【医療統計リテラシー】ウクライナ危機の世界燃料高騰死で、パンデミックが原因の「超過死亡率」が今後わかりづらくなる

今、WHOが世界ともめている問題があって、「パンデミックが原因の超過死亡率の算出の仕方がわかりづらくなっている」という問題で、「医療統計リテラシー」に関係する重大な問題が発生している最中です。
「リテラシー」というのは、「情報分析の正確さ」の事で、「医療統計リテラシー」に問題が発生していると、「必要の無いワクチンの過剰接種」、「製薬会社の技術開発方針の方向性の決定や、経済的な経営方針の仕方の算出」など大量に重篤な人の死に直結する問題が出てきてしまう。

(WHOと「超過死亡率」は何をもめているのか)
問題となっているのは、WHOにおける「超過死亡率」の取り扱いの仕方の問題点についてです。
次のようなやり取りが、ついこの間あった。

(インドの超過死亡率と、コロナ死者数統計の大幅な食い違い問題について)
https://www.afpbb.com/articles/-/3357615

(WHO)「インドの超過死亡率を見る限り、インドのコロナ死亡者数統計にはウソが含まれており、インド当局が報告したコロナ死者数は41万4000人以上だが、米シンクタンク「世界開発センター(CGD)」が流行初期から今年6月までのデータを分析した結果、インドでは、340万~470万人が新型ウイルスで死亡した可能性が示されて、インド政府がWHOに報告しているコロナ死者数の10倍近くも差があるので、偽の統計操作はやめろ」

(インド政府)「超過死亡率というのは、何も、コロナウイルスだけの死者数だけがカウントされているわけではないので、WHOの10倍算出の方が統計操作でウソはやめろ!」

(WHO)「超過死亡率は例年の平均の死亡者数との差だが、では、どうして、10倍もインドでは人が死んでいるのか?内訳のわからないこのインドの大量の死者数の原因を教えろ!」
という感じの事が今起きています。

(世界の「超過死亡率」)
https://kagonma-info.com/c0011/covid_15_million_deaths/

(WHO)「アフリカでは、オミクロン株以降のエンデミックと噂される、アフリカ感染者数・死亡者数減少などの数値が出るのは、アフリカでは、まだいろいろな医療統計数値が欠如しているだけなので、正確に数値が把握できていないだけなので、注意するように」(オミクロン株がエンデミック株なのかの証拠にはならないという意味)

『超過死亡率の低い国は、集団検査と検疫を徹底している中国、厳しい渡航制限を課したオーストラリア、ニュージーランド、日本、ノルウェーなど』

(WHO)「世界の「超過死亡率」の数値を見る限りでは、どの国も、インドと同様に、「統計に反映されていないコロナ死者数が10倍などかなりの数いるはずなので、どの国も統計操作している可能性が高い」」

『データはコロナに感染し死亡した人だけでなく、病院で治療を受けられずに死亡したり、コロナが原因で基礎疾患が悪化し死亡した人なども含まれる。(いわゆる「コロナ関連死」)
WHOは公式発表に含まれない約900万人の大半が間接的な死ではなく、コロナに感染し死亡したと考えている。』

(コロナ後の世界の「超過死亡率」(2022年5月7日のニュース記事))
https://www.nagoyatv.com/news/kokusai.html?id=000253922

