自分が前に、漢方薬の「コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))」と「ビスラット アクリアEX(<漢方>防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」をしばらく飲んでいたら出た症状の「誤治(ごち)」、「壊病(えびょう)」、「瞑眩(めんげん)」というのが出た後の状態について、いろいろとかなり大きい変化が出たので書いていきます。

(漢方薬用語の「誤治(ごち)」、「壊病(えびょう)」、「瞑眩(めんげん)」について)
(参考記事)
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/other/herbal/kanpo-side/
『漢方薬は独自の「証(体質・抵抗力・バランスの乱れ方など)」という患者の体質を見極めて処方する事が前提です。
患者の体質とは違う漢方薬を間違って服用してしまう事を、「誤治(ごち)」という。
「誤治」が出たら漢方薬は飲み続けない事。
誤治の状態のまま飲み続けていると、バランスの崩れた悪い体質に変わってしまうこともあります。これを「壊病(えびょう)」といいます。』

https://kanpo-herbs.com/blog/kanpou/mengen/
『漢方薬では、「好転反応」のことを「瞑眩(めんげん)」と呼ぶ
病気が治っていく時に発生し、患者様にとって不快な症状のことを、西洋医学では「好転反応」と呼びますが、漢方医学ではこれを「瞑眩」と呼びます。個人差はあるものの、下痢や吐き気、発熱の症状が出たり、皮膚から汗を突然多くかいたり、湿疹のような症状が出ることもあります。』

(自分の漢方薬の「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」が出た順番)
(使っている漢方薬)
・<コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))エキス1/2量タイプ 2850mg>
・<ビスラット アクリアEX(<漢方>防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)エキス1日分10錠で3.2g)>

(自分が飲んでいた分量と具体的な日時)
・<コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))エキス1/2量タイプ 2850mg>
2021年12月10日服用開始。以降ずっと「1日3回、1回4錠」用だが、自分は薬が強めに出る傾向があるので「1日1回4錠」の低い分量で服用。体調の悪い日は飲まないなどで、1ヶ月位服用して、2022年1月27日「かすみ目」が出たので服用をいったんやめた。このはじめの1ヶ月間は、「かすみ目」以外、特に、大きな体調の悪化は無かった。2022年4月15日「かすみ目」がなくなったので服用再開。
2022年6月3日 コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))の「誤治」の副作用で、「壊病」が発生。または、「瞑眩(めんげん)」の状態になる。
腹部膨満、食欲不振、食べて時間があまり経っていないのにかなりの空腹感ですぐにお腹がすくようになった(胃や腸から栄養素をあまり吸収できていないような体感)、パソコンなどの明るい画面を見続けると目がやたらに疲れるだけでなく、なぜか体力をかなり使う変な症状が出た、弱めの虚弱状態が発生したので、服用中止。
「防風通聖散」の「壊病」状態は、服用を継続し続けると、肝障害の方へ進行する。

・<ビスラット アクリアEX(<漢方>防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)エキス1日分10錠で3.2g)>
足のむくみがとれず、パンパンに腫れて痛いので、2021年12月14日服用開始。「1日2回、1回5錠」用だが、自分は薬が強めに出る傾向があるので「1日1回5錠」の低い分量で服用したが、自分は頻尿ぎみなので、体質にあっていないようで、1日目から、壊血病の弱めの症状が出る。(膝の関節がクラクラする。手の指の第一関節や肘の曲がる逆側の皮膚の変色が出るが、すぐに、ビタミンC(1錠333mg)を飲めば変色は消える)
「3日~1週間に1回4錠」の分量に大幅に減らして、壊血病対策のビタミンC(1錠333mg)を同時に飲めば、あまり大きな体調の悪化が出ないので、たまに飲むような頻度に変えた。
2022年5月26日 ビスラット アクリアEX(<漢方>防已黄耆湯(ぼういおうぎとう))の「誤治」の副作用で、「壊病」が発生。「壊血病」の症状(強めの症状。かすみ目、歯茎から歯槽膿漏ではないのに血が出る。歯の治療で神経を抜いた歯と歯茎の間が何かグラグラする。膝、足首の関節がグラグラする。あぐらをかいて長時間座っていただけで、左足首のくるぶしが、床擦れ(褥瘡(じょうくそう))一歩手前のような肌がかなりへこんだまま赤くなった(これらの全ての症状は、ビタミンCとコラーゲンを3日間とって、1日10時間ぐっすり眠ったら治った))がいろいろと出始めたので服用中止。
「防已黄耆湯」は、尿を多く出す事で、「むくみ」を除去する漢方薬なので、水溶性ビタミン欠乏症が発生しやすい。
水溶性ビタミン欠乏症のほとんどは、「ビタミンC欠乏症」の「壊血病」。

