地球沸騰化の時代
それでなくても日本の夏は、
五臓の『脾』の苦手な湿、
五臓の『心』の苦手な暑さが合わさり、
とても過酷な状態です。
夏バテとは、
夏の暑さによる身体の不調のこと
夏バテしていると、
熱中症発症リスクも高まってしまいます。
夏バテを予防していきましょう
こんな症状ありませんか？
猛暑で、
▢ 身体がだるい・重い
▢ 疲れやすい・疲れが残る
▢ よく眠れない
▢ 食べたくない・食べれない
▢ やる気がでない・集中力がない
▢ 下痢や便秘をする
▢ めまいや立ちくらみがある
▢ 肩こりや頭痛がある
などの体調の変化がある場合、
夏バテの可能性が高くなります。
夏バテの原因は？
①過度な冷房による冷え
血管が収縮して、
血行不良が起こりやすくなります。
そのため、身体のすみずみまで栄養や
酸素が行き届かなくなり、
細胞が元気をなくし、
夏バテの一因となってしまいます。
②自律神経の不調
冷房で室内を冷やし過ぎてしまうと、
室内と外気との大きな温度差に
身体が順応できず、
自律神経が失調状態となり、
夏バテの一因となってしまいます。
③冷たい飲食物の摂り過ぎ
胃腸が冷えて働きが弱くなり、
消化不良を引き起こし、
栄養不足になりやすく、
夏バテの一因となってしまいます。
④体内の水分・ミネラル不足
人間の身体は汗をかいて
体温の調節をしています。
汗とともに水分だけでなく
ミネラルなども消耗してしまい、
夏バテの一因となってしまいます。
夏バテ予防には？
身体を冷やし過ぎないように。
冷房の冷たい空気は下の方に溜まるので、
ひざ掛け・靴下などで
冷気から守りましょう。
温かいものを飲食しましょう。
胃腸に負担をかけない食生活を。
適度な運動や湯船に入って、
上手に汗をかきましょう。
また入浴で血行促進して、
冷房による冷えを防ぎましょう。
規則正しい生活習慣をこころがけ、
十分な睡眠で疲労回復を。
「そうめん」だけなどあっさりした
食事ではなく、ビタミン・ミネラル・
タンパク質などバランスのよい食事を。
夏の食養生は？
☆身体に潤いを生む
レモン・梅干し・トマト
☆胃腸を元気にして気（エレルギー）を養う
山芋・大豆製品・小麦・肉類
などを、積極的に摂り入れましょう。
また、
☆身体の熱を冷ます
苦瓜・なす・きゅうり
☆食欲のないときは
しそ・みょうが・しょうがなどの
香味野菜も
上手に摂り入れてください。
まとめ
漢方では、夏の不調は、主に
「暑邪」「湿邪」の影響による
「過剰な熱」「潤い不足」
「湿の停滞」が原因と考えています。
夏の不調は夏バテ、熱中症リスクが
高まってしまいます。
さらに、このような状態が長引くと
秋になっても不調を感じる
『秋バテ』も引き起こしてしまいます。
あなたの体質やお悩みの症状に合わせた
漢方を取り入れて、
夏を元気に乗り越えましょう～
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