最高の画質で、ブルーレイ録画するには?どうするか?(ノイズ低減の方法)


ブルーレイレコーダーを買ってから、しばらく使ってみて、だいぶ、ノイズ低減の方法がわかってきたので、それについて書きます。
現在、次のような方法を、全部やって録画した「フルハイビジョン」のテレビ放送の映像を見ると、「本当の、フルハイビジョンの画質」とは?どのような物なのか?がわかる程、綺麗に、録画できるようになりました。


(本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現)
また、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」とは、このような物だったのだ!とわかる程に、録画画質がクリアーで、綺麗になりました。
こういった、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」というのは、実は、映画などでは、緻密で綿密に、映像の設計が成されているのですが、例えば、霧のような物や、光り具合など、ある意図を持って、実際の映像には、制作時に作られているのですが、それが、わかる程には、なかなか再生されないので、わからないのです。
例えば、「霧」のシーンでも、
・「薄暗い霧」
・「朝靄のような、朝露などの中の靄」
などの表現の違いについて、本来の映画監督などや、映像ディレクターは、設定、設計して制作しているのですが、それが、実際の「フルハイビジョン」テレビ放送時には、どちらも、同じにしか見えない事が、ほとんどなので、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」が見える程になると、映画などの中の「文学的」表現などの細やかな表現の違いまでも、本当は、わかるのです。
本来は、こういった所まで、やっていかないと、テレビ業界や、映画業界などの映像表現技術は進化していかないのですが、そうすると、映画などの映像表現で、文学的表現などの細やかな違いまで表現できる技術や、テクニックなどが磨けるわけです。

しかし、この方法は、一般の日常生活では、かなり無理がある方法なので、よほど、綺麗に録画したい番組がある時にやるといい感じです。
自分は、もともと、単品コンポを持っているような人間なので、もの凄く、画質や音質の違いにまで気を配るのですが、基本的には、昔のアナログ時代のノイズ低減方法を、いろいろと、考えられるだけ、やってみただけです。


アナログ時代には、この他にも、
・「インシュレーター」(本体の足の事)を、高性能な衝撃吸収タイプに変える。
・「ケーブル」は、できるだけ短い方がいいが、あまり短すぎると、ケーブルの根元に負担がかかってしまい、かえって、画質や、音質劣化するので、使いまわしのよい長さ(1m~1.5mなど)でよい。(昔のアナログ時代には、本当に画質や音質に気を配る人は、通常は売っていない長さの、「20cm」、「30cm」ケーブルなどを、メーカー取り寄せなどで買っていた。)
デジタル時代でも、できるだけ、短い方がいいが、基本的に、「5m」とか「10m」とかの長すぎるケーブルは使わない方がいいが、それ以外は、気にしなくてもよい。しかし、実際には、「3m」と、「1m」では、まったく画質の綺麗さが違うので、不必要に長いケーブルは避けるべき。ただし、「1m」では、ケーブルの根元が、ピンピンに張ってしまっていて、安定して接続できないような場合などは、「+50cm」長いケーブルの方が、ケーブルの根元が安定しない事で入る、不慮の変なノイズが入らないので無難。


・電圧などの揺れに気をつける。
電気機器は、通常、家庭の中で、同時に使うと、「電圧降下」という現象が起きます。
この状態で、「ブルーレイレコーダー」などを使うと、内部のICなどは、かなり本領発揮できなくて、無理な必要の無い電圧調整などの為に、本体の機能や電気を使うので、画質や、音質が、かなり下がります。
単品コンポで、クラシック音楽などを聴く人は、昔は、かなり気を使っていた部分です。
クラシック音楽でも、映像の部分でも、「ピアニシモ」という弱い信号の再現能力が、先程書いたように、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」とかの、「文学的」表現などが、再現できるのか?に関わってくる部分なのですが、この音質でも、映像でも、弱い信号の再現能力というのは、ノイズが入りやすいので、通常は、ノイズが少しでものってしまうと、消えてしまって、表現できなくなってしまう部分であって、これが、ちょうど、「情緒」感などが現される部分なので、これが再現できないと、要するに、「映像でも、音楽でも、本来の制作者の意図していた物は、かなりの大半消えてしまっているので、意味がない」というわけなのです。

など、いろいろなノイズ低減の方法がありました。
こうした昔のアナログ時代の高級オーディオなどの方法は、やれば、それなりに効果は出ますが、だんだん効果が小さくなるので、それ以上に大きなノイズ源となる箇所(2番組同時録画など)をやっている場合には、ほとんど効果はわからないはずです。


