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FCRキャブレター取扱の要点
 
 エンジンをかける(エンジンが冷えている場合)
ガソリンコックをONにして
(確認ができる場合はガソリンが流れているかチェック)
メインスイッチをONにして
アクセルを3回ほどすばやく全開まであおる
(ファンネル仕様で加速ポンプ部分が見える場合は噴射されているか確認)
アクセル全閉でセルボタンを押す
かかったら2000回転付近で暖気をする
エンジンのヘッドを触って温かくなってきて
ゆっくりアクセルを開けてスムーズに回転が上がるようになったらOK
長い時間の暖気は必要ありません。
外気温が低くかかってもエンジンがすぐ止まるようなら再度アクセルを
3回ほどあおりくりかえす、何回かやるとかかるはずです。
エンジンをかける(エンジンが温まっている場合)
休憩などでエンジンがまだ温まっている時はアクセルをあおらないで
アクセル全閉でかけてください。
(アクセルをあおるとガソリンが濃くなりかかりにくくなります。)
かかりにくい場合はアクセルをほんの少し開けてかけてみてください。
走行が終わり長くエンジンをかけない場合は必ず
ガソリンコックをOFFにしてください。
FCRの場合ガソリンが少なくなり予備に切り替えるときに
ガソリンがうまくキャブに流れない事があります。
(フィルターなどで確認できればガソリンをチェック)
その場合は予備にしてしばらく待ってから
エンジンをかけてみてください。
走行中のFCRキャブが得意でない事
トップギヤで40キロ以下もしくは2000回転以下で走行しているとき
そのままギヤダウンせずにアクセルを素早く開けると
回転が上がらなくなり吹かなくなる状態なってしまいます。
(ガソリンの供給量より空気が多くなり過ぎうまく燃焼できない状態)
FCRはレーシングキャブレターなので
直接キャブのピストンをアクセルで引き上げるタイプです。
ゆっくりアクセル開けて合わせながら回転を上げればなりません。
加速時はギヤを落として回転を3000回転以上に上げて加速すれば
FCRの素晴らしい加速が堪能できます。
ノーマルキャブやインジェクションはアクセルをいきなり全開にしても
ゆっくり回転が上がるような構造やセッティングになっています。
その他の注意点
FCRを知らない人はアクセルを回したがるので
触らせないようにしてください。
FCRに乗ったことがない人にはバイクを貸してはいけません。
アクセルを合わせて回すことを知らないのでいきなり全開にして
大変なことになります。