アメリカの現地時間で2021年1月6日に、ホワイトハウスでトランプ支持者が暴動を引き起こして4人死亡しました。
どうして、このような事態に発展したのかを現地のニュースなどから時系列で説明していきます。

(ホワイトハウス襲撃暴動はなぜ起きたのか?正確な社会学の検証の仕方)
(1) トランプ大統領になってからトランプ大統領の発言が問題で、アメリカは完全に分断される事になった。
主に、次のような過激な暴動を行うテロ集団が大量にアメリカ国内に誕生した。(実際には、かなりの昔からあった集団がトランプ大統領が煽った事で表面に見えるようになっただけ)
・白人至上主義者(KKK)(クー・クラックス・クラン)
・BLM(Black Lives Matter、ブラック・ライブズ・マター)(黒人至上主義者。黒人暴動を引き起こして略奪、町の破壊、店舗を破壊して大量に物を盗む集団。テニスの大坂なおみ選手が扇動した事で一気に拡大した)
・アンティファ(ANTIFA)(反ファシズム。トランプ大統領がテロ組織に指定。トランプ大統領は支持者が、白人至上主義者やQアノンなのでそちら側から発言している)
・オルタナ右翼(アメリカの南軍旗を掲げている)
・ブーガルー(boogaloo)(黒人の過激集団で銃を愛する。反政府という価値観を重視する。要するに、政府が過度に国民に関与せずに自由にさせろと訴える集団)
・Qアノン(アメリカの陰謀論支持者)
・LGBTQ、LGBTQIA、(同性愛支持者。性別に対する差別を無くそうという運動。Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender, Questioning、Inter-sex, Asexualの頭文字。デモをやっている本人達の思惑とは裏腹に「同性愛者による性的虐待(主にキリスト教カトリックの聖職者や枢機卿による性的虐待犯罪)」が正しいと主張する犯罪者に利用されている)

(2) <アメリカ分断時代の開始>(カウンターデモ)次に、現在のトランプ、バイデンなどのアメリカ選挙戦が開始されると、こういった過激団体間のいざこざ、殴り合いなどが始まりました。
日本でもそうですが、何でもデモを行うという事は、「それに反対する団体も、そこでデモを行う(カウンターデモという)」からです。
要するに、一方のデモ隊のみが活動していると、それに反対するデモグループは何もしないと負けてしまう可能性があるので、こういった「カウンターデモ」という事がよく行われるようになった結果、「主張が相反する全く正反対のデモ隊が、常に突き合わされる構造が多く見受けられるようになった」

(3) <「デモ中毒」化してデモ活動から抜け出せなくなる>
要するに、環境破壊とかのグレタ・トゥーンベリさんなんかや、香港、台湾デモなんかや、日本や世界中のデモ隊がやっているのは、「デモ中毒」に陥っている状態で、「カウンターデモ」があるので、自分達の主張を相手のカウンターデモ隊につぶされるのを恐れて、毎日デモ隊に参加しなくてはならないと、心理的強迫が起きて「デモ中毒」という精神病の症状が起きてしまうので、毎日デモ隊に通うのが日課になります。

(4) <危険な武装自警団の登場>この次の段階では、「カウンターデモ」が頻繁に行われるようになると、殴り合い、つかみ合いをしながら口論が当然路上で増えていき、それぞれのデモ隊は危険を感じるようになった結果、銃が気軽に買えるアメリカでは、「武装自警団」をデモ隊に自意識で付けるようになっていきました。
有名な武装自警団が白人至上主義者の「ミリシア」という銃で武装して白人至上主義者のデモ隊のまわりにいる自警団です。
そんな中で、「ミリシア」なんかの武装自警団が相手の「カウンターデモ隊」側の人が抗議にやってきた時に、相手に、銃口を向けるなど、しろうとの馬鹿自警団なのでやるようになって、この時期のアメリカ人達は、「このままいくとアメリカは内戦になるかもしれない」と語っていたニュースが当時、現地ニュースではやっていました。
問題な事は、この銃口を相手のデモ隊に向けた白人至上主義者の「ミリシア」という武装自警団は、トランプ大統領支持者だった事で、今回の2021年1月6日の「ホワイトハウス襲撃事件」は、いつかは起きるだろうなという事は、この当時の時期のアメリカ人達はみんな思っていました。

<アメリカ在住中国人が銃を大量購入携帯している>また、トランプ大統領が、「チャイナウイルス」と連呼している事で、アメリカ国内に住む中国人達が殴られるなどの危険性を頻繁に感じやすくなった結果、気軽に銃が買えるアメリカで、「アメリカ在住中国人が大量に銃を購入、携帯するようになった」事で、こういった「自警、自衛行為」がエスカレートしていくと、近い将来に、アメリカ国内で内戦状態になりやすい土台、土壌が現在形成されている最中です。
前に書いたように、5G基地局が整備される事で、数万台以上のドローンなんかを緻密に制御可能なテロ時代に突入するので、イスラム過激派がアメリカの墜落した無人機を解析して作った無人攻撃機「アバビール」なんかを使ったイスラム教徒や、アメリカを敵対視している中国人テロリストが、そういった5Gを利用したテロを引き起こさないか警戒されている。