自分は、次のような方法だけで、かなり、自分が思っていたような、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」とは、このような物だったのだ!とわかる程に、録画画質がクリアーで、綺麗になったので、満足しています。
雰囲気でいえば、以前の、ノイズがのった映像との違いは、

・ノイズが減ったので、解像度が高くなったので、かなり高繊細な部分を見分けられるようになった。
・ノイズが減ったので、バンディングノイズが発生していない場合の諧調部分が綺麗に見分けられるようになったので、「艶」が分かるようになった。これによって、細かな質感の違いが、目に見えてわかるようになった。
今までは、ノイズがのっていたので、諧調部分と、艶や、輝いて光っている部分の境界が、ノイズで曖昧だったので、「艶」のような質感が、微妙に、ザラザラしていて、見分けられなかった。
・画質が、クリアーになった。
・音質が、クリアーになった。
・画質の、ガサガサ感が消えて、高繊細になったので、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」とは、このような物だったのだ!とわかる程に、録画画質がクリアーで、綺麗になった。
・画質で、「透明感」のあるような表現の箇所が、わかる程に、ノイズ低減ができた。
・画質で、肌色の透明感があがって、綺麗に見えるようになった。
これは、本当に、綺麗になりました!
しかし、次の方法は、一般の日常生活では、無理が多いので、自分は、綺麗に録画したい番組がある時間は、通常は、「30分」とか「1時間」とかなので、その間は、「パソコン作業はしないで、OFFにしておく」、「テレビのある部屋の蛍光灯も消す」、「テレビはつけないで、予約録画のみにする」という事なので、お風呂掃除などの別の作業をする事にしました。(掃除機は、かなりのノイズ源なので、しない。これは、電圧の急上昇、急降下と、ドタドタとするので、ハードディスクの動作中には、よくないからです。)


(最高の画質で、ブルーレイ録画するには?どうするか?)(当然、最高の画質を目指す為なので、DRモードなどの、録画最高画質でしか録画しません。)
・1度に録画するのは、1つにする。(これは、例えば、「12:00~12:30」の次に、「12:30~1:00」のように連続した番組は、同時に2つ録画と事実上、同じなので、できるだけ避ける。理由は、デジタルは、映像圧縮の都合上、前のフレームとの差で圧縮しているので、「12:00~12:30」の番組があれば、実際の録画は、前後の、5秒ほど前と後に、プラスされて録画開始と終了されるので、つなぎの部分で、事実上、2番組録画になってしまうから。自分の実験では、この画質低下は、この重なっている5秒間だけでなくて、20分ほど、画質の悪化が続く。)


・録画中は、ノイズ源となる機器の電源を、全部、OFFにしておく。
パソコンや、携帯機器などの電源をOFFにする。(携帯電話の待機などは、あまり関係ない感じ。スマートフォンなどのように、高速演算などをする機器は、ノイズ源になりやすい。)
夜中など蛍光灯もOFFにしている時の録画の方が状態が綺麗に録画されているので、必要ないのであれば、蛍光灯もOFFにして、テレビもOFFにして、予約録画にした方が綺麗に録画される。
自分の実験では、「パソコン、蛍光灯OFF」時の予約録画は、かなりノイズの低減となった。


・ブルーレイレコーダーのコードの接続を、ノイズが少なくなるように工夫する。
自分は、ブルーレイレコーダーを買った当時には、デジタル方式は、どのような状態でも画質は劣化しない。と思っていたが、実際には、今までに、普通に、「ハイビジョンテレビ」のみで見ていた映像と、「ブルーレイレコーダー」からの、録画や、スルー映像の画質が、ガサガサした感じに、だいぶノイズがのったので、いろいろと、アナログ時代のノイズ低減方法を試してみて、ケーブル接続の方法を変えると、若干、ノイズが減った。
自分の場合には、はじめは、マニュアル通りに、アンテナケーブルの接続は、「ハイビジョンテレビ」の方には、「ブルーレイレコーダー」からのスルー端子を通して接続していたが、この方法だと、内部で、「ブルーレイレコーダー」と「テレビ出力用」の、アンテナからの映像信号が混ざるのが、ノイズとなるようなので、完全に分離して、「ブルーレイレコーダー」からのスルー端子のアンテナ接続は、やめにして、直接、「ハイビジョンテレビ」の方には、別に、アンテナケーブルをさす方式にすると、かなりノイズが減った。
要するに、「ブルーレイレコーダー」の内部では、アンテナ信号など、できるだけ混ざらないようにした方が、だいぶノイズ低減となる。(その為、2番組同時録画などはしない。)


