前回書いた、自分に出た症状の「スマートフォン、ゲームコントローラーを握ったまま手があまり開きづらくなる症状の原因(痙縮(けいしゅく))」について、テレビで、「被災者の避難所病」というのをやっていて、ようやく、本当の病名がわかりました。
「痙縮(けいしゅく)」で合ってはいるのですが、これは、部分の病名で、現在の自分が書いている一連の「テレワーク病」と呼んでいるもの全体の正式な病名が、「生活不活発病(廃用症候群)」というようで、「被災者の避難所病」で医者にはよく知られているようです。

(「生活不活発病(廃用症候群)」とは何か)
大雑把に説明すると、「あまり動かなくなった人が、どんどん筋肉、脳、神経の働きが衰え続けていく症状」の事で、「被災者の避難所病」、「コロナ禍テレワーク病」、「宇宙飛行士病」とほとんど同じです。

<医者のホームページの解説内容>
(生活不活発病(廃用症候群))
http://yukoji.com/HealthyAlacarte/dangerous/disusesyndrome.html
『生活不活発病は、文字通り生活が不活発になった状態で体や脳の働きが低下する病気なのです。
生活不活発病は東日本大震災で多発したことが知られています。』
『宇宙飛行士は宇宙の滞在が長期化すると骨が溶け出して尿中のカルシウムが排泄され、踵の骨のカルシウム量の減少が9%に及びました。
 ご存知のように宇宙は無重力環境です。重力に逆らって体を動かす地球とは異なり、筋肉を使わずに生活を営むことが出来ます。
 そして、脳は血圧の調整を必要としませんので「寝たきり状態」と同じになり、地上に帰還すると「起立性低血圧」を起こします。正に生活不活発病と同じ状態になります。』
『(生活不活発病の症状)
・関節の動きの制限
・筋力低下
・筋肉萎縮
・体を動かさないため骨に刺激が行かなくなって「骨萎縮」が起こります。
・長い時間同じ姿勢でいることで血液の流れが悪くなって静脈の壁に血栓ができて「静脈血栓症」を起こします。
・生活不活発病になると体を動かさなくなるので、「心臓の働きが低下」して十分な栄養や酸素を全身に運べなくなります。
・体を動かさずに横になっている時間が長くなると、急に立ち上がった時に「起立性低血圧」を起こします。健康な体では立ち上がった時に下半身の血管を収縮させて血圧を保って脳に血液が巡るように働きます。
しかし、生活不活発病では体を動かさないために各機能が衰えて脳に十分な血液が行かなくなって起立性低血圧を起こします。
・生活不活発病では運動不足による「便秘」になったり、「食欲不振」になります。
・「全身倦怠感」は体を動かさないための体力の低下や筋力の低下から起こりやすい症状です。
・体を動かさなくなると脳への刺激も少なくなります。脳の働きが悪くなって神経や精神の働きにも問題がでてきます。
脳を使う機会が少なくなると知的活動が低下して認知症の様な状態になることもあります。
また、周囲の出来事に無関心になったり、感情が鈍くなってうつ状態になることもあります。
 しかし、生活不活発病では、体の動作を活発に改善すればこういった症状も改善することがわかっています。』

(生活不活発病、避難所生活病)
https://www.kango-roo.com/learning/3084/
『人間は動かないと、どんどん筋力が衰えて、「動けなくなる」。
そこで、「介護」ではなく「介助(患者自身にできる事を自分でさせて、最低限度だけまわりの人が手助けする)」という考え方がうまれました。
災害時、私たち支援者が「良かれ」と思ってやった支援が、「生活不活発病を引き起こす可能性がある」という意識を持つことが大事です。』
『(生活不活発病の症状)
<体の一部分に起きる症状>
・関節拘縮
・廃用性筋萎縮、筋力低下
・廃用性骨萎縮

・皮膚萎縮(短縮)(皮膚が極端に薄くなって折りたたまれる症状。脱毛症、毛細血管拡張症を併発しやすい。皮膚の薄層化と同時に、結合組織の増殖(特発性進行性皮膚萎縮)。皮膚における萎縮プロセスは加齢(老人性萎縮)、悪液質、ビタミン欠乏症、ホルモン障害、循環障害、神経栄養性及び炎症性変化に起因する病理学的プロセスでの代謝の減少に関連付けられてもよいです)
https://ja-m.iliveok.com/health/pi-fu-wei-suo_77524i15941.html

・褥瘡(じょくそう)(床ずれ)
・静脈血栓症→肺塞栓症

<全身に影響するもの>
・心肺機能低下
・起立性低血圧
・消化器機能低下、食欲不振、便秘
・尿量の増加→血液量の減少(脱水)(尿や汗は血液を濾過して出しているだけなので)→熱中症

<精神、神経の働きに影響するもの>
・うつ状態
・知的活動低下(避難所生活では、本当は生活不活発病が原因であるのに、「認知症を発症した」と思われ、生活不活発病に気づかれない場合が多いので、注意しましょう。)
・周囲への無関心
・自律神経不安定
・姿勢や運動機能全般の低下(フラフラ歩く、立ちくらみして倒れそうなど)
・調節機能低下』

