皆さんこんばんは。お元気ですか?
私は金曜日にお腹を壊してしまいました。夕食に生サラダとカップそばを食べたのですが、それが合わなかったのかもしれません。土曜日に整腸剤を処方してもらい、今はだいぶ落ち着いてきました。
さて本題です。
今日は、うちのご利用者様、田滝さん(仮名・男性・独居)のことを書こうと思います。
田滝さんはマンションの最上階にお住まいで、玄関を入ると2階へ続く螺旋階段があります。普段はかつらを着用されています。
現在のサービス内容は、
・1日2回の服薬介助(手渡し・内服確認)
・週1回の通いサービス
小規模多機能居宅介護は、「通い(デイサービス)」「泊まり(ショートステイ)」「訪問」を一つの事業所で行う仕組みです。同じスタッフが関わることで、生活全体を支えることができます。
水曜日の朝、服薬介助に訪問したヘルパーから報告がありました。
螺旋階段に血のついたかつらが落ちていたこと。しかし田滝さんはかつらを着用しており、ずらして頭部を確認することはしなかったとのことでした。歩行状態も確認していませんでした。
その後、近隣のご友人がクリニックへ連れて行ってくださいました。
昼過ぎ、クリニックから事業所へ電話がありました。
「これから大きな病院へ搬送するので、付き添いをお願いできないか」とのことでした。
ケアプランには通院介助は入っておらず、私は午後にモニタリング訪問も控えていました。これまで田滝さんはお一人で大きな病院を受診されていたため、状況が把握できないまま即答はできませんでした。丁重にお断りし、ご家族(甥御様)へ連絡していただくようお願いしました。
夕方、ご友人が大きな病院まで付き添ってくださり、手の処置を受けたと連絡がありました。入浴は2〜3日控えるよう指示が出ました。
翌朝、看護師が訪問し、かつらをずらして頭部を確認。外傷を発見しました。脳外科を予約し受診しましたが、医師からは救急外来受診を勧められました。しかし午後の時間帯では受け入れ先が見つかりませんでした。
その後、看護師から「どう判断しますか」と相談を受けました。
もし頭部打撲があれば、最も懸念されるのは硬膜下血腫です。48時間以内の対応が重要になります。
しかし私は医療職でも管理者でもありません。最終判断を求められる立場ではないはずです。それでも状況は待ってくれません。
甥御様へ連絡し、
・救急搬送する
・翌日改めて受診する
・ショートステイで経過観察する
という選択肢をお伝えしました。
最終的に、ご本人の意向も踏まえ、様子を見て翌日受診することになりました。
金曜日は、モニタリング3件、新規ベッド搬入の立ち会い、役所での手続き、配食サービスやおむつ申請など、息つく暇もない一日でした。
結果として、田滝さんは硬膜下血腫ではなく、足も打撲のみでした。
大事に至らず、本当にほっとしました。
しかし今回の件で強く感じたことがあります。
水曜日の時点で、頭部確認を徹底していれば、もっと早く状況を把握できたのではないか。
そして、頭部外傷のリスクについて、スタッフ全体での共有が十分ではなかったのではないか。
私自身も、あの時もっと具体的に指示を出せたのではないかと考えています。
小規模多機能は「チーム」です。
誰か一人の判断ではなく、全員の意識と知識が利用者様を守ります。
今回の出来事は、チームとしての課題を改めて教えてくれました。
私は時々思います。
現場で起こる出来事は、ただの業務ではなく、魂の学びでもあるのではないかと。
今回、恐れと責任の狭間に立たされたこと。
それでも冷静に向き合えたこと。
それは、私に与えられている役割を改めて確認する時間だったのかもしれません。
守るべき命がある限り、私は逃げない。
この経験を、チームの成長へと変えていきます