心霊スポットに迷い込んだ話 | 視野が欠けていく病気を抱えて

視野が欠けていく病気を抱えて

2017年4月に強度近視が原因の網脈絡膜萎縮を発症しました。
未来のことはわからないけれど、今の私は二人の娘を育てるごくごく普通の主婦です。
可愛い娘たちのこと。家族でのおでかけ。時々、目の話。
平凡な私の、幸せな毎日の記録です。

香川県から徳島の実家に車で帰る時、高速道路を使わなかった場合、どこかの山を越えて帰ることになるのですが、今回、帰り道でカーナビが示した道は山頭トンネルを通る道でした。

 

この時運転していたのは私だったので、長いトンネルの運転は避けたい滝汗

山頭トンネルの長さは3キロ弱あります。

相変わらず、出口の見えないトンネルを運転するのは苦手ですにやり

 

それで、途中から迂回ルートに入ったわけですが、走っている途中で出てきた看板を見るとなんと「首切り峠」ポーン

 

怖い怖い怖い!なんちゅー名前つけるのや滝汗

 

ほとんど民家もなく、対向車もない真っ暗な山道をひた走る。

 

昼間のGWの喧噪よ、いずこへ!滝汗

人よいずこへ!滝汗

 

しばらく走っていると、後ろから車が走ってきたので待避所に寄って道を譲る。

 

「よし!あの人について行ったら安全に行ける!お願い

 

と思ったら、猛スピードで山道を走り抜ける車。

 

「待って、香川県民ー!!滝汗

 

そして、あっという間にまた取り残されるノロノロ運転の私の車チーン

 

地元民、山道の運転うますぎ!!ポーン

 

仕方ないのでマイペースで運転を続ける私。

 

人が通ることもわかったし、少し安心したんですが、スマホで何か調べていた夫が、

 

「あー、ここやっぱり心霊スポットやったわ」

 

と。

 

だろうね!もう名前からして危ない臭いがプンプンしとるよ笑い泣き

 

なにやら恐ろしげな話を読み上げようとする夫を全力で制す!

 

「そんな情報いらんわー!!滝汗

 

とにかくセンターラインに集中。

キョロキョロ周りを見回して、何かよからぬ物が見えたら嫌だチーン

 

「運転代わろうか?」

 

と、夫。

 

「そうやな!代わって」

 

どこか停められる所でさっさと交代!と思ったんですが、辺りは真っ暗な山道。

 

「…………………」

「…………………」

「…今降りたらあれやから、もうちょっと行こうか」

「…そうやな」

 

今ここで降りたら、家まで何かおばけついてきちゃーう滝汗

 

結局、峠を越えて国道の明るい道まで私が運転して、その後は無事に家に着きました。

 

たぶん、何も(誰も?おばけ)連れて帰ってはいないはず真顔

 

昼間に見たら、何てことない綺麗な山の景色だと思うんですけど、真っ暗な中で見る山道は本当に不気味の一言です笑い泣き

 

帰ってから思ったけど、こんな遠回りしなくても、さっさと夫と運転交代して、夫が山頭トンネル運転したらよかったじゃない!ねえ!!ムキー