こんにちは。
鹿児島県いちき串木野市の
タロットドルチェです。
前回の投稿をお読みいただき、
ありがとうございました。
投稿するかどうかは
けっこう迷いました💧
あえてブログに書かなくてもいいのでは…とも思いましたし、
お読みになって
同じように感じた方も
いらっしゃるかもしれません。
ただ、最近、ピアノ教室に
お問い合わせをいただいた方で
既に私の乳がんのことをご存知で、
私の体調を気遣いつつ
お問い合わせくださった方も
いらっしゃって…
(ありがとうございます(^^))
「なんだか、重病人のように思われていたりして…?😅」と心配になりました。
「がん」と聞くと
そう思われるのも仕方ないですよね…
話が伝わる際に
なんだか話が大きくなるのも
よくあることです(^^;
それで、自分の言葉で
ブログに書いた方がよいのでは、と思い、投稿することにしました。
お問い合わせをくださる方は
ほぼほぼブログかインスタを
お読みいただいているので。
インスタの方では
DMを何通かいただいたのですが、
「乳がん検診に行ってなかったけれど、行きます」という方も何人かいらっしゃいました。
お役に立てたなら嬉しいです(^^)
「マンモグラフィが痛いからイヤ」
という方もおられると
思いますが、
ほんの数秒の我慢です💧
頑張って耐えてください。
そして、
前回の補足ですが、
「手術後の痛みもたいしたことはなく、気分も悪くなることはなく、拍子抜けするぐらい楽なものでした。」
と書きましたが、
これは、だいぶ個人差があると思います…
決して「楽な手術」ということではありません💧
私は「すごく痛い」のを
覚悟していたので、
楽に感じたんだと思います。
乳がんでも、
いろいろな性質(がんの種類)が
ありますし、
また、病院によって
検査方法や処置の仕方が
違うこともあると思います。
また、痛みの感じ方や
どれくらい耐えられるかは
人によって違いますので、
私と同じように
初期で見つかったとしても
「とても辛かった」という方もいらっしゃると思います。
手術の体験談は
書かないつもりだったのですが、
書いてみますね。
痛いのが苦手な方は
スルーしてください(^^;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
手術前に
ネットで体験談を読みましたが、
・目が覚めた瞬間、激痛😖とか
・ナイフで刺されたような痛みがずっと続いて😖とか
・吐き気が辛かった(嘔吐した)
という方が
けっこういらっしゃいました。
部分切除の方が痛いとか?
(切除した周囲のお肉がくっつこうとするので?)
書いている方も
いらっしゃったんですけど、
どうなんでしょう…
私も手術前は
「どれくらい痛いんだろう(>_<)」と怖かったです。
吐き気もイヤだったので、
手術前日、麻酔科の先生の説明の時に
「痛みもですが、吐き気も怖いんです(-_-)」と訴えました。
すると、
「吐き気止めを使いますし、痛み止めも、使えるものを何種類か準備するので大丈夫ですよ。でも、もし痛い時は我慢しなくていいですよ。看護師に言ってもらえたら対処しますので、我慢しないで言ってください。」
と言っていただけて、
とても安心しました。
で、実際、麻酔から覚めたら
痛くもなく、吐き気もなく、
「よく寝た~!」という感じの
爽快な目覚めで\(^o^)/
↑
この部分が「拍子抜け」だったんです。
そして、翌日も
激痛とかではなかったので
「こんなに楽でいいのかな…」と思いました。
手術翌日に、看護師さんに
「痛みはどうですか?」と聞かれて
「痛いのは痛いんですけど、イヤな痛さではなく、なんというか、『痛きもちいい』感じです」と答えて(^^;
面会に来てくれた姉にも
同じように答えて、姉は
「えっ⁉️痛くないの?😲」と驚いていました。
麻酔は点滴から入りましたが、
腕に冷たいものが入ってくるのがわかり、頭が2回ぐらいクラッとした…
というところまでしか
覚えていません。
感覚としては、
一旦、深いところまで落ちて、
