先日、父さんが内視鏡の検査をしてきた。
30年間胃の薬を飲んできた。MRIにも何も写ってなかった。
なのにPET-CTには出た。
MRIを撮って1ヶ月も経ってない。こんなに早く腫瘍はできるのかな…。
父さんも気が滅入ってしまった。

父さん、余命宣告されたらどうしよう…。
私は8月の間しか父さんの側に入れない。仕事で大阪に帰らないといけないから。
本音を言えば、ずっといたい。
いつ何があるかわからないし、後悔したくない。
家族が死ぬのが一番怖い。
父さん、母さん、弟にはいつまでもいて欲しい。
私がガンになるのは、余命少なくなるのは怖くない。
父さんのこれからは退職して、楽しめるはずなのに。

最近、父さんの前で泣いてしまう時もある。
頑張れ!治る!そう言うのが普通なんだろうけど、弱気な父を見ると我慢できない。
「もう駄目って思うんやったら、好きなことしたらええ。検査も抗がん剤もせんでええ。煙草も吸えばええ。」
そんな事を言ってしまった。
私はなんて弱いんやろ…。
父さんは「大丈夫やけん」と。

がんセンターに行くのが怖い。入院もできない、薬も出してくれない、行くたびに悪くなる体。
あそこには希望はない。絶望だけが待っている。