久しぶりの母日記シリーズ
しかも10月頭の母の引越しの時の事
書いたのは10月の終わり
自分のために今頃やっとUP(≧∀≦)
長いです〜笑




ずっと書きたかったのに
なかなか書けなかった

ちゃんと書こう
ちゃんと書きたい
って思っちゃうんだよね

どんどん時間は経っていって
鮮やかな記憶はセピアになっていつしか忘れてしまうのに
もちろん
それはそれでいいのだけれどね


10/1は父の命日
10/2は母の誕生日
そして
今年の10/3に母はホームを引っ越す事となった

それまでの疲れが溜まりに溜まり
9/30
 はなんと携帯を家に忘れて終日アタフタ過ごしてしまった💦


さすがに10/1は疲れがドッと出て昼のzoomクラスさえ出来る気がしなかったが、ちょうど先方の都合で当日キャンセルに!
いつもならガッカリするところだが、思わずこの日は天の助けと思っちゃった(≧∀≦)
10/2は終日シナリオクラブ
帰りに各所に持っていく手土産の菓子折を買い込んで夜遅くに帰宅すると

旦那がハンバーグを作ってくれていた

美味しいしありがたい!



けど明日は早朝に家を出て乗り打ち引越しだ!

家を空ける時は
生ゴミの処理など、いつもより沢山やる事がある
仕事でクタクタだし
もう日が変わる時間だし明日も早いし
明日の支度もして早く寝たいのに

旦那は作るだけ作ったら
片付けは何もせずにいつも寝てしまう

油まみれの台所を片付けて
部屋を片付けて
自分の支度をしたら
もう夜中だ

2〜3時間寝られるか?


もうー!
旅行の前日は自炊禁止‼️
と疲れてイライラしてしまう😢

夜中の旦那のイビキもうるさくて
結局ほとんど眠れないまま朝を迎え
ちょっと不機嫌にコーヒーを淹れてたら
なんとペーパーフィルターにお湯を注いでる途中でフィルターごとコーヒーをひっくり返してしまった‼️

私が朝から疲れ果ててるのを見て
昨日散らかすだけ散らかして先に寝ちゃって一晩中イビキかいて悪かったと思ったのか?笑
旦那が片してくれた😢

つい旦那に当たってしまうんだけど

実家に行く前後はどうしても
不安が募り気が昂ってイライラしてしまう

まぁ何とか支度を終えて
家を出るも
階段でつまづいて落ちそうになる

全く私はわかりやすい😅


新幹線には無事に余裕で乗り
車内で星読みをしながら京都に着くと
東京より少し暑く感じる

そういえば
この日の天気予報は30°近い夏日だった


乗り換えて奈良に着き
レンタカーを借りて
母のホームに向かう

新しい引越し先のグループホームの管理者の方が大きな車で手伝いに来てくれている
本当にありがたい😭


ホームに着くと
責任者は私の顔も見ないし話もしない
このホームの責任者の方が私はとても苦手だった

感情で捲し立てて、こちらの話を聞かない
勢いで思いついたことをポンポン言うから覚えていない
私の性格や生活にもダメだしをしてくる
(心療内科にかかれとか何故もっと働かない?とか生保は税金ですよ!とか…余計なお世話だ!)
とても威圧的で相手に有無を言わさない(^◇^;)
仕事ならともかく
プライベートで弱り切っている時に
これは本当にキツかった
何度も何度も不機嫌に叱責され
私はかなり傷つき疲れ果てて軽く鬱になってしまっていた

そもそも
認知症の専門スタッフがいるから1日も早く入所しましょう!
と何度も言われ私も背中を押されて踏み切ったのだ
だが入ってみたら認知症に詳しい人など居なかった

母の一挙手一投足に文句を言ってくる

母が自分のテレビのコンセントを抜いただけで
そんな事する癖があるなんて聞いてません!
入る前に教えてくれなかった!
と何度も叱責された

待機電源を抜くのは常識だと思う

と答えたが

電話の度に
お母様がこんな事をする
お母様はこんな事を言う
手がつけられない
どうすればいいんですか⁉️
と言ってくる

私が母に手紙を書いただけで
大騒ぎして電話がかかってくる
怖くて手紙も書けなくなってしまった


ケアマネさんも訪問看護のスタッフの方も
認知症の初期症状としては珍しくないし
騒ぎ過ぎだと思う
と言ってくれたが

とうとう
その訪問看護さんさえ
来ないでくれ
とコロナにかこつけ勝手に断ってしまっていた!

