みなさん、こんにちは![]()
生憎の雨ですがいかがお過ごしですか?
あれからもう1ヶ月以上経ってしまったので、
ご報告が遅くなりましたが・・・・
4月27日の深夜2時半頃に無事、赤ちゃんが産まれました![]()
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母子共に健康で、順調に回復していたために、
5月1日に退院出来ました。
今回は出産の経緯についてお話しさせてください。
4月25日の朝に陣痛促進剤を打って陣痛を待ったものの、
赤ちゃんがしんどいサインを出して来たために中断。
次の日の26日の昼頃に退院し、一時帰宅しました。
めっちゃ重たい入院用のバッグに、
病院でいただいた入院時のアメニティ用のでっかいバッグが追加されて大荷物だったので、
もちろんタクシーで帰って来ました![]()
一時帰宅して、溜まっていた洗濯物を片付けたかったんですが、
この日は生憎の雨模様
だったので、諦めて明日にすることにしました。
ただ、いつ陣痛が来るかはわからないので、
入院用のバッグの準備をもう一度再確認しておくことに![]()
実際に入院してみて、
あった方が良いものや、いらないものが見えて来たので、
もう一度選別してみました。
実はこの時、再確認しておいたことが後々に良かったと思えることになります![]()
その後、食材の買い出しに行ったり、夜ご飯を作ったり、
お風呂に入ったりと、いつも通りの日常を送っていました。
そして深夜、0時を越えて、
日付は27日に変わり、布団に入ってうとうとしていたら、
突然激痛が来ました![]()
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深夜1時50分頃、一発目の痛みから、
陣痛促進剤を打ってマックスにお腹が痛い時よりも遥かに痛くて、
「これは病院に行かなヤバいやつや![]()
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」
と直感的に感じて、飛び起きてすぐに病院に行く準備をしました。
その後、すぐに病院にも電話して、
タクシーの手配もしました。
もうこの時点で、うずくまるほどの痛みが定期的に来ていました![]()
タクシーもすぐにつかまり、パパが入院用のバッグを運んでくれ、
タクシーに乗り込みましたが、
タクシーの中で痛みは増すばかりで、
「いーたーいー!!!!!」
「イーターいー!!!!」
と、苦しそうにうめき声をあげていたので、
運転手さんも気が気じゃなかったと思います![]()
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(陣痛タクシーではなく普通のタクシーを使いました)
破水しても良いように、バスタオルを敷いて乗り込みました![]()
10分もかからず病院に到着、
病院玄関には車椅子が準備してあったものの、
看護師さんは見当たりませんでした。
私は痛みのせいで自分で歩くことができず、
タクシーから降りれたものの、玄関前でうずくまって動けずにいました。
タクシーの運転手さんが心配して荷物を運び出してくれ、
「妊婦さんですか?」
と聞かれ、
「そうです、もうすぐ生まれそうでして・・・」
というと、状況を理解してくださったようでした![]()
そして私がこれ以上痛みで動けそうになかったので、
「看護師さんを呼んでもらえませんか?」
とお願いして、タクシーの運転手さんに病院の職員の方に声をかけてもらいました。
病院の玄関前は、その日、雨が降っていたせいで、
地面が雨で染みていました。
自分の服にも水が染みて来ました![]()
看護師さんを待って10分くらい経った頃でしょうか、
2人の助産師さんが走って駆けつけてくださりました。
どうしてもっと早く来てくれないのか、早くしてほしい〜と焦る気持ちばかりが募り、
この待ち時間がとても長く感じました。
私の様子を見て、心配してタクシーの運転手さんも、
看護師さんが来るまで一緒に待ってくださっていたんですが、
「なんで早く人が来ないんや?ゆっくりしてんなぁ〜」
と嫌味っぽくおっしゃっていました。
後で助産師さんに聞いた話ですが、
この時、夜間の救急患者の受付をしている職員の方が、
状況を把握していないせいでのんびりしていたために、
助産師さんへの取次がスムーズじゃなかったみたいでした![]()
助産師さんは私が病院に電話した時点で、
状況を正確に把握してくださっていて、
連絡を受けた時点で走って駆けつけて来てくださったこと、
最悪、赤ちゃんを産み落とす可能性を考えて、
その場合に備えて、赤ちゃんを抱き上げる準備をして降りて来てくださったとのことでした。
自分でもこのまますぐに生まれることは感じていたので、
状況を正確に把握していた助産師さんの発言と行動を見て、
さすがベテランの方だなぁと後で思いました![]()
話を戻して、降りて迎えに来てくださった看護師さんが、
うずくまっている私に駆け寄って来てくれて、
車椅子に乗せてくださり、そのまま分娩室まで運んでくださりました。
分娩室では、いつでも出産ができるようにスタンバイされていて、
私はそのまま分娩台に上がり、靴やらタイツやらを脱がしてもらい、
そのまましばらくしたら、一人の助産師さんから
「もういきみたくなったらいきんで良いよ
」
と言われました。
この時、もう子宮口は全開だったそうです。
激痛がきて、痛みが引いて、また痛みがきて、引いて、の間隔が、
かなり短くなっていて、その痛みも増して来ていたので、
痛みで声を上げて叫んでいました![]()
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でも、助産師さんに、
