ドラマ『パーフェクトワールド』を観ていて思ったこと。

昔からよくあるありきたりな障害者と健常者(使いたくない言葉)の恋愛ものだと思うけど、
自分が障害者になって観ていると、
「そうだよね」「悔しいよね」とつい感情移入することがある。

私は歳を食っているから、これから先に恋愛で障害が壁になるような事はないけれど、若い障害者の人が観たらどう思うのかなあ…。


「障害者」という表記について10年くらい前から「害」を使うべきではないからと「障がい者」「障碍者」と書くのを推奨するようになった。
私は介護士だったから施設の方針で「障碍者」と書いていた。

でも当時勤めていた身体障害者施設の入居者に聞くと、
「そんなのどっちでもいい」
「字が変わっても世間の差別は変わらない」
「変に気を遣われてるようで却って嫌だ」
と言う人が多かった。

出生時から障害を持った人と中途障害者。身体障害者と精神障害者。
障害者になった原因によっても人それぞれ考えは違う。
それが当たり前なのだから統一する必要があるのか。

社会的弱者?
ハンディキャップ?
不自由?

健常者って何が健常なの?

障害って何に対して支障があるの?

普通って誰が決めるの?