(5) <Twitter、フェイスブックなどを追い出された人達がParler(パーラー)に移る>
こうした中で、数々の暴動を煽る発言を繰り返していたトランプ大統領のTwitterの発言に検閲がかかるようになりました。
同時に、アメリカ国内の過激集団の人達の多くが、Twitter、フェイスブックなどで、アカウント停止となり、白人至上主義者なんかのTwitter、フェイスブックなどを追い出された人達がParler(パーラー)というアプリに移りました。
Parler(パーラー)というアプリは、Twitterのような発言アプリで、売り文句は、「検閲なしのアプリ」です。
トランプ大統領の支持者の多くが、このParler(パーラー)というアプリに移った事で、トランプ大統領も、このParler(パーラー)というアプリで発言するようになって、今回の「ホワイトハウス襲撃事件」の前振りの段階で、「見えない所で、過激集団の中で盛り上がっていた」というわけで、それで、今回の「ホワイトハウス襲撃事件」が起きたわけです。

(6) <2021年1月6日の「ホワイトハウス襲撃事件」の当日の様子>
アメリカの現地時間の2021年1月6日は、「バイデン」氏がアメリカ大統領に正式に承認される事を議会の中でやっていました。
トランプ大統領は、ホワイトハウスの前に、トランプ支持者を集めてデモと抗議を行っていて、トランプ大統領は、「みんなでホワイトハウスへ向かって行進しよう」と呼びかけた所、そのまま暴徒と化して、議事堂のガラスをたたき壊して暴徒が中になだれ込みました。
警察が出動して、冷静さを欠いて、議事堂内のデモ隊に、アホなルーチンワークで「催涙ガス」を放った為に、議事堂内の政治家も、この催涙ガスを吸う事になった。
さらに、頭に血がのぼった警察が、デモ隊の女性に発砲して、この女性を射殺したという、「猿に銃を持たせた」ような理性の無い行動を警察が取った。
他に3人のデモ隊も撃たれたか何かで重症となり治療で運ばれたが死んだ。
結局4人のデモ隊が死亡するという最悪の対応となった。
こういった冷静さに欠けて理性の無い警官の行動は、「警官のメンタルトレーニング」が低いと、「警官の側が頭に血がのぼって犯罪者となり人を射殺したりする」という、「銃や自動車運転(あおり運転事件など)などの危険物を扱うメンタル能力不足」という最悪の事態に陥るわけです。
前に、2020年9月6日に、世界で最も暴力的な中国の警察が、デモ隊の近くにいた、ただの買い物に来ていた、しかも12歳の少女に性行為をするような形で少女の下半身の部分に馬乗りになって強引に取り押さえた事件のニュースが問題になりましたが、この少女は、もう男性恐怖症でPTSDで結婚もできないかもしれません。

(フィルターバブル、エコーチェンバー現象が、一歩悪い段階に移行している)
今回の問題は、「フィルターバブル、エコーチェンバー現象が、一歩悪い段階に移行した」事で起きたもので、Twitter、フェイスブックなどを追い出された人達がParler(パーラー)に移った事で、このParler(パーラー)内のネットコミュニティーは、今までの「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」とは違って、その中での密接した集団会話は、「テロ、過激集団内のみの同調」という最悪な社会学の状態を生み出しました。
「フィルターバブル」というのは、「SNSなんかで、自分の見たくないものをフィルターする事で、その人や、そのコミュニティー内の人達にとっては、"見たくないもの"は、この世に存在していないような錯覚に陥る状態です」
さらに悪い事には、次に、「エコーチェンバー現象」というものが起きて、こういった「フィルターバブル」が起きているコミュニティー内では、「イイネ」以外の反応が返ってこず、反論は返ってこないので、「自分の言った声の"こだま"のような、自身とまったく同じ意見の声しか対話者から返ってこない」という、さみしい現象が起きて、結果として、「同調」が加速化します。
「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」の小さい檻に閉じ込められたようなネットコミュニティー内で長く滞在し過ぎると、反論がこの世に存在していないような錯覚と妄想が起きて、強行なデモ隊に参加して行ったりする。最近の一番わかりやすい事例が、同性愛者デモなんかで、「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」で反論がこの世に存在していない、みんなが「同調」しているコミュニティー内では、みんなが私を認めてくれるという錯覚と妄想に陥って、いざ、同性愛者デモ隊に参加したり、いきなり、大学や学校、会社などで、「同性愛カミングアウト」をしたあげくに、当然、社会は、そんな状態ではないので、受け入れてもらえずに自殺する。とかの事件に発展しやすい。
現在進行形の状態で、「フィルターバブル、エコーチェンバー現象が、一歩悪い段階に移行している」のですが、
(1) アメリカの過激集団が大量に集まったParler(パーラー)アプリ内のコミュニティーが、ちょうど、イスラム国テロリストが誕生した時のネットコミュニティーにそっくりの状態で、世界各国の警察や軍隊や日本の天皇・皇族警備隊は警戒を強めないといけなくなった。
いろいろな経緯から、アメリカは、今現在、どんどんテロ集団が生み出される時期に入ってしまっています。
現状では、日本の東京オリンピックにアメリカ人観客を入れる場合には、「過激活動、暴動」などへのかなりの審査が必要でしょう。
(2) テレワーク普及促進
一方で、日本や世界では、コロナ禍で、「テレワーク普及促進」をしている事から、別の現象の新しい「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」が起きてくるはずです。
主に、テレワークは、「学校、会社」で導入しているので、「テレワーク、フィルターバブル、エコーチェンバー現象」は、そういった関係で起きてくる現象のはずです。
なりやすい予測としては、「自殺コミュニティー」、「自殺幇助(ほうじょ)コミュニティー」、「売春斡旋」なんかが、テレワーク社会の中でできてしまわないように警戒する必要があります。
「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」の怖い所は、その小さなネットコミュニティー内では、「同調」意見のみが進むので、非常に気軽に自殺が起きやすくなったり、「集団自殺」が起きたりしやすくなる事です。
ネットリテラシーの「フィルターバブル、エコーチェンバー現象」は、もう一段階悪い状態に進みつつあります。