質とビタミンB12が結合し、体内に吸収される。
このために、胃が弱っているなどで胃酸がきちんと機能していない人も、「ビタミンB12欠乏症」になりやすい。
ビタミンB12の欠乏症が起こると、赤血球のDNAの合成が阻害され大球性貧血を来たす。ビタミンB12の欠乏により起こる貧血を、巨赤芽球性貧血という。』

非常に、問題な事は、この「甘草」という生薬は、漢方薬のほとんどに含まれている事です。
さらに、やっかいなのが、この「甘草」の副作用原因成分の「グリチルリチン酸」が、ほとんどの市販の風邪薬、鼻炎薬、胃腸薬などに多く含まれている事です。

(偽アルドステロン症を引き起こす漢方薬)
https://kusuri-kenko-list.com/the-chinese-medicine-which-causes-false-aldosteronism
偽アルドステロン症は、甘草とその主成分であるグリチルリチンを摂取することによって引き起こされるものです。アルドステロン症と同様の症状で、その症状としては血圧上昇や低カリウム血症、むくみなどがあります。
では甘草、グリチルリチンをどの程度摂取すると偽アルドステロン症が引き起こされるのでしょうか?
一般的に、甘草は1日に5g、グリチルリチンは1日に200mgが上限量の目安のようです。この量を超えて長期間服薬を続けるのは控えた方が良さそうです。漢方薬の中には甘草が多く含まれているものがあるので、1日服薬分のツムラの漢方薬に含まれる甘草の量を以下にまとめていきます。

1〜20番
葛根湯:2g、葛根湯加川芎辛夷:2g、乙字湯:2g、安中散:1g、十味敗毒湯:1g、小柴胡湯:2g、柴胡桂枝湯2g、柴胡桂枝乾姜湯2g、半夏瀉心湯2.5g、桂枝加朮附湯2g、小青竜湯3g、防已黄耆湯1.5g

21〜40番
消風散1g、加味逍遙散1.5g、桂枝加竜骨牡蛎湯2g、麻黄湯1.5g、越婢加朮湯2g、麦門冬湯2g、人参湯3g、白虎加人参湯2g、四逆散1.5g、当帰四逆加呉茱萸生姜湯2g、苓桂朮甘湯2g

41〜60番
六君子湯1g、桂枝湯2g、釣藤散1g、十全大補湯1.5g、荊芥連翹湯1g、潤腸湯1.5g、薏苡仁湯2g、疎経活血湯1g、抑肝散1.5g、麻杏甘石湯2g、五淋散3g、清上防風湯1g、治頭瘡一方1g、桂枝加芍薬湯2g

61〜80番
桃核承気湯1.5g、防風通聖散2g、五積散1g、炙甘草湯3g(シャカンゾウとして)、帰脾湯1g、参蘇飲1g、女神散1g、芍薬甘草湯6g、香蘇散1.5g、甘麦大棗湯5g、柴陥湯1.5g、調胃承気湯1g、四君子湯1g、竜胆瀉肝湯1g、芎帰膠艾湯3g、麻杏薏甘湯2g、平胃散1g、柴胡清肝湯1.5g

81〜100番
二陳湯1g、桂枝人参湯3g、抑肝散加陳皮半夏1.5g、大黄甘草湯2g、神秘湯2g、当帰飲子1g、二朮湯1g、治打撲一方1.5g、清肺湯1g、竹筎温胆湯1g、滋陰至宝湯1g、滋陰降火湯1.5g、五虎湯2g、柴朴湯2g、大防風湯1.5g、黄耆建中湯2g、小建中湯2g

101〜120番
升麻葛根湯1.5g、当帰湯1g、酸棗仁湯1g、通導散2g、温経湯2g、人参養栄湯1g、小柴胡湯加桔梗石膏2g、立効散1.5g、清心蓮子飲1.5g、柴苓湯2g、胃苓湯1g、苓姜朮甘湯2g、苓甘姜味辛夏仁湯2g、黄連湯3g

121番〜140番
排膿散及湯3g、当帰建中湯2g、川芎茶調散1.5g、啓脾湯1g、桂枝加薬大黄湯2g、清暑益気湯1g、加味帰脾湯1g、桔梗湯3g

単独で5gを超える漢方薬はあまりありませんが、数種類重ねて飲む場合は注意が必要です。

(「グリチルリチン酸」を含む医薬品例)
https://selfcare-sdc.com/columns/glycyron/
グリチルリチン酸を含む鼻炎薬(市販薬)
・トレーネ鼻炎薬(グリチルリチン酸二カリウム)
・ルックエス鼻炎カプセル(グリチルリチン酸モノアンモニウム)
・ヒストミン鼻炎錠(グリチルリチン酸二カリウム)
・ロートアルガード鼻炎内服薬ZⅡ(グリチルリチン酸二カリウム) など

グリチルリチン酸を含む目薬(市販薬)
・ロートクリニカル抗菌目薬i(グリチルリチン酸二カリウム)
・スマイルコンタクトEX(グリチルリチン酸二カリウム)
・ハイユニー(グリチルリチン酸二カリウム)
・エージーアイズアレルカットS(グリチルリチン酸二カリウム) など