・ハードディスク残量は、全体の10%~20%は、常に残しておく。
パソコンもそうですが、ハードディスクというのは、全体の最大容量の10%~20%は、常に、空けておいた方が、安定動作します。
「ブルーレイレコーダー」のハードディスクでも、極端に、空き容量が少ないと、いろいろとヘッドが、空きスペースを探して動くので、余計な力を使うので、これをなくせば、その分、画質の回路に多く電力などがまわって、高画質に録画できるわけです。
これは、電気の蛍光灯なども同じで、現在の蛍光灯は、「インバーター」方式が普通ですが、「インバーター」というのは、昔の「安定器」方式の蛍光灯とは違って、かなり高性能に電圧などを制御できるので、昔の「安定器」方式の蛍光灯では、切れてしまって使えないような、「使い続けて、使用期限が、かなり過ぎてしまって、蛍光灯の付け根の部分が、2cm位も黒くなっているような蛍光灯でも、かなり強引に、インバーター制御で動かしてしまえるのですが、その状態を長く使い続けると、これは、蛍光灯の本体に、かなり無理をかけているので、本体が壊れやすくなるので、通常は、安定器方式の蛍光灯では消えてしまうような、蛍光灯の付け根の部分が、2cm位も黒くなっているような蛍光灯は、インバーター方式では、まだつきますが、これは、もう代え時なのです。要するに、蛍光灯の本体寿命を縮めてしまうので、よくないのです。」
こういった感じで、電気機器というものは、「どこに、余力電力を余らせて、集中的に使わせるか?」とか、「無理をかけない」という方法を、徹底的に考えると、ノイズ低減になったり、録画画質を上げたりする事ができるわけです。

この中で、思ったよりも、ノイズ源となっていて、大きかったのは、「パソコンをOFFにする」、「2番組同時録画はしない」、「ケーブル接続のノイズが減るようにする」辺りは、どれか、1つでもやっていると、もう、ノイズが入った!と、見てわかる程変わってしまいます!
ただし、自分は、目の性能が、かなりいいので、かなり、細かい色の違いなどがわかるので、見えますが、一般の人は、わかるかどうか?は不明です。
しかし、これらが、積み重なった時には、一般の人が見ても、「完全に、ノイズが減った!本当のフルハイビジョン画質とは、このような物だったのか!」とか、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」とは、このような物だったのだ!とわかる程に、録画画質がクリアーで、綺麗に見えるはずです。


・さらに、完璧を期してやる場合には、家中のテレビを1つも電源をONにしないと、アンテナ線の分岐で減る分が無くなるので、そこまでやると、また次元の違う位、見え方が綺麗になります。


(テレビ放送時に、すでに、失敗放送で、ノイズが入っている物の、ノイズは減らせない)(失敗放送とならないようにする対策方法)
ただし、テレビ放送局の、映像ディレクターなどが、ヘボをやって、「もともと、放送する前に、ノイズが含まれたまま、テレビ放送している」など、問題点がある場合は、もう、ノイズ低減できません。
テレビ放送局の、映像ディレクターの、けっこう多い失敗が、
(1)古い映像のインターレースから、ノンインターレースへとの変換をする時に、「半フレーム」ずれてしまったまま、映像処理してしまったので、「ジャギジャギになっている!失敗放送映像!」(これは、普通は、プロの映像ディレクターでは起こりえない事なのですが、けっこう、だいぶ、まだ、こうした失敗映像のまま放送しているテレビ放送も、だいぶ、あります。)
(2)デジタル圧縮方式は、前後のフレームの差で圧縮するので、必ず、最初や最後の1フレームや、場面の切り替わり時に、ノイズが入ります。
これは、現在の圧縮方式の仕様上、回避不可能なのですが、問題なのは、何回も、放送している古い番組で、この最後の1フレームなどのノイズを削るのを繰り返した結果、”映像の最後の音声が切れてしまう!”などの失敗放送が多いです。
このように、最初や、最後の「半フレーム」、「1フレーム」というのは、凄腕の映像ディレクターの場合には、デジタル方式の場合には、1番、気を使う箇所です。
例えば、デジタル圧縮方式は、前後のフレームの差で圧縮するので、必ず、最初や最後の1フレームや、場面の切り替わり時に、ノイズが入りますが、凄腕の映像ディレクターの場合には、このノイズを、ゼロにする方法があって、それは、とても簡単で、「黒1色」のフレームを、1フレームだけはさむだけです。
難しいのは、昔のテレビ番組の再放送時に、この「1フレーム」の戦いがあるわけですが、昔の番組は、「30分」など、すでに決まっているので、CMの時間も決まっているので、この「1フレーム」を削ると、最後の音声が消えてしまう事が多いので、失敗となるわけですが、これの対処方法は、CMの方を、「1フレーム」分(つまり、30分の1秒)だけ短く制作すれば、テレビ放送は、本当の意味での「フルハイビジョン」画質の、もの凄い綺麗な画質で、放送できます。
このような、「1フレーム」分(つまり、30分の1秒)の戦いで、ノイズなしの、本当の「フルハイビジョン」放送ができるわけですが、そもそも、ノイズ込みで、テレビ放送をしている段階で、テレビ局の技術力不足や、失敗放送という意味になるわけなので、ここら辺の調整は、成されるはずです。
このような、すでに、テレビ放送時に、失敗放送で、ノイズが入り込んでしまっている映像の、ノイズは減らす事ができません。


