【和風リングピロー】花嫁の貝合わせ 砂原貝絵堂【神前式・仏前式・和婚・和装前撮り・結婚記念日に】

【和風リングピロー】花嫁の貝合わせ 砂原貝絵堂【神前式・仏前式・和婚・和装前撮り・結婚記念日に】

【ぴたりと合うのは あなただけ】
和風リングピローとして、花嫁衣装をイメージした貝合わせをお作りします。和装フォトアイテム用貝合わせのレンタルもございます。
◆「ゼクシィ」「日本の結婚式」掲載

江戸時代には姫君の嫁入り道具であった貝合わせを、現代の和婚に取り入れやすいリングピローとしてお作りします。
披露宴の演出、和婚前撮りアイテムとしてもお使いいただけます。

ご訪問ありがとうございます

和風リングピロー「花嫁の貝合わせ」
砂原貝絵堂
です
 

▼公式サイトはこちら

 
▼作者は写実画家として肖像画も制作しております
 
 

 

 
 

本日は、以前貝合わせをオーダー下さった
T様ご夫妻のお話をさせていただきます。

お2人は今年、
コロナ禍で一度は白紙にされた結婚式を
4年越しでようやく挙げられました。

 

貝合わせの和風リングピロー



T様ご夫妻との出会いは2020年。

当時は我が子たちも休校・休園になり、
翌年に初の作品展も控えており
本当に余裕がなくて…

貝合わせのオーダーを停止しておりました。


ようやく幼稚園・学校が再開してから
オーダーを再開。
開始3時間で枠が埋まりました。


T様はその中のお一人で、
4ヶ月後に神前式を控えていらっしゃいました。




しかし2週間後。

「家族の反対で、無期延期になりました」


当時、インスタの花嫁アカウントで
幾度となく目にした言葉が、
T様からもメールで告げられました。


あの時は色んなイベントが
中止や延期になりましたよね。

砂原貝絵堂のお客様も、やはりコロナ禍で
結婚式を延期された方は多かったです。


ですが、延期日が決まっていないのは
私のお客様ではT様ご夫妻だけでした。


それは、終わりの見えない
苦しい日々だったと思います。


制作に入る前でしたし
キャンセルでも大丈夫だったのですが

「オーダー再開のお知らせをずっと待って、
やっと予約できたので
キャンセルしたくありません」

と言って下さって。


お二人のお気持ちに応えるべく、
いつか挙式される日を信じて、
制作に入りました。


まずは、貝の外側に
ご両家のご家紋から描きました。
(これはいつ挙式になっても、
変わらないものなので)

 




その後、

「挙式日になるはずだった日に
ロケーションフォトをしました。

道行く方におめでとう、と声を掛けられ
本当なら今頃結婚式だったのに…
という気持ちが晴れました」

と、メールをいただき…


そのロケフォトで着た色打掛が、
貝合わせのデザインの元となりました。

 






桐箱も完成。

NIWAKAの「せせらぎ」という
結婚指輪に合わせて、
川のせせらぎを思わせる流水紋様に
お二人をイメージした鶴を描きました。

 



蓋の裏にはご入籍日を。

作品をお届け後、本当に喜んで下さり

「結婚式を挙げたら必ずお写真を送らせていただきます」

と、言って下さいました。



それからご連絡はなかったものの、
だんだん日常が戻ってきましたし、
他に延期されたと言われていた方も
どんどん挙式されて。

きっとT様ご夫妻も、
幸せな結婚式を挙げられたのだろう…

と思っていたのです。



4年ぶりのご連絡で

「ようやく挙式することになりました」

とご連絡をいただいた時、
写真を送るのを忘れていたわけではなく、
まだ結婚式を挙げられていなかったのだと
知りました。

そして挙式後、本当に約束通り
お写真を送って下さいました。


もう本当に、本当に!
嬉しかったです。

ようやく、お2人のこの瞬間を
見ることが出来たのですから…

 





私がこんなに嬉しいのですから、
ご家族様、お2人の周りの方々は
どんなに嬉しかったことでしょう…



T様より↓

「ご連絡が遅くなってしまい
大変申し訳ございません。
5月に無事結婚式を挙げ、
貝合わせのリングピローを
使用させていただきました。

約4年前に砂原様の貝合わせと出会い、
ずっと依頼できる日を
楽しみにしてきました。

その後コロナで結婚式を
中止したにも関わらず、
私のキャンセルしたくないという
願いを聞いてくださり、
貝合わせが手元に届いた日は
本当に嬉しくて、
それからずっと手にとっては
うっとりしながら見つめる日々でした。

そして今回ついに念願叶って、
貝合わせを皆にお披露目することが
できました。

そして貝合わせで描いていただいた
色打掛を着ることができました。

コロナで先行きの見えない日々だけが過ぎ
日に日に結婚式への熱意が薄れ、
もうこのまま結婚式は
しなくても良いのではないかと
思っていました。


けれどやっぱり結婚式をしよう
というきっかけがあり、
手元にある貝合わせを見ながら
準備を進めていくうちに、
どこか心の奥でずっと結婚式を
したかったのだと再認識し、
沢山この貝合わせに支えてもらっていたのだなと実感しました。

この貝合わせはこれからもずっと、
私たち夫婦の結婚の証として、
大切に大切にしていきます。
本当にありがとうございました。」



もう、私は号泣でした。

こんなにも幸せなご報告をいただけるなんて…

沢山作れるものではないので
あまりインスタも更新していませんが、
細々とでも作ってきて良かった、と
改めて思いました。


今後も一作入魂で制作に励みます。

最後までお読み下さり
ありがとうございました。

 

 

 

和風リングピロー「花嫁の貝合わせ」

砂原貝絵堂

 

お問い合わせ、取材、メディア掲載等のご依頼はウェブサイトよりお願いします↓

【SNSリンク】