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昨日は被災地の仮設住宅にボランティア整体に出向いた、
門下生、町田先生の感想を紹介しました。
http://ameblo.jp/kaifukutatuzin/entry-11631012403.html
それぞれ、現状を見て自分たちの整体をどのように活用していこうか?
どんな応援の仕方があるのか?
様々な思いがあり、
今後もこうした支援は続けていきたい考えているようでした。
さて、今日は加藤久美子先生の感想をご紹介します。
やはり私達男性とは少し違い、
女性目線で被災地の様々な方やその様子を、
内面的なことを重要視して考えているんだなぁと思いました。
当学院の指導者には女性が二人います。
その内のお一人。
以前は産婦人科に勤務しており、
産前産後の女性の健康問題を整体を活用して、
何とかしたいという信念があります。
被災地での施術も、そんな思いから被災した女性の健康について、
少しでも役立ちたい・・・
そんな思いから参加されていることでしょう。
また、加藤先生はシンデレラストレッチ協会のインストラクターでもあり、
整体とストレッチの両輪で女性の支援をしていきたいと考えています。
■加藤久美子先生の情報
・フェイスブック
https://www.facebook.com/kumiko.kato.50596?hc_location=stream
・ブログ
あなたの産前・産後のからだとこころ・ばーばにまかせて!
http://ameblo.jp/ba-banimakasete/
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■宮城県登米市施術ボランティアに参加して
今回の笑顔を増やす施術ボランティアプロジェクトでは、
横山仮設 23名 みなみかた仮設 40名の皆様がご参加されました。
横山仮設の自治会長、涌沢様。
みなみかた仮設自治会長、宮川様。
お手伝いして頂きました佐藤様が
チラシを配ったり、お声掛けしてくださっていたので『楽しみにしていた』
と言ってくださった方もいらっしゃいました。
私の登米市での体験は一週間前の下見からスタートしました。
学院長が5月からなんども
『特定非営利活動法人東北復興支援
きずなの輪』理事、杉田史さんと
コンタクトを取り今回の実現に繋げて頂きました。
まず、この杉田史さんの人間性に心を動かされました。
史さんの口から出て来る言葉がひとつひとつ深い。
『どんなことがあっても生きていかなくてはいけないから、
たんたんと逞し生きて行く』
『心が折れるって言うけど、心は折れるほど硬いものではないよね。
心はへこむ。でもへこんだらまた膨らむ』
『人間悪いことへの言い訳が多すぎる。
地球が壊れたって自分がHAPPYだったらそれ
でOKだ!』
明るくおおらかに人間の持つ力、生きる姿勢を伝えてくださる史さん。
最後にこんな言葉も『やつれない苦労もあるのよよね~』
五人の子供のママ。お寺の仕事。お寺cafe。支援。
など毎日動き回っているのに痩せないという意味のようです。
史さんのからだは脱力が上手でカラダもココロも人に委ねることが出来る方だな
あ。と感じました。
横山仮設では、混雑中だったので、仮設と隣接して建てられたばかりのご自宅で
ふたりの女性と仮説所で一人の3名施術させて頂きました。
ご自宅での二人はお友達でしたので、
優しさサッサッサーをお互いにやってくださ
いと伝えられました。自宅に子供さんもいたので、
『覚えてママにやってねー』といった光景もありました。
明るい方達でしたがやはり壮絶な体験をされていました。
みなみかた仮設でも施術させて頂いた方からご自宅をみせて頂きました。
たくさんの格言が貼ってあったりご自分で自動ドアにしたり、今をたのしんで生き
ることを私達にみせて下さいました。格言はこんな感じです。
『今、今日が大事であって明日、来年は考えないようにしています。』
『一人の人間を大切にするのではなく多くの人の手助けをする仕事をしましょう』
真っ赤なシャツの78歳の男性は『俺はどこも痛くない』とおっしゃるので
『よりいい男になりますよ』とお声掛けしたら施術に来てくださった方です。
今回の登米市での体験は施術というツールを通して、人間のもつ大きな生きる力
をみせて頂きました。この企画に参加できたことに感謝です。
代表、学院長をはじめとして
諸先生やスリーオンスタッフの皆様ありがとうございました。
■技術、伝達等今後の改善点と代表からの指導事項等
代表から指導頂いた点
◎ 腰背部筋弛緩回復法の膝下に施術者の膝を入れて行う技を終わる時に、
相手の膝を立ててから自分の膝を抜く手順を相手の膝が乗ったまま外していた。
◎ 87才の女性。歩く姿が腰がかなり曲がっている方。
施術前に代表から、仰臥位では無理。
側臥位でも5分以内に終わらないと起き上がれなくなる。
とアドバイスを頂く。
側臥位で優しく軽擦。
その後なにをしたらいいのか頭が真っ白に‥
またもや、代表からアドバイスを受ける。
腰掛けたままの腰背部筋弛緩回復法。軽く数回行う。
あまりにも無力を痛感。
◎ 50代男性。からだの緊張で呼吸が浅い。深呼吸を促す技を行い、 呼吸が深くなった。
終わった後代表に確認させて頂く。
まずは、肋骨をサポートする。
それで効果が上がればさらに背中側に手を差し込み持ちあげるようにサポートする。
それで効果があれば更に脇を保持して腕を上げ下げしてもらいサポー トする。
3段階がむつかしそうなら、一つ目だけでも構わない。
重症者の施術体験を経験して、応用を使い慣れてないため、
全く使うことができませんでした。技術はあってあたりまえ。
この言葉が頭にぐるぐる回っています。
大きな学びの体験でした。ご指導ありがとうございました。