誰よりも愛している人
大学に合格できたのは良かったが知り合いが誰も居ない。
友達をつくるのがあまり得意でない僕としては結構きつい状況だ。
そんなとき初めて僕に話しかけてきた一人の男。
名前はトム(偽名+日本人)。
僕とトムは話し合ううちに仲良くなり授業も毎日隣で受けるようになった。
トムはバイトもサークルもしていないめずらしい男だ。
おれもバイトもしてないしサークルも週二回しかない小さいフットサルサークルに入っているだけだった。
二人とも大学の授業が終わると果てしなく暇だった。
僕は授業が終わるとトムに家に行くようになった。
ゲームをしたり、くだらない話をしたりして暇を潰していた。
トムには大阪に中学からつきあっている彼女がいた。
三年間もつきあっていることもありかなりイチャイチャだった。
彼女からは月に一度くらい贈物がきていたし、トムも彼女からメールが返ってこないとすごくテンションが低かった。
