ねえ私の作ったご飯食べてないの?

好みじゃない?美味しくない?

不満は何でも言って欲しい

褒めてくれた服着て来たの

気取ったターンに舞うスカート

桃色になる頬見逃さないわ


私の事好きにしていいのよ?

こんなのはあなただけ

だって特別なんだから


傷から漏れた悲哀しい情け

そんな寂しい笑顔はやめて

ひとりじゃ無理なら私がやるわ

あなたに捧げた心と体

いつから越えた苦しみのキャパ

そんな下手な笑顔はやめて

自分じゃ無理なら私が変える

見つけてみせるあなたの心



肝心な事は話してくれない

焦ってないただ寂しいだけ

繋ぐ手もまだ少し冷たい

ココアとミルクどっちがいい?

ふとした時の優しい顔

それをもっと増やしたい


もっと私物持ち込んで?

こんなのはあなただけ

特別なのは言うまでも無い


風に揺られて揺蕩うように

覚束無い足元はまるでシーソー

常に何と向き合ってるの?

その存在が私の不安

言わぬが花より醜い声を

割ったらわかる?その頭の中



触れても消えたりなんてしない

私の声を聞きちゃんと見て

二人の愛は同じ重さでしょ?


大切だから離れるとか許さない

悪影響かどうかは私が決める

独りよがりな情けはやめて

私の言葉に対義語は無い

どうか触れて抱いてみせて

この身の内には苦しい程の愛

さあ手を取ってあたためて

もう誰も見えない私を

愛して 愛が苦しくなくなるまで