(自分の漢方薬の「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」が出た以降の体調の状態)
事後の体調の経緯からわかってきたのは、2022年6月3日 コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))のは、どうも「瞑眩(めんげん)」の状態。
腹部膨満、食欲不振、食べて時間があまり経っていないのにかなりの空腹感ですぐにお腹がすくようになった(胃や腸から栄養素をあまり吸収できていないような体感)
3日間位、「胃や腸から栄養素をあまり吸収できていないような体感」から栄養失調ぎみになったが、コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))の「瞑眩(めんげん)」は、「食べても栄養素を胃や腸からあまり吸収できない」ような状態になったので、この栄養失調状態は、サプリメントなどで補えないし、この状態の時にサプリメントに頼ると、後で詳しく書くが、「サプリメント下痢」という状態になって、余計に、栄養失調になりやすい。
八方ふさがりな状態だが、やむを得ず、最低限の栄養素を補う為に、サプリメントを使った。
次の3日間位が、今度は、「栄養素を吸収できていない感じの不自然な下痢」の状態になった。
また、「関節、骨が栄養失調ぎみの、ギシギシいうような体感」も出ていた。
漢方薬の「誤治(ごち)」、「壊病(えびょう)」、「瞑眩(めんげん)」の状態は、西洋医学の薬とは違って、細胞が度を超えた栄養失調などで破壊されていなければ、勝手に、体が元の状態に戻そうとする「恒常性(ホメオスタシス、homeostasis)」という機能で体調は安静にして、栄養をきちんととって、十分な睡眠をとっていれば、どんどん体調は普通に戻っていく。
「恒常性(ホメオスタシス、homeostasis)」をもっと広い視点で解析したいならば、「レジリエンス(resilience)(自然の復元力)」という概念が非常に似ている。
自分の今回の場合には、この重度の「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」状態は、1週間後には、少し体調がおかしく感じるものの、大体日常生活には差し障り無い程度にまでは回復して、漢方薬の医者のホームページに書いてある「瞑眩(めんげん)」の発生している期間は通常、数日から1週間~10日もすれば治ると書いてある、そのままになった、
さらに、「瞑眩(めんげん)」後には、もうコッコアポ、ビスラットを飲まなくても、勝手に、どんどん痩せていくように体質が変わってきていた。
これは、自分に出ていた「脂肪肝とインスリン抵抗性」の人は、「糖質は食べたら食べただけ脂肪につく」体質で、しかも、「脂肪からエネルギーを作り出せない」という最悪の体質だったのが改善してきたようです。

