食用カブトムシを食す!!!ということで、とあるお店からご購入させていただき、食レポなどを今回していこうと思います。(一様閲覧注意)
色々な昆虫食を出してるTAKEO様の商品で、パッケージはこんな感じ。国産カブトと謎のコガネムシ系の甲虫の写真が載っています。
袋を開けてみると、ついにカブトの姿が!タイ産とのことで、種類はヒメカブトでしたね。(パッケージは国産カブトと意味わからんコガネムシだったけど)現在の日本では一部を除いて飼育ができないらしいですけど。
可愛いオス2匹とメス2匹が入ってました。
ちなみに人伝に書きましたが、10年以上前にもこの商品(カブトムシ)は食べてるらしいです(覚えてないんで初めてということにさせてください💦)他はイナゴの佃煮を食べたり、タガメサイダーとかを飲んだりして昆虫食経験があります。
実食!!!!!
まずはメスから。命に感謝にして、いただきます。
躊躇いながら口に入れ、いざ噛んでみると
バリボリバリバリボリボリボリバリバリ
と口の中で鳴り、非常に硬い。そして鼻にはエビフライの尻尾のような甲殻類に近い風味と独特な土臭さが広がる。しっかりと味わうために何回か噛んだのち飲み込み、速攻で烏龍茶を喉に流し込む。
不味くはないんだけど、美味しくはないですね…。
味に対する不快感とか表情には出てこないんだけど、一番しんどいのはカブトムシを歯で噛んでることを実感することですね。どこの部位こそは分からないですが、想像すると中々にキツイ。まあ流石に人に勧めることはできないし、リピもできないですね。
アレンジ
素(塩味)で食べて多少の臭さはあれど食えないことはなかった。では味付けをしたら臭さを半減させてもっとマシになるのではないか?と考え、味付けをしてみることにした。甲殻類の様な味がしたので、エビチリ、エビマヨ風にしてみようと思う。
チリソース
ケチャップ
にんにく
豆板醤
砂糖
マヨネーズソース
マヨネーズ
ケチャップ
砂糖
早速チリソース、マヨネーズソースを作り、それをカブトムシにあえてみた。エビチリ、エビマヨとかはエビを炒めたり、揚げたらするらしいですが、まぁ元々サクサク(?)してるんで揚げたりしなくては良いでしょうということで。
葉っぱも添えて完成!名前はエビチリ、エビマヨならぬ、カブチリ、カブマヨだろうか。ソースでカブトムシの原型こそ見えてこないが、結構美味しそう(?)に見えてくる。一様ライスも用意しております。
再度実食!
準備もできたところでいざ実食!命に感謝をしてまずはオス(チリソース)の方からいただこう。
口に入れてみて、噛む。バリバリボリボリと相変わらず硬いが、まず口の中に広がったのはチリソースの辛味。おー!これはいける!と思った矢先土の匂いがそれを吹き飛ばす!
臭えぇぇぇぇえええええ!!!!!!!!
明らかにメスのそれとは違うレベルである。一瞬頭が真っ白になる。そして噛むスピードを上げ、飲み込み、すぐに麦茶を喉に流し込む。
はっきりいってオスは不味い、メスと匂いに差があるのは謎だが、ここまで臭いとは…。そしてチリソースで半減されてたのがまだ良かったが、これを素で食べていたらと思うとゾッとする…。
気を取り直して今度はメス(マヨソース)をいただく、こちらも口に入れ、噛んでみるとマヨソースの風味とほのかに匂う甲殻類の匂いと土臭さ。こちらはオスより匂いもまだマシだったので、そのままご飯をかきこんで飲み込み、食べれた。
この2つのアレンジレシピですが、メスはまだ臭さもあったりはするが臭いも半減され、いけました。しかし、味付けをしても尚美味しいとはいえなかった…。オスに関しては当然論外。
まとめ
食用カブトムシを食べてみて、味は甲殻類のような味わいと多少の土臭さがありました。そしてオスとメスとでは土臭さに差があり、オスに関しては臭さがすごかった…。外側は硬いし、美味しくはないですが、アレンジレシピも作ってて楽しかったので、今回食用カブトムシを買って良かったです!でも飼育してたりしていつも可愛がってる分噛んでる時の罪悪感もあったりしましたが…。(食で遊ぶなって感じだけど残りのオスは標本かな〜)
しかし、繰り返す様にはなりますがオススメは当然できませんし、リピもできないかな。ですが、昆虫食の中での斬新性を求めるなら買ってみて損はないかもしれません。
それでは!






