現金いっぱい持ってるよね??
10日目-⑦
トロントタワーを満喫し、そろそろ降りる時間がやってきました。
でも・・・
トロントタワーから、5大湖の一つ、エリー湖を眺めながら、南米旅行の終わりを感じていました。
トロントタワーの下で写真を撮っていると、日本人風の男が近づいてきました。
あまりしゃべりたくない気分だったので、若干気付かないふりをしていたのですが、
近づいてきて、
「ヘイ!マイフレンド!」
一瞬にして、日本人ではないこと確定です。
ぴゅーと北風が通過して行きました。
そんな恥ずかしいこと(日本人の感覚で)を、しゃべる人はいない。はず。
ま、別に断ることもないので写真は撮ってあげましたが。
終わった!しかも無事に。
もう何も怖いものはありません。
安堵感が体中に沸いてきます。
もちろんバスも、無事空港に到着しました。
飛行機の出発までは約3時間。
後は寝て日本に帰るだけです。 のはずです。
しかし。
不吉な予兆はまず空港でのセキュリティ・チェック時に訪れていました。
何がアラームが鳴るかについてはすべて把握している私とるん、絶対にセキュリティ・チェックで
アラームを鳴らされることはありません。
が、時計や財布を回収しようとした時に、空港職員に止められました。
財布分厚いよね?
そう?
全部でいくら持ってるの?
い、いくらって・・・
こんなバックパッカーみたいな人間つかまえて聞くか普通?
一定額以上の現金の持出・持込に申告義務があるのは知っていますが、
日本では100万円、アメリカでは10,000ドル
まあ、そんなものです。
で、とるんがそんなに持っているように見えるかー!!
と、暴れてみたかったのですが、一応、ここはセキュリティ・チェックのゲート。
帰れなくなってはダメなので、財布から現金を全部抜きとり、
これで全部だよ。後小銭が別にあるけど。
と渡します。
ちなみに、もちろん大半が日本円。 (つまり嫌がらせ)
そこで、ようやく気付いたのですが、意外と分厚いお札の束。
そう、今回南米旅行で、ユーロ、ブラジルレアル、アルゼンチンペソ、ペルーソル、カナダドルと最大5カ国の
通貨に換える必要があったので、1万円では再度交換するときの手数料を考えるともったいない。
そこで、1000円札をかなり多めに入れて持ってきたのでした。
まあ、これが100万円以上に見えるかどうかはまた別の問題として。 ←っていうか、見えないし。
で、当然のように、空港職員は、
分からないからいくら持ってるの?
うーん、アバウト57サウザンド、ジャパニーズイェン! ←再度嫌がらせ
それ、カナダドルではいくらになるの?
換算レートはいくら?
ちょっと待ってね。。。 (しばらく調べて)これくらい。
じゃあ600カナダドルくらいだね。
あ・・・じゃあ・・・全然大丈夫。。。
当り前だ。誰がひっかるような現金を持ち歩くか。
金額の低さに相当意外そうな職員を見ながら、無事通過して行きました。
まあ、日本人が通常持ち歩くには1万円札で、その感覚だと、それなりの金額になるのでしょうが、
人を見ろ人を。
と、いうことで、今度はトロント空港のラウンジを探して歩きます。
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