次の瞬間、看護師さんの
「終わりましたよ~、全部きれいにとれましたからね」という声で戻ってきた、という感じでした。
心の中で、
「あぁ、全部とってしまったんだな」とはちょっと思いました。
手術室に入って
たぶん3分ぐらいで寝てしまったので
手術室に流れていたはずの
モーツァルトを
あまり聴けなかったのが残念です(-_-)
(好みの曲を選べたので)
私の手術は午後で、
13時30分頃に歩いて手術室に向かい
姉2人に見送られて
手術室に入りました。
今回、説明の時など、
必要な時に
どちらかの姉が来てくれたので、
とても助かりました。
手術を終え、病室に戻ってきて
面会した姉達に
「今、何時?」と聞いたら
「16時45分」と教えてくれました。
「面会できるのは、17時30分ぐらいかも」と聞いていたので、予定より早かったようでホッとしました。
(手術が終わるのを待つのも、疲れると思うので)
唇がカッサカサだったので💧
「リップクリームを塗って~」と
お願いし、塗ってもらい、
姉達には「帰っていいよ~」と
すぐ帰ってもらいました。
そして、ここから
「耐える時間」が始まるのです…
手術後、一晩は
ベッドで身動きがとれないのです。
これが、けっこう辛かったです。
ひたすら耐えるしかない、という(-_-)
体中にいろいろな管とか、
左脇にはドレーンもついてるし、
足には血栓予防のポンプも装着されて、ずっと「プシュー、プシュー」と動いているのです。
ほとんど寝れず、
「一晩の辛抱だから」と
自分に言い聞かせて
ただただ、朝が来るのを
待ちました(-_-)
寝返りがうてないので
背中が痛い痛い😖😖
でも、耐えるしかない😖😖
この背中の痛さは、
何日も続きました💧
背中の痛さは、起きていると
ほとんど感じないのですが、
夜寝て、明け方になると痛いのです。
痛くて、
寝返りをうつのにも一苦労。
ベッドの柵を持って
ゆっくりゆっくりでないと
向きを変えられませんでした。
起きあがるのも、
リクライニングを使って
ゆっくりゆっくり少しずつ(-_-)
全摘した胸は
まるで鉄板が入っているような感覚だし(あるあるみたいです。今は消えました)
背中が痛いぐらい、と
思われるかもしれませんが、
たぶん、
「皆さんが想像している背中の痛さの10倍ぐらい」の痛さです。
なんだか
息もできないような感じで。
(息をすると痛いんです)
なので、入院中、
昼寝はしませんでした。
寝ると、また痛くなるから。
手術の翌朝は
採血がありましたが、
足首から採りました。
手術した左側の腕からは採血禁止、
右腕には点滴なので。
これも、けっこう痛かった💧
(すみません、痛いばかり書いてますね^^;)
看護師さんも
「すみません、痛いです。ごめんなさいね。」と言いながら採血されました。
やはり痛くて
「痛い~痛い~」と
言ってしまいましたが、
「でも、大丈夫~」とも
言いました(^^;
「大丈夫」と言えば
大丈夫になるかな?と思ったので。
それに、2年前にした
ばね指の手術の時の
麻酔の注射よりも痛くなかったし。
(この時は、指の根元に打ちました😖)
と、上記のような感じで
決して「楽な手術」というわけではありませんので、
周囲に受けた方がいらっしゃったら
気遣ってあげてほしいです。
また、手術後に
ホルモン療法で、
薬を飲む場合が多いと思います。
この副作用が辛い💧という方も
いらっしゃいます。
なので、
「手術して全部とったから
抗がん剤をしていないから
もう大丈夫でしょ?」と思わないでほしいです💧
確かに大丈夫な人もいます。
でも、大丈夫じゃない人も
いるんです…
なので、
もし、周囲に治療中の方がいたら
気遣ってあげてください。
☆私は、副作用は感じず
大丈夫な人なのでお気遣いなく(^^)
もし、これから
手術や治療を受ける方を
怖がらせてしまったら、
すみませんm(_ _)m
でも、皆、していることなので
なんとかなると思いますよ(^^)
以上、手術の体験談でした。
それでは
楽しいゴールデンウィークを
お過ごしください(^^)