では、コロナ後の世界の「超過死亡率」は、どうなっているのか?というと、
『「新型コロナウイルスの影響で亡くなった人は、実は3倍も多かった」。
WHO(世界保健機関)は5日、そんなレポートを発表しました。
2020年と2021年の2年間に直接的または間接的にコロナの影響で亡くなったのは、実に1490万人にのぼったとみられると記されています。
その期間に、コロナによる死者として世界で報告されたのは約540万人。
実際にはその2.8倍の人がコロナの影響で亡くなっていたということになります。
これは「超過死亡」として、実際に亡くなった人の数と、過去のデータをもとにコロナがなかった場合に予想される死者数との差で計算されました。
WHOはこの「隠れたコロナ死」について、コロナの感染拡大で医療体制がひっ迫したため、ほかの病気の予防や治療に影響が出たことを一因として指摘しています。
また、コロナと診断されないまま亡くなった人たちも含まれていると考えられます。
各国の超過死亡を見てみると、インドは474万人、アメリカは93万人、ブラジルは68万人、ドイツは19万人などとなっています。
では、日本はどうだったのでしょうか。期間中、超過死亡が最も多かった月はちょうど1年前、2021年5月で5081人となっています。当時は東京や大阪で緊急事態宣言が出されていました。ただ期間全体では、マイナス1万9471人。マイナスというのは、予想されたよりも実際の死者が少なかったことを意味します。』
と書いてある。

(実際の日本の「超過死亡数」統計を見れるホームページ)
<超過死亡数>(ある地域や国での死亡数の毎年の平均と比較した死亡数の事で、未知のパンデミック発生などの発見をする時に使う)
(NIID 国立感染症研究所、日本の超過および過少死亡数)
https://exdeaths-japan.org/graph/weekly

https://exdeaths-japan.org/graph/numberof

https://exdeaths-japan.org/

このグラフの「NIID 国立感染症研究所」の統計によると、

・(2020年1月26日~2020年7月5日(第1波~第2波開始前まで))コロナが始まった直後から半年位の間だけ、例年よりも、日本は、「超過死亡数」がマイナスなので、「例年よりも、むしろ全体のいろいろな原因の死亡者数は大幅に減っている」という謎の現象が起きて、当時、話題になったが、当時「普段マスクをしない人が全員マスク生活になったり、手洗いや消毒の徹底をした事で、インフルエンザ感染率が当時激減した」などの影響が指摘されていた。

・(2020年12月6日~2021年1月17日(第3波開始からしばらくの間だけ))今度は、日本で「GO TOトラベル」キャンペーンをやった直後の時期には、むしろ逆に、「超過死亡数」が大幅増加に転じた。

・(2021年5月2日~2021年8月29日)日本で「アルファ株」、「デルタ株」が流行った時期には、「医療ひっ迫」も重なって本来死ななくていいコロナ以外の患者も死亡した事で、「超過死亡数」が爆発的大幅増加した。
((*注意)日本の「超過死亡数」に関する過去のネット上の古い記事は、この最新の「NIID 国立感染症研究所」の統計グラフは当然反映されていない記事なので、「日本はコロナなのに、「超過死亡数」がマイナスだ!」とか逆に、「超過死亡数が爆発的に増えている!」とかの個々の部分記事が多いので、間違わずに、全体のグラフの流れを把握しましょう)

((NHK)日本のコロナ第1波~第6波 感染者数グラフ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/entire/

内訳を、「(NHK)日本のコロナ第1波~第6波 感染者数グラフ」と合わせて見ると、次のように書いてある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/83b58aeb9f1fe6beb04629925e2e66e1fb127eab
『・「第1波」と初の「緊急事態宣言」(2020年3月~5月ごろ)
・「第2波」と飲食店への時短要請(2020年7月~8月ごろ)
・GO TOトラベル(2020年7月22日~12月28日)
・「第3波」と2回目の「宣言」(2020年11月~2021年3月ごろ)
・「第4波」と「まん延防止等重点措置」初適用(2021年3月~4月ごろ)
・3回目の「宣言」と「アルファ株」(2021年4月~6月ごろ)
・東京オリンピック(2021年7月23日~8月8日)
・「第5波」と4回目の「宣言」(「デルタ株」の猛威と医療ひっ迫)(2021年7月~9月ごろ)
・「オミクロン株」の急拡大と“第6波”(2022年1月~)』

