こんにちは。
海外で和菓子作りを楽しんでいる幸子です
今日のブログは
中国の『端午节(Duānwǔjié)』についてです
中国では旧暦の五月五日(今年は6月10日)が
『端午节(たんごせつ)』でした
日本では毎年五月五日が
端午の節句ですよね
日本の端午の節句は
子どもの健康
無病息災を願ったり
鯉のぼり、兜を飾ったりしますが
中国の端午节は...
ドラゴンボートレース
ちまきを食べたり
魔除けの香包づくり
5色のブレスレット
『百索(ひゃくさく)』を身に着ける
などなど...
日本と違うことがいっぱい
中国の『端午节』のはじまりは
いくつか説があるみたいですが
『端午节』の一つの説と言われる
『屈原(くつげん)説』を読んだので
ブログの最後の方に
触れたいと思います
さて
端午节に向けて
香包づくり体験があったので
参加してきました
写真上は見本の香包袋
全て任せました
娘作
頑張ってつくりました
香包は子どもの胸元や
袖につけるのだとか
写真下は粽(ちまき)
豆が沢山入っているものと
棗(ナツメ)入り
棗バージョンは
デザートみたいで美味しかった
棗(ナツメ)がほんのり甘い
こちらは
コーン、グリーンピース
シイタケも入っていました
『百索(ひやくさく)』というブレスレット
5色の糸で作られたブレスレット
手首に着けて
難を避ける意味があるそうです
このブレスレットは
端午节後
はじめて雨が降った日に
投げ捨てるのだとか
端午节の数日後に
雨がふりましたが
とってもきれいなブレスレット
捨てることができず
まだ大切に持っています
中国の端午节の物語は今から約2300年前
中国戦国時代の楚(そ)の政治家・詩人の
『屈原(くつげん)』の死
が元になっている説があります
5月5日は屈原が
入水自殺した命日とされ
端午节の龍船(ドラゴンボート)は
川に身を投げた屈原を助けるために
民衆が急いでドラゴンボートで救出を試みた
ことがはじまりだそうな
(私の地元では『ペーロン競争』といって
ボートレースがあっていましたが
ドラゴンボートのなごりかな?)
端午节の粽は
川に身を投げた屈原の遺体を
魚たちが食べないよう
米の入った粽を川に投げ
屈原の遺体を守ろうとした
という故事が由来だそう...
中国の『端午节』は
屈原の死を偲び
彼の供養の日として
はじまったとも言われています
端午节は中国だけでなく
ベトナムや台湾でも行われる行事です
日本と全く違う
中国の端午节
似ているところもあるけれど
どのようにして
日本のような端午の節句に変化して
いったのか気になります
もう少し関連の記事を読んで
調べてみようと思います🌟
今日も読んでいただき
ありがとうございました