グリチルリチン酸を含むかぜ薬(市販薬)
・ルルアタックTR(グリチルリチン酸)
・セピーIPかぜゴールド錠(グリチルリチン酸)
・エスタックイブTT(グリチルリチン酸) など

グリチルリチン酸を含む皮膚薬(市販薬)
・メンソレータムADクリーム20(グリチルリチン酸モノアンモニウム)
・メンソレータム皮フ軟化クリーム(グリチルリチン酸モノアンモニウム)
・メンソレータムやわらか素肌クリームU(グリチルリチン酸モノアンモニウム) など

((厚生省薬務局長通知)グリチルリチン酸等を含有する医薬品の取扱いについて)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6972&dataType=1&pageNo=1

『最近、グリチルリチン酸等を含有する医薬品の長期大量使用により、偽アルドステロン症が発現した症例が報告されている。

これらの情報について、中央薬事審議会の副作用調査会において検討した結果、グリチルリチン酸、その塩類、甘草又はそのエキス剤(以下「グリチルリチン酸等」という。)を含有する医薬品については、今後、左記のとおり取り扱うこととしたので、御了知のうえ、貴管下関係業者に対し周知徹底方よろしく御配慮願いたい。
・今後製造(輸入)するグリチルリチン酸等を含有する医薬品(経口剤、注射剤)については、別添1の使用上の注意事項を追加記載した文書を添付して販売させること。なお、一日最大配合量がグリチルリチン酸として四〇mg未満、甘草として一g未満(エキス剤については原生薬に換算して一g未満)の場合は記載する必要はない。
「一日最大配合量」は、
・グリチルリチン酸 二〇〇mg
・グリチルリチン酸の塩類 グリチルリチン酸として二〇〇mg
・甘草 五g
・甘草のエキス剤 原生薬に換算して五g

(別添1)
グリチルリチン酸等を含有する医薬品の使用上の注意事項

1 一日最大配合量がグリチルリチン酸として一〇〇mg以上又は甘草として二・五g以上(エキス剤については原生薬に換算して二・五g以上)の医療用医薬品の使用上の注意に追加記載する事項

(1) 次の患者には投与しないこと。
1) アルドステロン症の患者
2) ミオパチーのある患者
3) 低カリウム血症のある患者

(2) 副作用
1) 電解質代謝…低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。

2) 神経・筋肉…低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙れん・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止すること。

(3) 相互作用
フロセミド、エタクリン酸又はチアジド系利尿剤との併用により血清カリウム値の低下があらわれやすくなるので、注意すること。

2 一日最大配合量がグリチルリチン酸として四〇mg以上一〇〇mg未満又は甘草として一g以上二・五g未満(エキス剤については原生薬に換算して一g以上二・五g未満)の医療用医薬品の使用上の注意に追加記載する事項

副作用

電解質代謝…長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。

また、低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれるおそれがある。

3 一日最大配合量がグリチルリチン酸として四・〇mg以上又は甘草として一g以上(エキス剤については原生薬に換算して一g以上)の一般用医薬品の使用上の注意に追加記載する事項

(1) 次の人は服用前に医師、薬剤師に相談すること。
1) 血圧の高い人又は高齢者
2) 心臓又は腎臓に障害のある人
3) むくみのある人
4) 医師の治療を受けている人

(2) 服用中又は服用後は次のことに注意すること。
1) 本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には服用を中止し、医師、薬剤師に相談すること。

2) 数日間服用しても症状の改善がみられない場合は服用を中止し、医師、薬剤師に相談すること。
(漢方生薬製剤以外の製剤に追加記載すること。)

3) 長期連用しないこと。
(漢方生薬製剤以外の製剤に追加記載すること。)

3)′短期間の服用にとどめ、連用は避けること。
(短期服用に限られる漢方生薬製剤に記載すること。)

3)″長期連用する場合には、医師、薬剤師に相談すること。
(3)′以外の漢方生薬製剤に追加記載すること。)

(別添2)

副作用情報の概要

グリチルリチン酸、その塩類、甘草又はそのエキス剤は抗アレルギー剤、肝疾患用剤、胃腸薬、鎮咳去痰薬等に配合されており、甘草は漢方生薬製剤の一成分としても広く用いられている。また、これらの成分は、矯味剤としても用いられており、この場合は比較的少量が添加されている。

グリチルリチン酸、甘草等は、大量に使用するとナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、浮腫、高血圧、四肢麻痺、低カリウム血症等の症状があらわれ、これらは偽アルドステロン症1)として報告されている。

最近、我が国でグリチルリチン酸の長期(一か月以上)使用による偽アルドステロン症の発現が報告されている2)~7)。これらの症例では大部分が一日五〇〇mg以上の投与を受けているが、この半量程度で発現したとしている例もある6)。

甘草についても、一日五~一〇g(煎剤)を一年以上使用した例で偽アルドステロン症8)が、また、芍薬甘草湯及びその類方(一日量中に甘草九gを含む煎剤)で一時的な浮腫、シビレの発現が報告されている9)。

