ちまちまと見ていたハンニバルですが、シーズン3まで見終わり、なんともいえない余韻に浸っています…。

そして、見終わった翌日からシーズン1の見直しをはじめました(笑)

 

そもそも、ハンニバルに興味を持ったきっかけが、マッツ・ミケルセンさんで、それはもう色気だだ漏れミステリアスな役を演じられているとの情報を掴み……このドラマを見だしてしまったんですね…。​​​

ネットフリックスオリジナル映画で、「ポーラー 狙われた暗殺者」っていう作品があるのですが、とても私好みの設定でPVだけ見たんですよ。

まあそれはそれはもう…PVだけで卒倒しました。あんまりにも色気を振りまきすぎている。

元々お名前は聞いたことがあったのですが、お顔と一致したのはこの時が初めてでした。

これアカンぞマジで…と、何故か先にハンニバルを見始め、途中でポーラーを視聴しました。内容は…まあ…こんなものかなあという感じではありました。大作の「レオン」を思い出すような、そんな感じでしたね。内容が似ているわけではないです。

寡黙でちょっと不愛想で、でもはちゃめちゃに強い、引退直前の暗殺者の役を演じられているのですが、この役柄とマッツさんの相性が抜群すぎるので、ネットフリックスの加入しておられる方で、マッツ・ミケルセンさんがお好きな方は是非見ていただきたい作品ですね!内容は置いておいて、俳優さん目当てで見るだけでもかなりの価値があります。

ただ、ネットフリックスオリジナルは基本なんでもやりたい放題です。だいぶ過激なシーンが多く、エログロ系が強めです。ポーラーに関しては男女のそういうシーンは不要では、と思ってしまいましたが、そういったシーンが大丈夫な方は是非…!

 

 

 

かなり脱線してしまったのですが、今から本題です!(笑)

一度ハンニバルを見終わっていますので、少し先々の話をしてしまうかもしれませんが、できるだけ押さえて感想書いていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

まずは、第1話のお話から。

 

 

いきなり殺人現場からはじまります。

え、え、なにごと??え、殺?…え…?

全く最初わからなかったんですが、なるほど、主人公が犯人の行動の追体験をしていると。

見終わった今となっては、いつものアレね感覚です(笑)

 

そして主人公のウィル・グレアムが関わる最初の事件です。

18~20代の女の子が狙われて殺される。容姿も似たような女の子ばかり。これは大分ヤバイ事件ですね…。

まさか殺された女の子が部屋にいるとは思ってもいませんでしたが、そら親なら娘に駆け寄るわ…とちょっと切なくなってしまいました。普通に眠っているように見えますしね…。

ウィルが犯人の行動を読もうとしているとここで邪魔者乱入です。おいおいおいおいって感じで、まあ~ウィルの精神面まで抉るような言葉。FBI側の人でしょ?ちょっと邪魔しないでよ!ジャックもちゃんと止めてくれ!なんて思ってましたが、どうやらこの女の子を殺した犯人は臓器を一つ抜いていたようで、しかも優しいサイコパスではないか、とまできた。いやあ~そんな奴ではないぞ~…。人間を食ってる時点で優しいはずがないんですよねえ…。

 

さて、ここで初めて登場するアラーナという女性。どうやらウィルとは良い関係を構築できているようで、今のこの信頼し合える関係性を大切にしたい様子。ジャック、口を挟みすぎやぞ。あんまり男女間に立ち入ろうとするのはダメやで。

ジャックに、ウィルを巻き込まないでほしいと主張するアラーナ。確かに、最初出てきた時から不安定気味で、正直大丈夫かと思ってしまう雰囲気をまとっているウィルを見るとそう思うのは当然のように思います。まして、心理学者の立場ともなればなおのこと止めたい。

しかし、ジャックはウィルを守ると約束する。すべてのことから、とはいえないが…と。シーズン3まで続いていることから察するに、巻き込まれて守れないんだろうなあと予想しちゃいますよね(笑)

 

 

 

そして!20分弱にしてここで登場します!ハンニバル・レクターが!

キタキターーー!!!キタ――(゚∀゚)――!!

え、待って?それ食べてるのって普通のお肉…?ですよね?まさか、臓器なんてことはwwないです…よね?

 

場面が変わり、今度はハンニバル・レクター側の物語になります。

周りからは、レクター博士と呼ばれているので私もそう呼ばせていただきます。

ちょうどカウンセリングをしていたんですね。患者が帰り、ジャックがやってきます。

アラーナに紹介されて、捜査の手伝いをしてほしいと協力をあおぎに来たジャック。悪いことは言わん!!やめとけ!!

 

こ、こらーーー!!ウィルとレクター博士が会ってしまっとるやないかい!!

アラーナが紹介してくれた恩師であるレクター博士に、他人にはない特殊な能力を持っているウィルを以てすれば、事件の解決など造作もない、この二人さえいれば100人力だとでも思ったのでしょうか。

 

 

ここから、ハンニバル・レクターとウィル・グレアムの関係が始まっていきます。

ジャックが仲介人となり、二人が引き合わされた。これは運命なんですかねえ…。

 

 

で、早々にウィルを怒らせてしまうレクター博士。

人の目を見ないようにしている、余計な情報が入ってしまうからと言うウィルに、視覚情報に頼り、自分の品格を疑うような妄想をしてはショックを受けて、夢に身震いをする、と分析をするレクター博士。

これに怒ってウィルは出て行ってしまうわけですが、これ、本当にドンピシャなんですよね…この通りなんです。最初見たときは思わなかったんですけど、見直してみると確かにと納得してしまいます。

 

ジャックの部屋で、この人食いは一体…なんて考えているレクター博士のシーンから一転して、またも殺された女の子の遺体が見つかります。

前回同様、臓器が抜かれており、そしてなんと今回は生きた状態で臓器を抜かれた…と。

おぞましいことをよくやりますねえ…犯人は…。

しかし、どうやら今回の事件は今までと違う人間の犯行のようで~って…おやあ……レクター博士…いや、それ…臓器…ですか…?

