Z1やZ2、Z400FXなど旧車を手に入れたらまず電装系の交換が 
最初にやるべき事です。
Z1は1972年製造、Z400FXは1979年とどちらも28年以上たっています。
カスタムなどする前に電装系を全て新品にする事が大切です。
そうすれば、カワサキのエンジンは強いので末永くトラブルなしで旧車を
楽しむことができます。遠乗りも平気ですよ。
Z1やZ2などは、PMCやドレミコレクションから発売されているパーツで
交換がほとんど可能です。Z400FXはメインワイヤーハーネスがまだ
純正部品で入手可能な機種もあります。
交換する部品ですが、
メインワイヤーハーネス、メインスイッチ、左右のハンドルスイッチ
メーター内部の配線、レギュレターレクチファイアー、イグニッションコイル
バッテリーリード(+ -)、ヒューズBOX、ダイナモからの配線
スターターリレー、ウィンカーリレー、その他不良ならダイナモ、セルモーター
などです。
特にZの場合はレギュレターとレクチファイアーが別になっていて
いまどきのICレギュレターに交換するのが決まりです。
バッテリーはYB14L-A2でもかまいませんが、液漏れが心配です。
立ちごけでも希硫酸が漏れてきて大変です。錆びます。
バッテリーをメンテナスフリーバッテリーにしたい場合は
PMCのMFバッテリー対応ICレギュレターに交換して
MFバッテリーも一緒に交換すれば液漏れの心配も無くバッチリです。
ちなみに日本のGSユアサバッテリーには大きさの合うMFバッテリーが
ありませんので、PMCのバッテリーを購入してください。
Z400FXの場合はメインワイヤーが1種類しか残っていないので
配線などを合わせながら交換が必要です。
最新のゼファー400などの配線に丸ごと交換する事も可能ですが
素人ではむずかしので電気に詳しいバイク屋さんにお願いしましょう。