おはようございます

こんにちは

こんばんは

お元気ですか？

私は元気です。

先日、声優の久保田梨沙さんが、声優業の引退と廃業を発表されました。

私は彼女の大ファンで、とても驚き、正直、寂しい気持ちになりました。

彼女のこれまでの活動への感謝などを綴ったお手紙は送ったところですが(元事務所のマウスプロモーションが受け付けてくれています。マウスプロモーション素晴らしい)、改めて｢久保田梨沙さんは素晴らしい｣というのを残したく、ブログを書きます。

私がくぼりささん(久保田さん公認ニックネーム)を知ったきっかけは、アプリゲーム｢天華百剣―斬―｣の｢八丁念仏｣というキャラクターでした。

中二病強がりキャラ。かわいい。

その後、マチアソビのステージでくぼりささんを初めて拝見することになるのですが、マイペースに、一生懸命に話していました。

さらにその後、マチアソビ恒例のサイン会で初めての会話。

ステージにいたときよりも落ち着いている感じのくぼりささんは、

｢八丁念仏ちゃんが好きで！｣と話す私に

｢昨日のお渡し会、来ました？｣の質問。

｢実は行けていなくて…｣と返すと

｢じゃあ！｣と言い、自分のバッグを開け、お渡し会で渡していた｢八丁念仏のカード｣を出し、サインを書いて渡してくれたのです。

そのときくぼりささんは、100人近くのファンを相手にサインを書いていました。

すごく大変だったと思うのに、１人１人に丁寧に接してくれる姿がすごく素敵で感動して、私は彼女の大ファンになりました。

（サイン会でいただいたサイン２つ）

どのくらい大ファンになったかというと、名作｢このはな綺譚｣のイベントで、個人でフラスタを出したくらいです。

映像化されていないイベントなので詳細は省きますが、くぼりささんの頑張りが光っていた、すごく素敵なイベントでした。

個人的には、自分が台本を考えたショートコントをゆうぽんとしゃわこさんが舞台で披露してくれたのも印象深いです。

（久保田さん宛てに出したフラワースタンド）

くぼりささんは様々な作品に出演されましたが、個人ラジオはしばらくなく、たまにラジオにゲストとして出演されるようになります。

このはな綺譚ラジオ、天華百剣ラジオ、KING'S RADIO、田中貴子のradioclub .jp,異世界スローラジオ、松田利冴と遊んでおくれよ等。

だいたい全部聞きましたが、くぼりささんは基本的にゆっくり話していました。

その理由はくぼりささん曰く

｢言っちゃいけないことを言わないために、よく考えてから話すから｣

早いレスポンスを求められるラジオで、それをマイナスだと思う人もいるかと思いますが、私はくぼりささんの話し方が好きでした。

｢間違わないように丁寧に、ちゃんと伝わるように話す｣という話し方を続けられるのは、｢誠実さ｣だと思うからです。

少しゆっくりでも、くぼりささんの言葉からは、キャラクターや作品への｢愛｣がしっかり伝わってきました。

それらを経て、

｢ラジオどっとあい　久保田梨沙の一人はつらいよ｣が始まります。

初めての冠ラジオ。

毎回とても緊張されていましたが、くぼりささんらしく丁寧に、同時に楽しくトークを届けてくれて、すごく楽しいラジオでした。

ラストには毎回｢だるま落とし｣が行われていたのですが、くぼりささんの｢素の感情｣が聞こえて、すごく面白かったです。

（ラジオ最終回でいただいた「ダルマ落としの木槌の上の部分）

テレビアニメ｢このはな綺譚｣、｢ラピスリライツ｣、｢おちこぼれフルーツタルト｣、｢100万の命の上に俺は立っている｣など。

どの作品でも、くぼりささんは素敵な演技を届けてくれました。

個人的には、マウスショップで販売しているボイスドラマシリーズ｢マウスシアター｣のvol.54から収録されている｢私は断じて負けヒロインなんかじゃない｣の演技が大好きすぎるので、皆様聞いてください。

くぼりささんがTwitterを閉じる最後の日、くぼりささんはたくさんの人にリプ返をしていました。

何百人に返していたか分かりません。

私もありがたいことにリプをいただきました。

出会ってから６年。

引退の発表を見て、私なんかの応援が力になれていたのか、足りなかったんじゃないかという思いが頭の中をぐるぐるしていたのですが、くぼりささんの言葉を見て、全部届いていたんだと、記憶に残る応援ができていたんだと分かって、表現が違うかもしれませんが｢良かった｣と思いました。

残されたファンにできることはなんだろう。

その人の幸せを願うこと。

作品を楽しむこと。

何より、忘れないこと。

これからも私はきっとオタク飲みで、｢久保田梨沙さんは素晴らしいぞ｣という話をすると思います。

もし目の前でその話を始めたら、聞いてやってください。

そして、久保田梨沙さんという素晴らしい声優さんがいたことを、忘れないでいてください。