こんにちは
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
先日、NHKでやっていたドキュメントを見てました。
生まれつき障害のある赤ちゃんの、特別養子縁組をサポートする活動をしている
牧師さんを取材したもの。
障害のある赤ちゃんを育てられなかったり、
家族の反対があったりして、
養子縁組を希望する親御さんが多く、
でも赤ちゃんを受け入れてくれるところは少ないそうです。
牧師さんの活動は、
赤ちゃんが障害をもって生まれてきたことを受け入れられない
お母さんたちの相談に乗るところからはじまるのだけど、
その相談内容が切実で、胸が痛みました。
あるお母さんは、
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障害のある子を育てる自信がない
なんでうちだけ?と受け入れられない
両親からは「病院で安楽死させてもらえ」と言われていて、毎日泣いている
\
と苦しんでいました。
それぞれの家庭の事情もあるし、
特別養子縁組をした方がいい、しない方がいいって、
答えはないものだけど、
赤ちゃんを手放したお母さんは、いつかどこかで、
その罪悪感や喪失感と向き合う日がくるんだろうな、と思います。
そして、それは苦しいだろうな。
不登校でもそうなんだけど、
「自己責任」っていう言葉が、
苦しまなくていいことで、苦しむ人を増やしているように思う。
子どもは、みんなの未来
私たちの老後を支えてくれるのは、新しく生まれる子どもたち
って言いながら、
ちゃんと育てるのは親の義務っていう空気があって。
親も、子どもを育てるのは自分の責任、人に頼ることは、恥ずかしいこと、
って思い込んでいる。
私もそう思っていたから、分かる気持ちもあるけど
全部ひとりで背負わなくてもいい、
サポートを受けながら育てたらいい、
もう無理!ってなったら、誰かに頼ればいい、
それが当たり前になったらいいなぁ
って思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました