~影絵劇『銀河鉄道の夜』 by劇団スタジオライフ~
2019年1月20日(日)
山手地区公民館ホール
ずいぶん遅くなった例会報告です。皆さんも、インフルエンザにはお気をつけ下さい・・・。
今回は中央ブロックが担当しました。
スタジオライフさんによる影絵劇、宮澤賢治原作の『銀河鉄道の夜』です。
演目はさまざまあったのですが、会員で投票をして決めました。
原作を読むと、なかなか難しい『銀河鉄道の夜』。
ますむらひろしさんのアニメーション映画を見て予習しましたが、
「幻想的」という言葉で感想を述べることしかできない状態・・・。
影絵劇ではどのように表現されるのか、ある意味楽しみでした。
大きなスクリーンに、たくさんの星の映像が映し出されました。
まるで映画のようで、想像していた影絵劇とは違っていました。
映像+影絵。
そんな風に表現すればいいのでしょうか?
スクリーンの横では、語り手さんがおひとりで何役も演じ分け、
ストーリーを展開していました。
ジョバンニ、カンパネルラ。
小説や映画では(私の力不足で)感じ取れなかった、2人の感情が
ストレートに伝わってきました。
「この影絵劇の『銀河鉄道の夜』では、どのようなことを
伝えようと構成されていますか?」
と質問をしたところ、
「大切なものは失ったときに初めて気付くことが多いので、
普段から家族や周りの人との時間を大切にしてほしいです。」
とおっしゃっていました。
貝塚ファミリー劇場も、「今」しかない子どもや家族との時間、
仲間とのつながりを大切に活動しています。
さて、中央ブロックが用意したプレゼントは、濃紺色のクリアファイルに
蓄光シールを貼り、子どもたちが星空を描きました。
この惑星や星のシールは、暗いところで光るんです。
クッキーは例会当日の朝に、中央ブロックのメンバーで手作りです。
中学生のお姉ちゃんが指揮を取ってくれました♪
ホロホロした触感で、お店のクッキーみたいなんです。
それも劇団さんにプレゼントしました。
例会終了後、劇団さんからのサイン入り色紙をいただきました。
とってもさわやかな若い団員さん4人と、明るく楽しい監督さんとで
今日の出会いに感謝しあいました。
若いころには難解で挫折した『銀河鉄道の夜』。
今なら、すんなり原作を読めるかも。
そんな希望がもてた例会でした。