(辞典)「廃用(はいよう)」=「用をなさなくなる事。筋肉、脳、神経などが長く使わなかったために、用をなさなくなり、萎縮していく事」

現在、日本で「100歳を越える長寿の人」に共通する事は、山で生活しているなどで、「100歳を越えても、自分でできる事は自分で行っている人ばかり」という特徴があるので、一般の人達は、「動かない、介護され過ぎているなどで、細胞全体の廃用(はいよう)化が進み寿命を大幅に縮めている」(過度な運動で、細胞が壊れないようにしながら、動けば動くほど健康になる)

(皮膚萎縮)
http://www.atopic-manual.com/steroid/hihuisyuku.html
『皮膚萎縮を起こすと皮膚のバリア機能が低下。
ビタミンをはじめとする皮膚萎縮の改善効果を持つ栄養素を積極的に摂取して、体質を改善しましょう。
ステロイドに含まれている「糖質コルチコイド」は、皮膚内にあるコラーゲンを生成する線維芽細胞活性を抑制する働きを持つ成分。たんぱく質を分解する作用があるので、ステロイドを長期的に使っていると皮膚の再生を邪魔されてハリや弾力が無くなってしまいます。悪化すると皮膚が薄くなるため、皮膚萎縮につながるのです。
皮膚萎縮はどんどん進行する病気なので、皮膚深くまで達すると皮膚のバリア機能が低下してアトピーをさらに悪化させます。皮膚の表面からじわじわと進行を始めて皮膚の水分や油分を蓄える角質層から減っていくので、潤いをキープできない状態に。
個人差はありますが、皮膚萎縮が真皮まで達してしまった場合、すぐには元通りの皮膚の状態に戻せません。回復するまでに早くて2年、長い場合は5年~6年以上かかってしまうこともあるので、早期のうちに改善しましょう。』

(現在の自分の状態)
現在の自分の状態が、「生活不活発病(廃用症候群)」=「被災者の避難所病」と正式な病名がやっとわかったので、未知の未来にどうなってしまうのか?も含めて、より具体的に対策が可能となった。
現在の自分の状態は、
・スマートフォン、ゲームコントローラーを握ったまま手があまり開きづらくなる症状→「フィンガーストレッチャー」で、「手の平をパーに開く側の筋肉を鍛える」を1回やっただけで、ほとんど治った。(自分は体の異変に気がつくのが物凄く早いので、最初期段階ですぐに対策を探し出すので)
・ひじの皮膚が物凄く薄くなっていて、触ると、皮膚を越えるとすぐに骨があるような状態。(もともとは、「脂肪肝とインスリン抵抗性」、「内蔵脂肪」、「高血圧」が放置すると糖尿病へなりかかっている危険なレベルだったので、コッコアポ、ビスラットの漢方薬の下剤のたぐいのダイエット薬を使ったのだが、リンパの多い、ひじ、ひざ周りが、ごっそりと皮下脂肪が減るのに、肝心な内蔵脂肪量の全体量が減るより先に、他が限界を超えて痩せてしまったので)
要するに、現在の自分の段階では、「部分だけ限界を超えて痩せすぎてしまった」ので、
・栄養素を運動量に見合っただけは、きちんと、がっつりと食べないと栄養失調になって、「生活不活発病(廃用症候群)」の悪化が1段階進み、次の段階で、本当の老人介護の方の用語のフレイル、「Frailty(フレイルティ)」と呼ばれる段階に症状が進んでしまう。
・「脳と筋肉の信号線が細くなってしまっている」ので、ストレッチ、マッサージをより重点的にやって、筋トレよりも全身の筋肉の使わない細やかな筋肉まできちんと信号を伝えるようないろいろな動き(握る握力ばかりではなく、逆側の開く動きもする。捻る方向、細やかな全ての指の動き、足の指のグー、パーなど)をした方がよい。
・自分の場合には、「何か筋肉を動かそうとすると、脳の中で、もやもやして脳と筋肉をつないでいる信号線も少しもやもやして機敏に動かない感じがする」ので、「被災者の避難所病」とか「エコノミークラス症候群」のように、テレワークでイスに長時間座り続けているので、血栓ができかかっていて、脳の方への血流が減っているなどの傾向はおそらくある。
コロナウイルス後遺症、コロナワクチン後遺症に、「ブレインフォグ」というのがあるが、それのたぐいの可能性もある。

現在、日本政府の指示で、「コロナ禍テレワーク病」になってしまって、自分と同じような、体調の全身への悪化症状が出ている人は、正式名称の病名は、「生活不活発病(廃用症候群)」=「被災者の避難所病」なので、それで調べてリハビリを行っていけば治るようです。
自分は、日本政府の最も勧めた手法の「コロナワクチン接種をする」、「テレワーク指示」という最も国が勧める理想的な事を行ったら、「どんどん全身が不健康になっていった」のだから、きちんと健康被害額を補償するべきです。

日本政府が勧めた「マスクを常にして外出」していたら、「酸素不足で頭痛が酷くなった」ので、今回の「脳と筋肉の信号線が細くなってしまっている」、「脳の不活発」の原因は、マスクによる酸素不足のはずです。