このデジタル圧縮方式は、前後のフレームの差で圧縮するので、必ず、最初や最後の1フレームや、場面の切り替わり時に、ノイズが入る仕様の問題で、こまかく、フレームごとに見ていくと、「CMと、番組の境目など、場面が大きく切り替わった箇所では、100%必ず!ノイズ込みの酷いフレームが入る」のが仕様ですが、この「崩れたフレームノイズ」は、当然、前後のフレームの差で圧縮するので、さらに次のフレームも、ノイズが減りながら崩れます。
問題なのは、通常は、この「崩れたフレームノイズ」は、少しずつ、ノイズが減りながら崩れるだけなのですが、100回に1回位の場面の頻度で、「戻り崩れ」のような、1度、正常な画質に戻ってから、再び、「崩れたフレームノイズ」の状態が、酷くなる事があるのですが、これは、デジタル圧縮方式の計算式で、運が悪かった場合になるようですが、計算の問題なので、具体的に、どういう箇所で、この「戻り崩れ」とか、「CMと、番組の境目など、場面が大きく切り替わった箇所では、100%必ず!ノイズ込みの酷いフレームが入る」ノイズが大きくなる場面のクセがあるはずなので、映像ディレクターが、映像の最終チェックの段階で、何回再生しても、「酷いノイズ」が発生したまま、テレビ放送しなければならないようなフレームの箇所が発生する場合には、そこに、「黒1色」のフレームをはさめば、問題は解決します。
さらに、問題なのは、どうも、こういった、「CMと、番組の境目など、場面が大きく切り替わった箇所では、100%必ず!ノイズ込みの酷いフレームが入る」仕様が、デジタル圧縮なのですが、どうも、このノイズの画像劣化は、「戻りノイズ」を、かなり長い間、延々と繰り返すようで、自分の目で確認した所、「CMと、番組の境目など、場面が大きく切り替わった箇所では、100%必ず!ノイズ込みの酷いフレームが入る」ような映像の箇所から、20分間程度は、「画質劣化状況」が続くようです。
そういったわけで、このような事で、現在の放送では、「本当のフルハイビジョン性能を出してテレビ放送していない」のが現状であって、しかし、凄腕の映像ディレクターがいれば、こういった「1フレーム」の戦いで、全体の映像のノイズを低減させて、本当の「フルハイビジョン画質」で、テレビ放送する事も可能であって、そうなれば、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」がわかるような、「文学的」表現まで、再現可能な映像品質や、「情緒」感などが、わかる程に、実際には、本当の「フルハイビジョン」の映像技術の能力は、持っているようです。