とにかく
一時が万事そんな感じで
気まずい関係ではあったが
顔も見ないし話もしないってのは
さすがにどうよ?

と少し呆れてしまった


母の部屋に入ると

引越しって言われたの
どうしたらいいの?

と今にも泣きそうだ


大丈夫大丈夫!
お母さんはロビーでお喋りしててね
私達が荷物をまとめるからね

と母を下に下ろして
荷造りだ

この時点でちょっともう気が遠くなる

もともと
バラッバラの衣類や何やかや
大したもんはないけど
捨てるのか?使えるのか?
もはや全てゴッチャマゼだ😂

何も考えずに
手当たり次第ダンボールに詰め込んで
とにかく車に運んだ

老人の一人暮らし
まだ一年住んでないし家具もないのに
荷物って結構あるんだな

東京に戻ったら捨てよう!
断捨離だ断捨離!
と強く思いながら
ホームを出る


ホームを出る時
「お世話になりました。ここで暮している間とても幸せでした。ありがとうございました」
と母は頭を下げていた

びっくりした
引越しを理解してるのか?
それも不安だったのに
母は立派にお礼を言ったのだ

短期記憶は全くないし
引越しだって良くわかってないようだが
芯のところでは
何かを感じ取ってちゃんと理解してるんじゃないか?
昨年このホームに転居した時もそうだったが

私達があれこれ奔走して
色々手続きをして
事を進めているように見えて

結局決めているのは
母、本人なんじゃないだろうか?

いつもそう思う

私達は母が決めた事を
ただ実行させられているだけなのだ

そんな気がしてくる



新しいグループホームに何とかお昼過ぎに入り
母は着くなりお昼ご飯を食べた

私達はその間に休む間もなく
母の部屋に荷物を運び
暮らせる部屋にしなくてはならない
頭が真っ白になりながら
荷物をしまっていく

この時点でお腹も空いたし
かなり疲れてきたが
食べるヒマはない

というより忘れていたので食べ物がない(^◇^;)

早く終わらせるしかない

三時のオヤツの時間には
母の部屋の片付けと
もろもろ書類の手続きを終える事が出来た

前日が誕生日だった母のために
ホームがケーキを用意してくれていて
皆で祝ってくれた

なんだか泣きそうになった






グループホームなので
入居者は全員が認知症だ

皆さん
子供みたいに澄んだ目をして良く笑う
急に不機嫌になるお婆ちゃまを
ツンデレ可愛い〜と職員さんがあやす

前のホームは
認知症は母だけで
他の皆さんは身体が少し不自由なだけの方が多かったが誰も笑ってなかった
母も他の入居者の方ももちろん職員さんも
笑ってるのを見たことなかった
(入居前の見学の時は笑ってた😅)


ここに馴染んで
母が笑って暮してくれたら

そう思い心が緩んだ




フラフラしながら
グループホームを後にして

実家の近くのスーパーに寄ると
従姉妹に会った
実家の大家さんの娘にあたる

ちょうど連絡するところだった!
と手土産を渡して明日またお邪魔する

と伝える

母の出た後の実家の大量の荷物の撤去が残っており、かなりお金がかかりそうで、これはこれで憂鬱なのだ

まぁこれは明日の話


9月いっぱいお世話になった
デイサービスさんにご挨拶に行く
昨年に通い始めた最初にご挨拶に伺った時から一度もお話していない

母はなぜか?
このデイサービスさんを気に入っていた
他のデイサービスは頑として拒んだが
なぜかここは最初から楽しそうだったのだ
色々思い出されてちょっと切なくなる

お礼を言って後にするともう夕方で
すっかりお昼を食べ損ねてしまったが
もはやとにかく横になりたい

結局なにも食べないまま
やっとホテルにチェックインする
もう実家は泊まれる状態ではないんだが
正直ホテルに泊まる方が何十倍も気が楽だ
ストレスは雲泥の差だ!


今回はやっとGOTOが使えたし
ビジネスホテルとはいえ観光地のど真ん中だ
部屋の窓から五重の塔も見えて
一気に気が緩み

服も着たままそのまま寝てしまった