「声で叫んでしまったら、いきむ力が分散されて逃してしまう。
もっとしんどくなるから、叫ぶんじゃなくて、
うんちをきばるような感覚で力を入れてみて。」
と言われて、約3年ぶりの出産だったので、
「ん?いきむってそんな感覚だっけ?」
と思いながら、どうやって力を入れるのが良いのか、色々やってみました。
痛みでパニックになりつつも、
上の2人を産んだ経験があるので、
どこかで冷静な自分もいて、
助産師さんのアドバイスもちゃんと耳に入っていました。
「そうそう、上手だよ〜。もう赤ちゃんの頭が見えてるよ〜。
その調子でもっといきんで
」
と言われたものの、
妊娠中に全く運動をしてこなくて、
腹筋がないせいか、
私としては、めぇぇぇぇぇっちゃ腹筋に力を入れていきんでいるものの、
赤ちゃんが一向に出てくる気配がなく、
ただただしんどいだけな気がして意識が遠くなっていました![]()
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途中でめっちゃ疲れてしまい、
助産師さんからのいきめコールを無視して休みたかったんですが、
そういう雰囲気でもなく、
とにかく無理してでも言われるがままに何度も腹筋に力を入れて、
うんちを出すようなイメージで、頑張りました。
(汚い表現ですみません
)
自分の感覚としては、筋トレで1回も腹筋が出来ない人が、
100回やれって言われた感覚でした![]()
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それぐらい本当にしんどかったです![]()
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しばらくしたら、助産師さんの助けもあって、
赤ちゃんがぬるっとした感覚と共に、やっと、やっと、やっと出て来ました![]()
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3455グラムの女の子でした![]()
(こちらは退院してすぐの写真です)
生まれてすぐに助産師さんが、私のお腹の上に赤ちゃんを乗せてくださったのですが、
結構重たく感じて、
「こんな重たいのがずっとお腹の中に入ってたのか![]()
そりゃしんどいし、それでも動き回ってた自分は本当に偉いしよく頑張った
」
と自分を褒めました![]()
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陣痛開始から出産まで、
トータルで49分しかかかっておらず、
助産師さんもびっくりの短さでした![]()
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その後、赤ちゃんが子宮口から出てくる際に裂けた部分を縫合してもらい、
2時間ほど分娩台の上で休みました。
その間に、自宅で上の子2人をみてくれているパパにテレビ電話をして、
出産を終えたことを報告、
赤ちゃんの顔を見せました。
ついさっき、タクシーまで荷物を運んでくれたところだったので、
すぐに連絡が来て、
「早かったね
」
とびっくり![]()
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そして
「お疲れ様」
と労ってくれました![]()
通常、陣痛は最初は弱い痛みから、だんだん痛みが強くなるものですが、
私は一発目からうずくまって動けなくなるくらいの痛みで、
しかも痛みが始まってから分娩台に上がって赤ちゃんを産み終えるまで、
本当に時間との戦いで、ちょっと判断が遅れていたり、タクシーがもたもたしていたりしていたら、
病院に到着前に産んでしまっていたかもしれないのでヒヤヒヤしましたが、
無事、分娩台の上で出産し、
出血の量も少量で安産だったので、
ある助産師さんに、
「最小限の苦しみで産めたので、良かったんじゃないですかね」
と言われました。
確かにそうかもしれないです![]()
ただ今回の出産は、いきむのが本当にしんどかった・・・・![]()
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上の2人の出産の時は、
もちろん自分で力を入れていきんで、赤ちゃんを出そうとしていたと思いますが、
どちらかというと、自然といきみたくなって、
無我夢中でその感覚に従っていきんでいたら、
赤ちゃんが自然と出てきてくれた、
というような感覚でした。
なのであんまり自分が腹筋を使ってしんどい思いをしていきんだ、
というイメージはありません。
だから、2人とも子宮から外に出た時、
「え?もう出てきたの?思ったよりも楽に赤ちゃんが出てきた
」
という感想でした![]()
でも、今回は、どれだけ自分が頑張っても、
全く外に出て来てくれる感覚がなかったので、
ただただしんどくて、ゴールのない無茶な筋トレをさせられている感じでした。
年齢のせいでしょうか![]()
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その日、深夜2時頃に病院に到着し、
分娩台の上での出産、その後の諸々の処置を終えて
ベットで寝れたのが、朝の5時半頃でした![]()
朝食までまだ時間があって寝られる余裕はありましたが、
出産という大仕事を終えて、強い痛みと、叫んだりして興奮した出来事の後だったために、
頭が冴えてほとんど寝つけませんでした![]()
その後、母子共に経過は順調で、
4日後の5月1日に赤ちゃんと共に無事退院しました![]()
長かったですが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