(「超過死亡数」に含まれる死亡者数の内訳って何なのか?)
「超過死亡数」とか「超過死亡率」というのは、「例年の平均的な死亡者数グラフから、どれ位ずれているのか?の差」を見る事で、本来ならば、WHOは、「未知のパンデミックが発生している事を発見しやすい」、「飢餓などが発生している地域を発見しやすい」という感じの使い方をしている。
死者数だけに限らず、「超過通院者数」とかの平年との差を調べる事で、
『2019年11月18日頃(インフルエンザのような患者数500人位)から、中国武漢の2つの病院の「インフルエンザのような患者数」の件数が爆発的に増加していて、2019年12月29日には「4078人」も増えていて、去年のインフルエンザのデータでは「423人」だったので、9倍も増えていた。』という感じのデータから、これが、今回のコロナウイルスの最初の爆発的クラスター発生時点だと解析したりできる。

問題な事は、
・「超過死亡数」、「超過死亡率」には、「パンデミック」、「疫病」だけでなくて、次のようなデータが全部混在した、ただの例年との死亡者数の差を示しているだけのデータな事で、「内訳統計」というのを今後は別に収集していかないと、特に、ウクライナ危機以降の「燃料高騰による大量の経済的な死者数増加」が見込まれる2022年以降のデータの取り扱いが、医学的にパンデミック統計として役に立たなくなる事が確実にわかっている事です。

(「超過死亡数」に含まれる死亡者数の内訳)
・パンデミック、疫病発生による死者数
・飢餓による死亡
・コロナ禍生活の経済苦からの飢餓や自殺
・コロナウイルス後遺症、コロナワクチン後遺症の「脳炎」などが原因と思われる「鬱病」などによる自殺多発現象
・ウクライナ危機以降の「燃料高騰による大量の経済的な死者数増加」
*特に、コロナ禍以降では、「経済苦による自殺者多発」、「ドメスティックバイオレンスによる自殺者多発」、「コロナウイルス後遺症、コロナワクチン後遺症の「脳への血栓症」などが原因と思われる「言語障害」や「記憶障害(短期的な記憶すらできないので仕事ができなくなった)(海馬に存在する新しいニューロンの数が、通常の10分の1程度しかないタイプ(脳の一次記憶領域の損傷で、ほとんど記憶できない))」を苦にした自殺」など自殺者があまりにも増えている事が気になる傾向です。

特に、現在、すでに、中国租借地問題で経済的に崩壊しているスリランカや、レバノンなどのデフォルト(債務不履行)国家では、ウクライナのコメディアンのゼレンスキー大統領と、アメリカのバイデン大統領が出している指示の「燃料費を人為的に30倍などに高騰させる指示」の結果、すでに、経済的に多数の死者が出始めているので、2022年5月以降の世界の「超過死亡数」の数値の大半が、この「ゼレンスキー大統領と、バイデン大統領による燃料高騰指示による世界大量虐殺数値」の方が増えてしまう可能性が高く、もう、WHOは、パンデミック指標の数値として、「超過死亡数」、「超過死亡率」というデータを扱えなくなる恐れが出てきている。
この事を把握していないと、【医療統計リテラシー】として、大きな間違いが起きるので、自分が先に指摘して書いておいた。
「ゼレンスキー大統領と、バイデン大統領による燃料高騰指示で世界中でどれだけ大量の人々が虐殺されるか?」は、この来年の世界中の「超過死亡数」の数値を見ればわかってきます。
優れた政治家というのは、こうやって「未来に起きる燃料高騰指示が原因の世界死者数が爆発的に増える」とかを先に予測して、だから「政治家による燃料高騰指示は殺人と同じなのでやってはいけない事だ」とわかる。
ゼレンスキー大統領と、バイデン大統領による燃料高騰指示に共感している世界中の政治家は、「兵器で人を殺さなければ殺人にはならない」という感じの精神異常者のような発想をしているのは異常です。
ロシアがウクライナで殺した人の数よりも、ゼレンスキー大統領と、バイデン大統領による燃料高騰指示で虐殺された世界中の人々の方が、2023年の「超過死亡数」統計で爆発的に多いはずです。