ど~~~~うみてもその調理している肉は人間の肺にしか見えないんですが…。

調理用の白い服を来て調理しているそのお姿は色気炸裂してますし、手さばきが素晴らしく良い…正直惚れ惚れします…けど…

 

ウィルの予想によると、今回の殺人を行ったのは非常に頭の良いサイコパスで、サディストなようですね。当たってます。

レクター博士に聞けと吐き捨てますが、聞いちゃうときれ~いに隠されちゃいますよ!

そして料理を食べているレクター博士…わ、笑ってる……コワイ…怖すぎる。この笑いはウィルという珍しい存在に会えたことの喜びで笑っているのか…?

 

ハイやってきました。ウィルの家に突撃朝ごはん。

これはかなり興味を持っていますね。ウィルに。

カーテンぐらい開けようよと思いましたが、あれはあれで表情がよく見えなくて逆に良いですね。

 

ウィルはレクター博士と犯人探しに向かいます。

しかも当たり。犯人かもしれない人間が働いている職場に赴き、めちゃくちゃ怪しまれますが、なんとか書類を持ちだすことに成功。

ここで、レクター博士がわざとダンボールの上に乗せている書類をバラまき、ウィルがすっとやってきて書類を拾ってくれます。そして、ウィルと職場の事務員さんを外で足止めすることに成功します。書類を拾おうとするそぶりは見せましたが、きっとレクター博士はウィルが書類を拾うと予測していたんでしょうね。そんな動きでした。

 

ウィルが怪しんでいた男になぜか電話を掛けるレクター博士。

「…バレてる。」

言っちゃうのか…というか分かってたのか犯人…。あえて連絡する謎の親切心はなんなんだ…?特に親しくしているわけでもないだろうに…。

 

場面変わってなぜかウィルが返り血を浴びています。なんで?

ここから時間が巻き戻り、犯人の家に到着したところからはじまります。

ここびっくりしましたね。奥さんが首を切られて転がり出てくるシーンなのですが、ウィルは走って駆け付けて血を何とか止めようとします。反して、レクター博士は何するでもなく、驚きもしないでただ突っ立っている…。

銃を持って乗り込むウィル、そして、手遅れで救えなかった奥さんの遺体をちらっと見やるレクター博士。

家の中では、犯人ギャレットが娘を人質にしており、首に包丁を突き立てています。

彼女が殺されてしまうととっさに判断したウィルは、ギャレットに銃を何発も打ち込み、あわてて娘に駆け寄りますが、首を割と深めに切られており、血が流れだしています…これがまたなんかリアルで…。

必死に血を止めようとするウィルですが、手の震えが止まらず血を押さえきることができません。いや、この状況私だったらきっと動けないだろうなと思いますね。血を止めようともできないし、犯人に銃を打ち込むことすらできないと思います。

 

「ほらな…。…どうだ…」

 

そう言葉を残して死んだギャレット。このギャレットの死がこの先ずっとウィルに纏わりついてきます…。

 

部屋に入ってきたレクター博士、状況を見て一瞬笑うんですよね。ちょっと小ばかにしている笑いというか…。

忠告してやったのにこのザマか、と言いたいのかなと…思わせるような笑い方でしたね。

必死に娘を助けようとしているウィルを少しだけ見て、震えるウィルの手を除けて、代わりに出血を押さえてくれるのですが、この時のレクター博士はどんな気持ちだったんでしょうか。

助けるそぶりを見せておかないと、みたいな気持ちではなく、純粋に、ウィルが助けようとしているから助けてやろうという気持ちかなと思いました。

動揺もせず、すっと手で出血を止めているレクター博士、最初はびっくりしましたね。殺しに慣れているから止め方もわかるのかとか、こんな状況じゃウィルは怪しまないというか、そこまで気が回ってないだろうなとか…。

 

「深入りさせないって言ったのに」

そらそうだ。アラーナの怒る気持ちわかるわ。捜査協力はそこが条件だったもんね。

 

病院へ、ギャレットの娘を見にやってきたウィルが目にしたのは、娘とレクター博士だった。

手を置いて眠っているレクター博士…。看病している途中で寝てしまったように見えます。これは「優しい人」と捉えるのが自然ですよね…。

近くのイスに座り、娘を見ているウィルのシーンで第1話は終わります。

 

 

怒涛の展開ですね…。

まだグロさは控えめなほうで、これから先がキツくなっていくんですけど…それもハンニバルの魅力の一つかもしれません。

音声についてなのですが、基本的には字幕派で、映画もドラマも両方とも字幕にしてます。

ですが、どーーーうしても、マッツ・ミケルセンさんのお声を担当している井上さんが聴きたくて、ハンニバルは吹き替えで見ています。ぴったりもぴったりで、優しい声がレクター博士に合いすぎてて、よりレクター博士が好きになりました(笑)

 

めちゃくちゃ長く書いてしまったので、次からはもうちょっと削って書けるようにします(笑)