夢ではないかと思いました
あなたの言葉の海
寒さで身を硬くしていた私
今までの時間をそのままに
あなたは丸ごと包んでくれます
驚きが笑顔に変わった時には
私はあなたの胸に飛び込んでいたのです
溶けていく
白いひこうき雲が青空に消えてゆくように
手を・・つなごうか
夢ではないかと思いました
あなたの言葉の海
寒さで身を硬くしていた私
今までの時間をそのままに
あなたは丸ごと包んでくれます
驚きが笑顔に変わった時には
私はあなたの胸に飛び込んでいたのです
溶けていく
白いひこうき雲が青空に消えてゆくように
手を・・つなごうか
夜風を髪に受けながら
金平糖の空を見上げた
コップの中の全てが自由な小さな世界
泡の中に君を見つけて
人目もはばからずその胸に飛び込んだ
長い針と短い針が出会うまで
胸の中で短い眠りに落ちる
ひっくりかえしてごらんよ
君まじりの夢がこぼれて
ほら
またドキドキしはじめた
証を刻んでね
次に会える日まで
消えないように強く
目を閉じたなら
君の宇宙が広がって
私は今夜も君の名をよぶ
夜空を指さして
ひしゃくの場所を探してる
ちいさな工業都市の夜景が
二人を無口にしていく
・・私のどこがいいの?
不安な眼で見上げても
あなたは微笑んだまま答えない
胸の鼓動が激しくなって
私は気持を悟られないように目をそむけた
大きな腕で抱き寄せられた
静かな星のまたたきの下
心を込めてキスをした
考えるのはもうやめた
私はあなたが大好きだし
あなたもこんな私でいいと言ってくれる
それでもう充分なんですね