「伊藤博文邸の怪事件」を読みました。

先に2巻の方を読んでしまったので、かなり期待大でした。

この本を書いた説明に、また惑わされそうになりました。

ちょっと途中なかなか展開しないので、もうすこしで読むのやめるとこだった・・・

最近我慢しながら読めなくなりすぐほうりだすんです・・・


2度びっくりしました。

思ってもみない展開だったので・・・我慢して読んで良かった・・・

私としては2作目の「黒竜荘の惨劇」のほうがおもしろかったのですが・・・


大日本帝国憲法発布前夜、明治17年(1884年)の高輪、伊藤博文邸。書生としてその洋館に住み込むことになった杉山潤之助の手記を、偶然古書店で手に入れた小説家の私。そこには伊藤博文邸で起きた怪事件の様子が、ミステリー小説さながらに描かれていた。密室で行われた殺人、庭園に残った不審な足跡、邸のまわりをかぎまわる怪しい新聞屋、伊藤公の書斎から聞こえる物音、そして第二の死体…相部屋の書生、月輪龍太郎と推理合戦を繰り返し、伊藤公の娘・生子お嬢様とその教育係・津田うめにふりまわされながら潤之助が見た事件の真相とは-。