エンジンがかからなくなったZZR1100です。
我々修理屋は自宅に引き上げに行ったとき
どのような場所に通常保管されているかもチェックしています。
今回のバイクは屋根なしバイクカバー無し雨ざらし状態
ということは土砂降りの雨の場合タンク内に水が入る
可能性があります。
修理にかかりシートを外して見たらタンクキャップからの
水抜きパイプが縛ってあります。
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もうこれは決定です。タンクに水が入ってそれがキャブに入って
エンジンがかからなくなっているということです。
タンクを外して抜いて見ると1リッターほど水が入っていました。
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ZZRにはガソリンポンプもあるので全ての水抜きが必要です。
タンクは晴天の日に外でキャップを開けて1日干せば乾燥します。
ガソリンスタンドの水抜き剤は無意味です。1年1回干すのが正解
ゲリラ豪雨では水抜きパイプも間に合いません。
屋外保管の方はタンクの上に雨が入らないようにカバーをして
車体カバーをかぶせましょう。
よくあるオーナー自身が不具合の原因を作った例でした。(*^_^*)