ソニーは、2012年3月上旬発売予定で、「30cm接写可能3Dビデオカメラ HDR-TD20V」を発売します!
これは、前回のモデルの、「HDR-TD10」を改良した「3Dビデオカメラ」です。
これで、また「ホームビデオ」や、「海外旅行」用に、3D撮影できるビデオカメラが、また登場したわけです。

HD 3D ハンディカム TD20V シルバー/ソニー
¥価格不明
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(「HDR-TD20V」になって改良されたポイント)
「3Dビデオカメラ」も、「3Dデジカメ」も、2つのレンズ幅がある都合上、物理的に「接写」が不可能でした。
しかし、「3D立体視」が、より効果的に出る被写体は、接写物などの近くの方なのです!
そこで、「HDR-TD20V」では、「接写可能距離」を、「30cm」まで可能にしました!(しかも、ワイドテレビのような、横幅の長い映像で、可能です。)
これは、2つのレンズ間距離を、ギリギリの「21mm」にまで縮めたからです。
2つのレンズ間距離は、理想的には、目の幅と同じ方が、より的確な立体感を得られます。
この2つのレンズ間距離を、ギリギリの「21mm」にまで縮めた見え方が、どういう風に見えるのか?は、実際に、見てみないとわからないのですが、理屈の上では、「2cm」程度以下にならなければ、「3D立体視」は可能なので、ギリギリの「21mm」にして、接写性能を上げたわけです。
この2つのレンズ間距離と、接写性能の関係は、ちょうど、人間の目のまん前の5cm程度に物を置いても、すでに立体的に見づらい事が物理的な限界というわけですが、人間の目の幅で、人間の目は、30cmの所に置いても、立体的に見えるので、機械と、人の目の構造に何らかの差があるようで、これは、技術革新で、より、人の目の幅に近い、自然で的確な立体感へと、上がっていくはずです。


(「3D立体視テレビ」などが、若干、紙芝居の平面が並んでいるように見える理由)
ようやく、技術革新が進んで、理論上の、「3D立体視テレビ」などが、若干、紙芝居の平面が並んでいるように見える理由がわかってきました。
それは、「望遠レンズ」と、「広角レンズ」の違いなのです。
「望遠レンズ」で撮ると、遠くの物まで撮りやすいですが、それが意味する数値の事は、レンズ内に映りこんでいる「奥行きの長さ」が、不自然だったのです。
つまり、「望遠レンズ」で撮ると、「遠くの物まで映る」=「奥行きの長さが、理論的に短くなる」=「奥行き方向が正確に反映されていないので、実際に、薄い長さとして映りこんでいる」事が原因だったようです。
それで、「広角レンズ」の方が、きちんと奥行き方向の長さが、レンズ内で、正確に反映されるようです。
この「望遠レンズ」も、「広角レンズ」も、カメラのレンズ設計のように、「広角33.4mm」のような、微妙なレンズ具合があります。
これが、より、「3D立体視」の「奥行き方向」が正確に再現できる、良いレンズ比率を見つけ出せば、「紙芝居のように、薄っぺらく映らない」ようです。
この設計には、実際に、寸法のメジャーが付いている、「正方形」「ボール」「円柱」などの様々なテスト用の物体を撮影して、技術者が、「奥行きの正確な長さが映りこむレンズ比率」などを設計する必要があるわけです。


(最適な「3D奥行き調整」機能が付いた)
「3D立体視」では、今までと違うのが、このように、「奥行き方向」の設計が、ホームビデオ編集の概念に入ってくる事です。
それで、例えば、遠くから近づいてくる物などを撮るなどのように、「3Dレンズ」の適正範囲が大きく変化していくわけですから、この調整をオートで的確にやってくれる機能が必要なわけです。
その機能が、今回付いたわけです。


(問題点)
問題点は、まだ、けっこうあるのですが、
・SDXCメモリーカードで録画記録した場合には、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーは、USB接続でも、出力不可能。
ただし、パソコンの方の、ソニーのVAIOの新しい機種では、SDXCメモリーカードに録画した映像を出力できる。
1番、大きな問題点は!ソニー製品間でも、「不可能だ!」というのは、大問題です!
これは、普通は、アップデートで修正されるはずですが、「3D」は機能が特殊なので、無理かもしれません。

これは、「録画」したのに!「ブルーレイディスク」などに、保存できない!という致命傷です!
これでは、どんなに高性能の、いい製品を作っても、売れません!
回避する為には、「メモリースティック」を使うと、大丈夫なようですが、メモリースティックは高価です。
ただし、「内臓メモリー」が、「64GB」あるので、約4時間程度以内ならば、本体だけでも「3D撮影」できます。


・ソニーの「3Dビデオカメラ」は、「フルハイビジョン3D撮影(1920x1080)」できるのが強みなのですが、通常は、「サイドバイサイド」といって、1枚の絵の左右を半分にして、左右に映す方式なので、「サイドバイサイド」方式では、左右の解像度が半分になってしまいます。
ソニーなどがとっている方式の、「フルハイビジョン3D撮影(1920x1080)」の事を、「フレームパッキング」方式といって、仕組みは、「3D映像」は、「左右の画像自体が、ほとんど同じなので、そのまま、圧縮してしまった方が、フルハイビジョンのまま可能になる」という方式です。
問題点は、「フルハイビジョン3D撮影(1920x1080)」しても、買った「3Dテレビ」が、「フレームパッキング」方式に対応していないと、半分の解像度の「サイドバイサイド」方式で出力されてしまう!のです!


ここら辺の問題点は、技術革新が進んで、いろいろなメーカー間で、きちんと「3D立体視」の国際規格を決めていく会議を開かない限りは、「3Dビジネス」は売れません!
要するに、決まった「3D国際規格」を決めていかないと、「買ったのに!再生できない!ブルーレイにも保存できない!」では、どんなに、いい製品を作っても売れない!からです!


なんか!「中途半端」な事は、しないで、きちんと「完成」した全体の、いろいろな機器間での連携まで、きちんと設計すれば、この「30cm接写可能3Dビデオカメラ HDR-TD20V」は、「フルハイビジョン3D撮影(1920x1080)」できるし、「30cm接写可能3D」も可能だし、現在の段階では、最高性能を誇っているので、もったいない感じです!

自分なんかの場合には、例えば、海外旅行中に持っていくのであれば、「SDXCメモリーカード」などのように、「予備テープ」のような物が、必ず!必要になるわけですが、わざわざ、それに録画しても、ソニー製ブルーレイディスクに保存不可能であれば、買う事自体が、不可能なわけです。
ただ、「30cm接写可能3D」が可能になった事で、「花」などの接写も可能になるので、こういった、いろいろな機器間での連携まで、きちんと設計すれば、持っていれば、いろいろと面白そうです。


要するに!「SDXCメモリーカードで、3D撮影したのに!ブルーレイに保存できない」、「せっかく、3D撮影したのに、3D国際規格の基準が決まっていないので、いろいろな機器で、再生不可能だった!」の2点だけ、改善されれば、必ず!自分は、買います!

まだ、発売日までは時間があるし、数ヶ月位発売延期になっても、きちんと、弱点を克服して改良して発売した方がいいです


(ソニー、30cm接写可能3Dビデオカメラ HDR-TD20V)
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-TD20V/


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