・「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」発生の1週間後には、ここで体調が戻ってきたので、再び、コッコアポやビスラットを飲むのはさすがに危険なので、「ダイエットサプリメント」の「運動をして痩せる」というタイプの「ファットアタック(リアルネット)(L-カルニチン、コエンザイムQ10、αリポ酸、L-オルニチン、BCAA、ガルシニア)(1日4粒用のを、2粒飲むペース)」というのを飲んで、日常の散歩を再開した。
コッコアポプラスA錠(<漢方>防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん))のは、どうも「瞑眩(めんげん)」の状態だとわかったのは、この時で、運動の補佐サプリメントに、「亜鉛+マカ(アルギニン、シトルリン、αリポ酸、カルニチン、BCAA)」というのを飲んでいたのだが、「瞑眩(めんげん)」が出る以前には、精力剤のたぐいなので、男性器が若干過剰勃起する位しか効果が出ていなかったのに、いきなり、この「瞑眩(めんげん)」以降には、今度は、「運動すればするほど、筋肉がムキムキになる」という、かなり大きな体質の変化が起きて、高校生の時と同程度に、「運動すればするほど、筋肉がムキムキになる」状態。
ここで、調子にのって、このサイクルで運動を繰り返していたら、今度は、「ガルシニアが、脂肪の合成を抑える働きがある」ので、これも、コッコアポ、ビスラットと同様に、自然の生薬のたぐいなので、当然、「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」が出るようなので、今度は、また「ご飯を食べても、栄養素が吸収できていない」ような体感が出て、運動してお腹がすいているのに、食べても栄養素を吸収してくれない感じになったので、これも危険なので、一時中止した。

(「サプリメント下痢」=「浸透圧性下痢」に注意!)
・この時期に、自分は、全部のサプリメントはパッケージに書いてある半分しか飲んでいないのだが、飲み忘れが面倒になってきたので、「夜寝る前に、まとめて飲む」ような、よくない生活習慣になっていたので、これが原因で、「サプリメント下痢」=「浸透圧性下痢」が発生した。
「浸透圧性下痢」という状態は、「肛門の方から、おしっこと全く同じような勢いで、水が大量に出てくる(本当に、肛門から、おしっこが出てくる体感にそっくり。下痢じゃなくて、もう水の状態)」という自分ははじめてなった症状です。

(「サプリメント下痢」=「浸透圧性下痢」)
https://element-body.com/14200/%E4%B8%8B%E7%97%A2%E3%81%8C%E7%B6%9A%E3%81%8F%EF%BC%88%E6%85%A2%E6%80%A7%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%B8%8B%E7%97%A2%EF%BC%89/
『浸透圧性下痢
浸透圧性下痢は、腸内の浸透圧が上がることで、腸管内の水分が多くなる下痢です。簡単に言えば、腸内に入った食べ物などが、水分をたくさん引きつけてしまうため、下痢になるのです。
つまり、腸内の浸透圧が、消化器官に入った物質が吸収されにくくなったために高くなったことで、体液が浸出、腸内の水分が増加するためなどで起こる下痢を指していいます。』
と書いてあって、要するに、「錠剤のサプリメントが、浸透圧で、強引に、腸内から水分を集めてしまう」ので、「肛門の方から、大量の水が出る」ような下痢の状態になる。
下痢は、栄養素が全部出ていっているような状態なので、発展途上国の人々や野生の動物の死因の主な原因が「下痢による栄養失調」なので、ここら辺は、かなり注意しないと命に関わる。

(自分が、夜寝る前に、まとめて飲んでいたサプリメント)
・マルチビタミン、ミネラル、必須アミノ酸全部入りのサプリメント
・DHA+EPA(エゴマ油、亜麻仁油)
・コラーゲン+プラセンタ(ヒアルロン酸、ハトムギエキス(要するに、ヨクイニン))
・亜鉛+マカ(アルギニン、シトルリン、αリポ酸、カルニチン、BCAA)
・グルコサミン(1日8粒用のを、4粒服用)
という感じで、「寝る前に、錠剤、8粒をまとめて飲んでいたので、「浸透圧性下痢」になっていた」ようです。

(下痢をしやすいサプリメント)
https://element-body.com/6436/%e4%b8%8b%e7%97%a2%e3%81%8c%e7%b6%9a%e3%81%8f%ef%bc%88%e6%85%a2%e6%80%a7%e7%9a%84%e3%81%aa%e4%b8%8b%e7%97%a2%ef%bc%89/
『コラーゲンは分子が大きく、体内に吸収されにくいので、下痢を引き起こしやすい』