これらのグリチルリチン酸等によると思われる偽アルドステロン症の症例は、いずれもグリチルリチン酸等の投与中止後緩解しているが、グリチルリチン酸等を含有する医薬品の使用に当たつては、これらの副作用症状に注意する必要がある。』

という感じが国に報告があがっている「甘草」とそこに含まれる「グリチルリチン酸」の副作用だが、自分の今回発見した「薬の悪い飲み合わせ」と副作用の作用機序の
・「甘草とアルギニンが原因の胃の消化不良」→「胃酸不足によるビタミンB12欠乏症」→「赤血球合成阻害が原因の血中酸素不足」
は書かれていない。
実際に、これは、自分がなった症状で、寝ているとどんどん血中酸素不足を感じてきて苦しくなります。
「赤血球は毎日少しずつ増産して入れ替わっている」ので、眠っていて呼吸が非常に浅く緩やかな時以外は、それほど息苦しさは感じないが、一時的に、赤血球不足の体質に変わってしまっている可能性が高いので、1週間位は、寝ている時に苦しくなったり、激しい運動をすると酸素不足を感じやすい。
症状は、
・「甘草とアルギニンが原因の胃の消化不良」→「胃酸不足によるビタミンB12欠乏症」→「赤血球合成阻害が原因の血中酸素不足」
の副作用作用機序の原因を完全にやめれば、1週間位かけて、毎日徐々に症状は緩和していく。

 

・「コッコアポ」、「ビスラット」の甘草を含む「内臓脂肪を減らすダイエット漢方薬」と同時に、筋トレ用に、「アルギニン」サプリメントを使うと、かなり危険な事がわかったので、ダイエットをしている人は注意しましょう!
他にも危険なパターンが、次の「低カリウム血症」が出たら医者が慎重に判断しないと死ぬ可能性が高いやつで、
・「コッコアポ」、「ビスラット」の甘草を含む「内臓脂肪を減らすダイエット漢方薬」服用中に、風邪気味で風邪薬や鼻炎薬とか胃腸薬を飲んだとかで、「グリチルリチン酸」が市販薬に含まれているものを重ねて飲んでしまうと、非常に危険な「偽アルドステロン症ミオパチー」、「低カリウム血症」の副作用が出ます。
この「甘草」、「グリチルリチン酸」の方の副作用は、「ほぼ飲んだ服用量に依存して副作用が出る」特徴があります。

(対処が難しい「カリウム、ナトリウムバランスの崩れによる、筋肉や細胞の浸透圧異常の副作用」)
この「甘草」、「グリチルリチン酸」の方の副作用の「低カリウム血症」というのは、
・対処が難しい「カリウム、ナトリウムバランスの崩れによる、筋肉や細胞の浸透圧異常の副作用」
というパターンで、筋肉の収縮、弛緩などは、

https://yakuzaisiburogu.com/muscle-fishing-na-kionbalance-syakuyakukanzoto/
『血管平滑筋、心筋、骨格筋共に、ナトリウムイオンの細胞内流入により収縮し、逆にカリウムイオンが細胞内に多くある時は弛緩します』
という、かなり単純な、「カリウム、ナトリウムバランスの化学的な浸透圧で筋肉の収縮、弛緩は動いているだけ」
なので、「低カリウム血症」を治そうと思って、大量に、カリウムを摂取したり、何らかのナトリウム吸収阻害薬などで、「高カリウム血症」になってしまうと、心臓が化学的な浸透圧バランスで心臓の筋肉が収縮しっぱなしになり心臓が止まって死ぬので、非常に、慎重に医者も判断しないといけない。

https://medley.life/diseases/55069ee96ef4586f3a85cf4c/
『・効果がない場合や危険なほどカリウム濃度が低い場合は、致死的な不整脈(心室細動など)が起こらないようにすることが最も重要
・カリウムを点滴で補充するが、高カリウム血症も危険であるため慎重なコントロールが必要』

(通常の対処方法)
通常の対処方法の順番は、
(1) 「低カリウム血症」を引き起こしている原因の、「甘草」、「グリチルリチン酸」を含む漢方薬や薬を飲むのを完全にストップするしか対処方法は無い。
通常、副作用の原因薬の服用をストップし続ければ、副作用の症状は、徐々に緩和していきやがて消える。
(2) 「カリウム」は通常の食事をしていれば、不足する事は無い潤沢にある栄養素なので、自力で、安易な判断で「カリウムサプリメントは飲んではいけない」
「カリウム、ナトリウムがバランスよく入っているスポーツドリンク」、「食事から摂るカリウム(ハトムギ茶、納豆、ナッツ類、果物類辺りで十分)」辺りの食事を摂って様子を見る方が安全。
「カリウム、ナトリウムがバランスよく入っているスポーツドリンク」を飲んで頭痛がするようなら、「ナトリウムが若干多めで、むくみが出ている」状態の事が多いので、「食事から摂るカリウム(ハトムギ茶、納豆、ナッツ類、果物類辺りで十分)」で様子を見る。