いつものカフェで、朝のいつもの時間。
そこで、珍しく君を見つけた。

君が髪をほとんどスポーツ刈りにしているのが分かったとき、
僕は君が未だ髪を長くしていたころのことを思い出した。

白い肌、細い首。
君のうなじが、僕に「触らないで」と発していたあの朝のことを。

「へへへ」
ゆれることもできない短い髪の頭をさわりながら、君はおはようと言った。

「切ったの?なんで?」
僕が発した音はくぐもっていて、君の目を捉えることが出来なかった。

「振られちゃった。だからさ、もう女の子には戻らないでおこうって」

何故そう極端なコトになったのか、僕には分からなかった。
君は確かに、長い髪のときも時々男の人に間違えられては、いた。
しかし、だからといって、君は「女の子」だよ。僕はそう言い返すのをやめた。

僕が二度告白しても、一度体を重ねても、君は女の子のままなのに。

きりっ。

胃が痛くなるのを感じた。
君のうなじを思い出してまた狂いそうになった。

今は日に焼けた君の首が、「私女の子じゃないでしょ?」って言ってる。
僕は君の目の前の席に座り、思い切って君の目を見た。

もうあのころの君でないのが分かった。
「これから、男の人になるの?」
「わかんない。それはわかんないけど、女の子にはなりたくないな」
そう言ったときの君の困った顔に、僕はデジャヴを感じた。
急速に僕の胃が激しく痛みだし、僕は
「そう」
としか言い返せないまま二人は無言になった。

またね。彼女は言って立ち上がった。
けれど僕は一人で誓った。
君には二度と会わないし、会っても話さない。

胃がきりきりと痛み、その誓いにも哀しんでいるように思えた。
わかってる。でも。

すぎゆく君の姿は小さくなっていき、やがて僕の視界から消えた。
さようなら。

読みたい本がいっぱいあるけど、

時間って有限だしさ、

しめきりとかきまりもあるしさ、

なかなかねむいしさ、

読めないんだけど、


それは、


きっと、


読むのあきらめてるんだよ。


それか、


読むに足らない本なんだよ。


そうじゃない!って思う人も、


読んでないんだったら、

言い返せないんじゃないの?


だったら、

そう思ってさ、

読み始めてごらん

なんてね。

わたしも読んでないわけです笑

まぁ目標ってコトで。

読めるようになりたいっす。
だれか、わたしのことをみてくれるひとができるのかなって思ってた

いつか、だれかがわたしのことを誰より大切にしてくれるようになるのかなって思った

でもそれは「だれか」だってことにきづいた

「だれか」は、「だれでもいい」って意味だったってことに気がついた

だからわたしは、だれでもいいって思いながら、

だれでもいいからわたしを大切にしてほしいって思ってたんだ

そんなの、おかしいよね


わたしがいつか

わたしを大切にして

わたしのことをちゃんと見れるようになったら、

そのときは、

たぶん大切な人ができている

それは自分にとっても大切で、

相手にとってもわたしが大切であるような

そんな感じ

いつか、

いつか

だれか、

だれでもよくないだれかが

わたしでないとだめなだれかが

一緒に歩いてくれる日まで、

少しずつ、

少しずつ探すんだ

その人と

じぶんのことを