(「冷え性」による下痢)
https://element-body.com/5912/%e4%b8%8b%e7%97%a2%e3%81%8c%e7%b6%9a%e3%81%8f%ef%bc%88%e6%85%a2%e6%80%a7%e7%9a%84%e3%81%aa%e4%b8%8b%e7%97%a2%ef%bc%89/
『腸が冷えると腸内の血流が悪くなり、腸内の活動がスムーズに行われなくなり、下痢の原因となる』
『重度の冷え性になると、今度は逆に、体は命を守ろうとして血流を四肢末端に届けようと一生懸命働かせるので、手足の先や頭部などが過剰にほてる状態になる』
と書いてあって、自分の場合には、「体や皮膚表面をかなり冷やす漢方の「ハトムギ茶(要するに、ヨクイニン)」を飲んでいた」+「エアコン」による冷えの重なりで、「手足の先や頭部などが過剰にほてる状態」になっていたので、暑いので、夜寝る時に、上はシャツ1枚で寝ていたので、「お腹が冷えすぎて、腸の血流が減っていて、腸があまり働いていないから、下痢になっていた」ようです。

(とりあえず解決した)
(1) コッコアポ、ビスラットの漢方薬の「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」が発生中なので、栄養素を多めにとらないと、栄養失調ぎみにすぐになる。
結局、「錠剤は、まとめて飲まない。サプリメントは栄養素なので、食事の直後に飲んで、ゆっくりと吸収させる」ようにしたら、サプリメント下痢にならなくなった。
サプリメント下痢の1番手っ取り早い解決策は、「サプリメントを飲まない」なのだが、自分は、現在、「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」が発生中なので、何らかの手法で、栄養素を補わないと危ない。
「瞑眩(めんげん)」が出た人は、もう、サプリメントによる栄養補給ではなくて、普通の食事からの栄養補給に変えた方が、錠剤による「浸透圧性下痢」にならずに、食事の方がゆっくりと栄養が腸から吸収されるのでいいようです。
(2) 自分の場合には、「手足の先や頭部などが過剰にほてる状態」の重度の冷え性の状態なので、暑いのが嫌とか、熱中症への恐怖から、エアコンを下げぎみだったが、「逆に、お風呂の湯船で、体温調節を司る甲状腺のある首まで暖めて、甲状腺がエアコンの冷たい風などで休眠状態になるのを回避(長期間、首が冷えた生活を続けると、恐ろしい「冷えのぼせ」の病気になる)」して、「お腹の冷えすぎで、腸の血流が悪くなって下痢になっていた」ので、「お腹には、ブランケットをかけて冷えないようにして寝たら治った」
今回は、自分の漢方薬の「瞑眩(めんげん)」、「壊病(えびょう)」後のレポートなので、栄養失調関連の話が多いので、恐怖感を感じる人が多いかもしれないが、実際には、「ここに注意しろ!」という箇所と自分の場合の原因を突き止めて書いてるだけなので、実際に起きている結論から書くと、「今現在の自分は、むしろ筋肉ムキムキ体質になっている」状態です。
「手足の先や頭部などが過剰にほてる状態」が実は調べたら、「重度の冷え性」の状態だったり、その時には、むしろ、「お腹の冷えすぎで、腸の血流が悪くなって下痢になっていた」とか、栄養失調ぎみの時に、サプリメントに頼ると、むしろ、「サプリメント下痢」=「浸透圧性下痢」になって「下痢による栄養失調」になりやすいとか、わかりづらい因果関係が見えてきたので、それを覚え書きとして書いている。

(高齢者は、コッコアポ、ビスラットなどの下剤のたぐいのダイエット薬や、ガルシニアなどの吸収阻害作用のあるサプリメントはやめた方がいい)
この間、テレビでやっていたのは、「高齢者になると、今度は、胃腸が弱りすぎて、いくら食べても脂肪などが吸収できない体になっている人が多いので、栄養失調ですぐに死にやすい」とやっていたので、高齢者は、コッコアポ、ビスラットなどの下剤のたぐいのダイエット薬や、ガルシニアなどの吸収阻害作用のあるサプリメントはやめた方がいいです。