また、最近、東京スカイツリー以降の、「TOKYO MX」の番組の録画が、正常に、録画されなくなっていて、どうも、番組開始時に、不自然な信号が入っているようで、番組のはじめが、1度途切れるようになっているようです。
原因は、不明ですが、映像ディレクターにとっては、こういった「1フレーム」の番組切り替わりの瞬間のノイズ発生を抑えたり、「音が、途切れたり、急激に始まったり」、「CM切り替え時のテロップが、番組に、かぶってしまったりする操作ミス」などのように、けっこう、こういった「1フレーム」の戦いのノイズは、命取りになるのですが、その原因は、「目立つ」からです。
例えば、「CM」が切り替わった瞬間に、すでに、番組の方で、音声を、しゃべっている最中だったりするミスが起こると、「急激に音声が始まるだけでなく、バチッと、大きなノイズが入ってしまって、失敗放送となってしまう」というわけで、このように、テレビ放送では、「ノイズ込み」で放送してしまった失敗放送が続くと、クレームが増えるので、かなり気になって、目立ちやすい「1フレーム」の戦いのノイズは、命取りになるのです。
一方で、自分の実験では、どうも、この「1フレーム」の戦いを、きちんとやっていくと、「フルハイビジョン」映像の本領が発揮できるようで、凄腕の映像ディレクターがいれば、こういった「1フレーム」の戦いで、全体の映像のノイズを低減させて、本当の「フルハイビジョン画質」で、テレビ放送する事も可能であって、そうなれば、「本来の映像ディレクターや、映画制作者などが意図していた表現」がわかるような、「文学的」表現まで、再現可能な映像品質や、「情緒」感などが、わかる程に、実際には、本当の「フルハイビジョン」の映像技術の能力は、持っているようです。
これから、「4K2K」とか、「8K4K」とかの「スーパーハイビジョン」になっていく中で、こうした「1フレーム」の戦いのノイズ低減のノウハウを確認していく事は、必須となってくるはずです。


(アナログブラウン管時代には、不可能だった「深い黒」の実現)
「深い黒」が出るようにする為には、このような感じのテレビ放送する前の段階からの徹底的なノイズ低減しか方法は無い。
「デジタル映像の圧縮は、前と後の映像の差で圧縮しているので、大きな場面切り替わりの時に、100%必ず!大きく画面が崩れた"崩れフレーム”が入る!という欠陥仕様」だが、これと同じ原因で、微小なノイズは、その後も、ずっと「デジタル映像の圧縮は、前と後の映像の差で圧縮しているので」このように、大きく崩れたフレームの"崩れフレーム”が入ると、それ自体が、その後に、延々と、20分間程、ノイズ源となって残るようで、これが、例えば、「星空」などの場合などのように、「深い黒」が必要になる場合に、「宇宙の深い黒色」部分に、「うっすらとノイズがのっている状態なので、深い黒にはならず、少し薄明るい色がのった黒になってしまっている」のが原因である。
テレビ技術の進化の中で、テレビ技術者の課題だった色は、アナログの時代には、
(アナログ時代)
・自然な肌色を出すのが難しい
・赤色は、必ず!ボヤける(デジタル時代には、解消して発生しない)
・植物の自然な緑色の発色が難しい(赤と、緑は補色の関係にあるので、緑色も、ボヤけたり、他の色との境界線の所に、酷い色ノイズが出る)
・黒つぶれ、白つぶれしない、自然な諧調(デジタル時代には、別問題が発生して、それが、「バンディングノイズ」と言われるもので、「諧調部分が、縞々になってしまう現象」で、なだらかな諧調にならない。アナログ時代には、「バンディングノイズ」は無かった)
・深い黒(アナログ時代には、ブラウン管ディスプレーの都合で、「理論的な仕様で、本当の意味での黒色は出せなかった」が、理由は、ブラウン管で、1番暗い色は、テレビの電源が、OFFになっている時の、ブラウン管の「灰色」で、あれ以上に、暗い黒色は、実際には、出ていない。が、ライト光源と目の錯覚で、光の差で、黒っぽく見えていただけで、ブラウン管時代のテレビには、「黒色」自体が無かった。(実際に、私達が呼んでいたブラウン管時代の黒色は、「灰色」の事。))
(デジタル時代になると、液晶になって、本質的に、黒に近い色が出しやすくなったが、ライト光源を使うと、黒が仕様上、表現できなくなっていく。このように、本当の意味での、「深い黒」が、ブラウン管時代には、仕様上、表現不可能な色の1つだったので、テレビ技術者のエンジニアは、この「深い黒」の実現を目指してきた。それで、最近のように、強引に、映像の色合いを、ICで加工して、この「深い黒」を出そうとすると、ソニーの(BDZ-AT750W)のように、「かなり、真っ暗な映像になってしまう」が、実際に、「深い黒」を実現する為に、やらなければいけない事は、今回書いたように、テレビ放送する前の段階からの徹底的なノイズ低減しか方法は無い。


(映画などの映像製作と、記録媒体の特質の理解)
実は、映像ディレクターや、映画制作者などは、「映画用フィルム」など、自分の用いている記録媒体の特性を、よく理解する所から始める。
理由は、「その映像の記録媒体では、表現不可能な領域がある、記録媒体の特性を理解」する事で、「作りたい映像の撮影の方など、映像ディレクターの方で、映像のフレームの構成を見直したり、表現方法を工夫すれば、その記録媒体の仕様上、不可能な領域か、表現が、著しく困難な映像表現の代替ができる」からで、これが、凄腕の映像ディレクターや、映画制作者の腕の見せ所というわけである。
昔のアナログ時代の映画制作者などは、「映画用フィルム」と、撮影機材は、カメラフィルム的な、特性を理解して、その記録媒体では、不可能な領域を把握する。
例えば、カメラ撮影では、光学現象なので、レンズの特性が、そのまま出るので、ピントが合う焦点は、1つで、他はボヤけるなど、不可能な領域が存在する。
この「映画などの映像製作と、記録媒体の特質」の理解の話の、「デジタル版」が、今回、書いたような話の内容で、「デジタル記録媒体の特質」では、
・「深い黒」を実現する為に、やらなければいけない事は、今回書いたように、テレビ放送する前の段階からの徹底的なノイズ低減しか方法は無い。
ようするに、映像構成の中で、デジタル媒体は、その記録媒体の特性上、「デジタル映像の圧縮は、前と後の映像の差で圧縮しているので、大きな場面切り替わりの時に、100%必ず!大きく画面が崩れた"崩れフレーム”が入る!という欠陥仕様」だが、これは、逆に言えば、「デジタル媒体の記録媒体の特性を理解」すれば、逆に、発生させなくする方法があって、それが、今回の「映像ディレクターが、最終チェックで、通しで流して全体の映像を見て、何回見ても、必ず、大きな場面切り替わりの際に、酷く崩れるフレームが入るような場面では、エフェクトなどで、要するに、その切り替わりの瞬間に、黒一色のフレームを、1フレームだけはさむだけで、ノイズが、まったく発生しなくなる!という所が、デジタル時代の映像ディレクターや、映画制作者の記録媒体の特性を理解して、より高い次元の映像表現を獲得していく為に必要な事である。(他にも、諧調表現部分で、デジタル特有のバンディングノイズが発生しづらいような、画面の構成を模索研究したりする)
このように、徹底的な、「ノイズ低減」の手法をやっていくと、「星空などのような、宇宙の本当の、”深い黒”と、その対比によって、煌く星々が、より明るく輝いて見える表現」が可能な領域に達する事ができるので、20世紀のアナログブラウン管時代のテレビ映像技術の表現では、不可能だった「深い黒」の獲得は、デジタル時代には、徹底的な、ノイズ低減を実現すれば可能となり、そうなると、より情緒感や、文学的表現まで可能になる映像ディレクターの表現まで可能になってくる。
ここで、問題になるのが、先程書いたように、デジタル時代の記録媒体の特性を理解して、「1フレーム」の戦いで、「テレビ放送は、今現在のような、やる気のまったく無い、ノイズだらけの欠陥仕様でのテレビ放送ではなく、デジタル時代の記録媒体の特性を理解して、ノイズ低減を調整できる、映像ディレクターや、エンジニアが必要となる」
現在は、失敗したまま、ノイズだらけの欠陥仕様でのテレビ放送しているが、そうではなくて、「CM」業界と、きちんと協議して、「1フレーム(30分の1秒のノイズ調整の為の融通時間の確保)(テレビ番組は、昔の時代の再放送などもあって、時間が決まっていて、しかも、この1フレーム分を、番組のはじめや最後から消すと、音が消えたり、急激にはじまって、視聴者に不快や違和感のある放送になってしまう為に、時間を削る事は不可能なので)」で、「あからさまに、ノイズが酷くなるフレームが存在するとわかっている場合には、CMと、番組の境目などに、1フレーム(30分の1秒間)だけ、「黒一色のフレーム」をはさめば、現在の欠陥仕様のノイズだらけの失敗放送で、せっかく、フルハイビジョン放送の時代になったのに、ノイズだらけの映像調整もできない、しろうとのようなヘボのスタッフが、ノイズだらけのままテレビ放送したり、操作を誤って、急激に、音がはじまって、不自然な失敗テレビ番組になる事をふせぐ事ができる」(というよりも、「プロ意識」を持っていない「映像ディレクター」が、「ノイズだらけ」の欠陥失敗放送をしている段階でテレビ局のスタッフの実力不足が問題。「プロ意識」を持て!)


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